10時間ぐらい寝て完全復活!!!
朝ごはんを楽しみに起きる朝です。
宿の外を少し散歩してみると、すぐそこが海、それも現役の漁港。気持ちのよい朝。
今回お世話になった民宿です。
朝ごはんのダイニングへ向かうと、びっくりするぐらいたくさんの野菜やお魚料理が並ぶバイキングで。
どれもヘルシーでおいしそうー。様々な野菜のおばんざいに、ホッケ焼、海老の唐揚げや蟹クリームコロッケも。朝からこれは本当にうれしい。
うにごはん、まで!うにたっぷり。
自家製のデザートコーナーも充実。
いつもあまりごはん食べない人が、3杯ぐらいお代わりしてましたw
大満足!で、1泊2食付き13,000円ぐらい。
お盆なのに。本当に来れてよかった。
お世話になりました。
晴れた日のドライブの始まりは、少し先の"神威岬"から。
女人禁制、と書かれた門をおそるおそるくぐると…
岬と、積丹ブルーの綺麗な海。すごい。
うれしくなって、となりの売店でしゃこたんブルーの積丹ラムネを買いました(*^^*)
何気にちゃんとラムネ飲んだの初めてっ。
オリーブ型のビー玉がかわいい。
今日は岩見沢へワイナリー巡りに、と思っていたので札幌方面へ戻ります。
昨日ちょっとね、気になった売店があって。
寄り道してみることに。
すみませーん、と入っていくと、なんと奥でウニの解体作業中ではないですか!!!
きゃー!きゃー!と言ってると、好きなだけ見ていきんさい、とみんな優しくて。
開けたてを見せてもらうと、ウニがたくさん昆布を食べてるの。
昨日、ウニに昆布出汁が効いてる気がしたのはそのせいね。積丹ウニの美味しさの秘密を見せてもらった気がしました。
このざるいっぱい、250g=ウニ20個ぶんぐらいで3,500円というから、破格よね。
でもそんなに食べれない〜と言うと、100gだけでもいいよ、と売ってくれることに。
雲丹漁師さんがオーナーのお店で、毎朝9:00に漁から上がるから、それに合わせて身を取る作業をしていたそう。
だから、営業は雲丹漁ができる6月〜8月の間だけ。だいたい11時ぐらいから販売可能とのこと。また来るね、というととてもざっくり住所な手書きのお名刺をくださいました(*^^*)
聞くと、ずっとお天気悪かったので、今日はひさひざに漁に出れた日だったのだそう。そんな日に出会えるなんて♡
積丹の町中にあった商店&セイコーマートへ寄り道して。ワサビとオールフリーゲット!!!笑
これで、充実のうにドライブ♡
9:00にあがった雲丹を、10:00に食べる贅沢っ。
ふと寄ったこの商店も、何気に楽しかったです。
◆丸ハ田中商店 積丹キャンプ
http://www.tanakasyouten.net/
商店のど真ん中を占領しているものがおかしいw
お魚、とくに鮟鱇が激安!!! 持って帰りたい。
ラムってこんなかんじで売られてるのや。さすが北海道っ。
外には、イカや干物が悠遊と干されていました。
次の寄り道は、余市で外せない酒屋さん。
北海道、特に余市ぶどうを使った様々なワイナリーのワインが並ぶ素敵な場所。
◆中根酒店
https://m.facebook.com/pages/中根酒店/198008916961557
KARDIが新しく北海道で立ち上げたキャメルファームワイナリーとも迷って…
今回は、小樽におととしできたばかりの、OSA Wineryの『旅』を1本お持ち帰り。
海鮮との相性が抜群らしい。楽しみ!
そして、次に北海道にきたら必ず、と思っていた余市と小樽の間にあるパン屋さんへ。
◆Aigues Vives (エグ・ヴィヴ)
https://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010601/1004949/
高台にあるお店からは、海が眺めます。
私の愛してやまない、フードコラムニストの門上さんが、一番おいしいクロワッサン、と賞賛していたのがこちらのもので。
ハードパンは予約で売切れで、まさかのクロワッサンも私の前の家族さんで売切れてしまったの!
