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Buono Voyage.

旅の目的はいつだって、おいしいワインと料理に出会うこと。

CAVA & CAVA

バルセロナ3日目の日曜日。

だいすきなスペインのCAVAの
8割強をつくるというPenedes地方へショートトリップ!!

もよりの駅から電車でらくらく約1時間、
Vilafranca del Penedesへ。

タクシーに乗り換え5km、
ホテルから紹介してもらったワイナリーへ向かいます。

◆PARES BALTA
http://www.paresbalta.com/

200haの畑を所有している、というから
とても大きくてビジネスライクかと思いきや。

連絡をしたときから、とてもウェルカムに対応してくださり
オーナー家族のあたたかさが染み渡っているようなイメージ。

3時間にわたってたっぷりと、まずは畑を案内してもらい

中もすこし。

2003年から完全移行したという、
ビオディナミについて詳しく説明してくれて。

牛の骨を肥料にしたり、月の満ち欠けに従って収穫時期を決めたり
ビオディナミのフィロソフィーって、
正直どういうものなのかよくわからなかったし
きっと簡単に理解できるものでもないのやけれど。

自然とともに生きて、恵みをシェアしながら生活していくことは
とてもナチュラルでしあわせなことなのかなと。

そして、こーんなすてきなガーデンでのテイスティングタイム。

CAVAの"Blanca Cusine"
"Ginesta" Gewurztraminer100%
"Cosmic" Xaprello80%, SB20%
"Indigena Rosat" Garnatxa100%
"Camino Romano" Tinto Fino100%

おつまみのマンチェゴチーズやFuetで、
十分すぎるランチタイム。

出会えてよかった。ありがとう。

どれもこれも、半端ないクオリティやったけれど
さいごの赤(ボトルでたったの9€!)が特にエレガントでおいしくて。
これと、少量生産のオリーブオイルをお持ち帰り。

こんな楽しくてしあわせなテイスティングが、ひとり14€。
またスペインが大好きになり、酔っぱらいはバルセロナに戻ります。


Barcelona Again

ホテルにワインをどーんと置きに寄り
バスで高台のグエル公園へ。

グエル公園の近くに住むEliとDannyと再び待ち合わせ、
いつも犬の散歩をしているという
景色のよいスポットをいくつか案内してもらいました。

たくさん歩いたあとには
カフェに入り、スペインの歴史や地域の話をたくさんしてもらって。
こういう特別な時間がめちゃくちゃうれしい。

必ずまたすぐにね、と再会を誓い、
バルセロナ最後の夜にと
これまた、とてもとてもとても楽しみにしていたレストランへ。


◆SPOONIK
http://spoonik.com/

レストランというと、違うと言われるのかもしれない。

元々アーティストだったコロンビアとメキシコ出身の2人の男性が
週末に自宅で料理を振る舞っていたの料理がおいしいと話題になり、
未だに週末限定で開けているアドレスなのだとか。

ふたりは自分たちのこのスペースのことを、
"Restaurant"ではなく、"Food Service"と呼んでいる。

予約の連絡をして初めて
レストランの場所を教えてもらえ、
25€のデポジットをトランスファーするというなんともユニークなシステム。

到着早々、質問が2つあります、と。
1つが予約名。
2つめが、CAVAいる?と。
もちろんー!!

CAVAを注いでもらうと、そのままキッチンへと誘われ。

「Open Mindにしててね!
味はもちろんやけど、ここではなにより
"EXPERIENCE"を楽しんで欲しいからね!」と。

コックさんたちを紹介してもらった後に、
キッチンで各シェフの出身地をイメージしたタパスを2ついただく。

1つは、メキシコのトルティージャをイメージしたもの。

ひとつは、コロンビアをイメージした
トウモロコシと蜂蜜のエスプーマのもの。

メレンゲで作ったピッツァ。

アマゾンの花粒を渡され、頬張ると舌がピリピリしてきてっっ
そのまま、これを食べてと。

オリーブの液体の入ったボールと
コリアンダーと林檎、瓜のマリネ。
とても不思議な味。と、ぴりぴり(笑)

水の代わりに100%赤ワインを使ったパン。

コリアンダーのムースとポップコーン
メキシコのバニラチーズに、
熱々のコーンのソースを注いで。

ここでは、料理と音楽のマリアージュも楽しんでと
1皿ごとに、音楽や
テーブルに注がれる照明までももどんどん変わっていって。

急に照明が暗くなり、テーブルに雨が降ったとおもったら

温かいロブスターのサラダが全テーブルに一斉に運ばれ
シェフがスープを注いでくれた瞬間に、
テーブルに花が咲き、お皿の上を蝶が舞う。

ふつう、こういうショー仕立てのって
味はまぁまぁってことが多いイメージやけど。
ここはほんまに、とてもおいしい。
ロブスターに、白トリュフも入りうんまーいっ!!!

音楽もころころ、今度はアップテンポに変わり。

次のお皿は……
"歯"?!とおもったら
雲丹のリキッドとチリソースだとか。

ペアリングは、スペインのPinot Noir

びっくりおいしい!スペインでこんなピノが飲めるなんて。

お口直しは、シェフがホールで急に混ぜ始めた
カリブ海のココナッツアイス。

そしてわたしの大ヒットやったのがこれ。
シーバスとキャラメルライス、ココナッツのバナナの皮包み。

黒ニンニクとココナッツのソースを添えて。
不思議な組み合わせやのに、これもびっくり美味しい。天才!!!

フォアグラとチキンスープのムース
洋梨とクランブルを添えて

頬張ったあとには、パイナップルビネガーを飲んでみてと。

そしてテーブルに火が燃え出し

到着したお肉のメインは、
リブの12時間低温ロースト アニスの煮込みソース

ペアリングはなんと、ここにきて
CAVAのGrand Reservaに戻るという。

これがまた、ソースとベストマリアージュ

デザートの1皿目は
7つのテクスチャーのヨーグルト。


ラッシーに、カルダモンの入ったヨーグルトケーキ、ポップキャンディーなど。

2皿目は、カリビアンをイメージした
バナナブレッドやバナナプディング、
ココナッツやパイナップルのムースなど。

最後に珈琲と小菓子を。

70%カカオのチョコレートクッキー
グァバのジェリー
ピスタチオのミニドーナツ
ハラペーニョのマシュマロ(!!!)

おなかいっぱい、胸いっぱいの
2時間半に渡る、食のショータイム。
コースがひとり90€+ワインペアリング45€。

固定概念を持っていることが恥ずかしくなるような、
驚きと美味しさのスペシャルな連鎖が楽しすぎるディナーでした。


実はメトロストライキに合っていた本日(笑)
バスを駆使して、ホテルへ戻り。

ふたりで過ごす最後の夜は
のーんびりとワインのパッキングに費やし、就寝。
いっぱい持って帰らせてほんまにごめんー!(笑)

明日は、Madridへ。
ここからしばしのひとり旅です。