だけど、その家族さんに懇願してひとつ譲ってもらいました笑
食いしん坊でごめんなさい、本当にほんとうにありがとうございました(;ω;)
そんな風に、文字通り頂いたクロワッサンは、ほんとにほんとに日本一おいしくて!!
大きく焼いてあるからかな、どこをとってもさくさくでバターのうまみたっぷり。
ぺろっと食べてしまいました。
時計をみると、もうお昼時。
やばいやばい、寄り道しすぎて岩見沢にとっても遅れをとってしまいましたw
小樽から高速でぴゅーんと1時間、食べてばっなりですが、やっぱりお昼ごはん。
◆スープカレー くーかい?
https://m.facebook.com/kukai45395/
岩見沢でスープカレーならここ、と思っていたの。地産地消をコンセプトに、具材は、岩見沢、空知、北海道、国産の順にセレクトしているのだとか。
案内されたお席、かわいいっ。きゅん。
一番人気のカリッとチキンカレー 1,000円は
豆乳とココナッツベースの黄色スープで。
北海道らしく、磯海苔(+80円)もトッピング。これが大正解!!!びびるうまさ。
お肉も、1回煮込んだ骨つき鶏を揚げているから、ほろほろ&香ばしくとてもおいしい。
手作りラムカレー 1,000円は
玉ねぎと鶏ガラの赤いスープで。
こちらも、ダシにラムの風味が滲み出ていてクオリティ高すぎるー。
過去最高においしいスープカレーでした。海苔のほう!ご馳走さまでした。
岩見沢巡りの次の目的地はこちら。
◆市川燻製屋本舗
http://www.ichikawakunseiyahonpo.com/
3年ぐらい前かな、神戸大丸の催事で出会って。いろんな変わり種の燻製がどれもこれもおいしくて、いつか来たいと思っていたの。
色々と迷って、とうふ&チーズのスモーク、大豆の燻製、じゃがころスモーク【ミルク】を買いました。
とうふのスモークは、北海道の鶏醤を使用しているというから期待ふくらみますっ。
来れてよかった。
そして、そこでもらった岩見沢のフリーペーパーでどうしても気になったここへも。
◆きじ料理専門店 きじまるくん
http://kijimarukun.web.fc2.com/
すごいー!きじってちゃんと食べたことない。鶏より歯応えがあっておいしいのやって。
ワインと合わせてとおすすめされていた、きじ粗挽きソーセージを買いました。
健康的に飼育された岩見沢産のきじ肉100%のソーセージは、今年訪れた、ドイツのシュバルツバルド地方の伝統製法でつくられているのだとか。燻製ちゃんです。食べるのたのしみー!
駐車場には、きじちゃんもいました。
このカラフルなのが雄なのだそう。
さてさて、やっと。やーっとのワイナリーです。寄り道しすぎ♡
◆宝水ワイナリー
http://housui-winery.co.jp/
空知にある、ぶどうのなみだの舞台にもなったワイナリー。
映画を見てから、一度来てみたくて。作るワインを札幌で飲んでから、やっぱりと。
ワイン畑を望む丘にあり、とても綺麗です。
2階にはこんな素敵なお部屋が。
試飲させてもらうと、どれも糖度の高いぶどうからの甘やかな香りが心地よく、とても女性らしいワインたちでした。
もうあかんよね、食べ過ぎよね、と言いながら。
赤ぶどう ソフトパフェ 400円を♡
旅では、後悔のないことが大切やと思うねん!!!笑
ミルク味のソフトクリームとぶどうの果実たっぷりソースがとてもおいしかった。
明日帰るのをいいことに、引き続き食材の買出しへ。前職で取引をさせてもらってたこともあったこちらへ。
◆ノースファームストック SHOP & CAFE
http://www.northfarmstock.com/
すごいすごい!パスタソースからお菓子まで、おみやげに丁度よい道産食材のオンパレード。楽しいー!!
散々試食をさせてもらって。
一番おいしかったのが、これ!新作やった。
定番のバーニャカウダソースやドレッシングなどいろいろとお買いあげ。
近くのJAで朝もぎ野菜をたんまり買い込み、本日のお宿へチェックインします。
◆喫茶宿泊 レトロボーイコーヒー
http://retroboycoffee.com/
純喫茶風のレトロな喫茶店にゲストハウスが併設しているという、すこし変わったお宿。
ウェルカムコーヒーにと、丁寧にハンドドリップされた水出し珈琲をいただき。
4室あるお部屋にはそれぞれ、珈琲の名前が着いています。
すこしだけ休憩したら、いよいよ北海道最後の晩餐へタクシーで。ここへ来るために近くの宿を探したほど、一度は来たかった場所です。
◆味道広路(あじどころ)
http://ajidocoro.com/
夕張郡の栗山というかなり辺鄙なところにある創作和食の一軒家レストラン。
知らずに予約しちゃったけど、最近ミシュラン☆も獲得しちゃったそう。
通されたお部屋がこちら。すてきーーっ。
ここは、北海道ワインの品揃えが豊富で、お値段もレストランにしてはお安め。
そしてそして、ついに出会えたの!!
函館でも売切れて飲めなかった、農楽蔵の『のらぽん』!!!
程よい柑橘の酸味と、ペティヤンほどの微炭酸が夏の夜に丁度よい。
アミューズは、焼茄子の煮凝り
積丹の隣、三国の雲丹が載っていますと。
雲丹かー、ちょっと飽きたなーなんて、気付かないうちに贅沢すぎることを口走るわたしたち!!! いかんいかん。そんなふうに育てられた覚えはないっ。w
お椀は、
凍り豆腐と原木椎茸、ホタテの炊きあわせ
口の中に原木椎茸の、これでもかというぐらいの旨味が広がる。これは名品。
お造りは、平目、釧路の〆鰯、おかひじき
初めて食べるの〆鰯。鰯と思えないほど肉厚で絶品っ。あえて山葵を添えないところにこだわりを感じる。
少しだけですが、とサービスで出してくださった、烏賊とピーマンの南蛮漬。
なめた鰈の微塵粉揚げ
いんげんの梅煮、コーンのかき揚げ
なめた鰈のジューシーで、その揚げ加減の絶妙なこと。つい仰け反ってしまった笑
ツブ貝とジュンサイの酢の物
夕顔と朝どれトマトの炊きあわせ
自家製柚子胡椒のくず引き
和食の繊細さがこのひと皿に溢れる。
最後の鰻のごはんには、西瓜の皮と山椒、ミョウガを添えて。
デザートは、西瓜と赤紫蘇のシャーベット。
デラウェアの寒天と十勝産白小豆のぜんざい。
デラウェアの実がごろごろ。北海道ナンバーワンのデザート!
そして、最後に嬉しい抹茶のサーブ。
腰の低くて優しい大将と、笑顔のすてきな女将さん。季節ごとに再訪したくなる、本当にほんとうにいいお店でした。ご馳走さまでした。
棚にいたかわいいアイヌちゃんたち。
また会いにこさせてね。
北海道。来るたびに、好きになる場所。
今回出会えたすべての人と、頂いたすべての食材、料理人さんに感謝します。
8日間、ほんとうにご馳走さまでした。
End◆
For Hokkaido Trip 2017 Summer
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【番外編】
早朝出発だった翌日の朝ごはんは新千歳空港でこのこたちを。
Kinotoyaの新千歳空港限定、焼きたてブルーベリーチーズタルト。美味!!!
それから、最近できた3階のロイズチョコレートワールドで、同じく焼きたてのグテを。
朝ごはんではないけれど、新千歳空港でいちばんお気に入りで買いに走ったのはこのこ。
morimotoのふわふわブッセ、雪鶴のパルミジャーノ味。新千歳店以外ではなかなか見つけられなくて。赤ワインとの相性抜群なのです。
大阪に帰ってからのお楽しみたくさん♡
ほっぺたおちる寸前の、北海道旅行でした。