Buono Voyage.

旅の目的はいつだって、おいしいワインと料理に出会うこと。

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市場前の好立地を生かし、

今日はヨーグルトやパテドバスクを買って

ホテルで朝食を食べることに。

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こういうのが一番好きなわたしたち。

シェーブルチーズも美味しかったぁ。

 

しあわせの焼きたてパンは

朝一番に坂の上のこちらで調達しました。

◆Boulangerie Pâtisserie Colombini

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雨模様がつづく今日は、

ビアリッツのCasinoの近くからA2のバスでバイヨンヌまで。

直通約25分、たった1€でいけちゃいます。
(A1や8番バスも行くみたいでした)

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バイヨンヌへ到着です。

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どの街へ行っても、市場へ吸い寄せられるわたしたち。

◆Les Halles Bayonne

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バイヨンヌといえば、生ハムとチョコレート!

市場の脇に良さそうなお肉やさんを見つけ

Jambon Bayonneを切ってーと。

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でっかー!すごー!

切りたてを真空パックにしてくれました。ありがとう。

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街をぷらぷらしていると、

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バイヨンヌ・サント・マリー大聖堂が見えてきました。

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ここのステンドグラスは形が変わってて可愛い。

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次は、チョコレート!

カカオが南アフリカから伝わったフランス最初の場所がここバイヨンヌ

 

その中でも特に歴史の深い、

ビーントゥバーという概念すらなかった昔々から

当然のようにここで手作りを続けているショコラティエへ。

 

◆Cazenave
http://www.chocolats-bayonne-cazenave.fr/

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チョコレートは、こんな可愛い箱に入れてくれるの。

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お店を出るとき、お魚のチョコレートをくれました。

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行きたかったバスクリネンのお店ものぞきます。

◆Jean-Vier
http://www.jean-vier.com/fr/

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バスクリネンのブランドはいくつかあるけれど、
ここが一番正統派というか、そんなかんじでした。

 

街には可愛いブティックもたくさんあって。

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ただビアリッツなどより、良くも悪くも田舎っぽい印象のバイヨンヌ
売っているものもどこか懐かしさがあったり(´∀`*)

 

さてさて、お待ちかねの昼食は
フレンチバスクらしいものを、と予約していた川沿いの小さなリストランテへ。

 

◆A Table !
http://www.restaurant-a-table-bayonne.fr/

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可愛い店内ーーー!!
カラフルやのに、いやらしさが全然なくて
むしろとっても小洒落たかんじ。

 

バイヨンヌの地ビールと、

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ポーションも大きいと聞いていたので、
厳選して3人で3品をシェアすることに。

 

本日のおすすめ前菜より
Tartare de legumes frais et Burrata 8.5€
ブッラータチーズと野菜のタルタル

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チーズとろりー!これこれ!

 

Brochette de Gambas decortiquees 16€
海老の鉄板串焼きグリル

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注文してからずっと後ろの鉄板で焼かれてて
いい匂いがしていたのよ。

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海老味噌とトマトのソースがたまらないーっ!

 

Confit de Cochon Iberique en Risotto 16€
イベリコ豚のコンフィ パルメザンクリームリゾット

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イベリコ様は外カリっジューシーやし、

リゾットはチーズがどろーっとたっぷり!
半端ない美味しさっ。

 

ひと皿ひと皿、見た目以上に細かく仕事がされていて
何に口をつけても、うなるほど美味しかった。しかもお安いー!

 

これぞ、フランスの街ビストロの真髄。
ご馳走さまでした。

 

デザートもいただこうかと思ったけれど
シェフとお2人だけで切り盛りされていて
とっても忙しそうやったので、
さっき見つけたモダンなショコラティエでお茶をすることに。

 

◆Pâtisserie Lionel Raux
http://www.patisserieraux.fr/

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日本で流行っているフランス菓子のイメージそのまま、
煌びやかー!なスイーツの数々。

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値段は日本の半額ぐらいだけれど♪

ジャケ買いしそうになったほどかわいいパッケージは、唐辛子チョコレート。

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2階がイートインスペースになっていて、
カフェ・オ・レなどを注文できます。

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Petit Alex 4.9€ ※イートイン価格
チョコレートケーキ

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Tarte aux Abricots 2.95€ ※イートイン価格
アプリコットのタルト

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どちらも甘さ控えめで美味しかったです。
午後のしあわせな時間。

 

そしてまた、ビアリッツへ戻り
ホテルまでの道のりで、今日は開いていたマカロン屋さんへ寄り道。

 

◆Maison Adam

https://www.maisonadam.fr

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バスクカロンきっての有名店で
本店は明日行くサンジャンドリュズにあります。

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なので、今日は下見だけっ。

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食べたいーーーー(;_;)

 

気を取り直し、ホテルへ戻ってタクシーを呼んでもらい
この旅で一番楽しみにしていたホテル、山の中のオーベルジュへ。

 

◆L'AUBERGE BASQUE
http://www.chateauxhotels.jp/search/hotel.php?hotel_id=476

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若くしてアランデュカスに認められというシェフ、

セドリック・ベシャドさんが2007年にオーナーシェフとしてオープンしたオーベルジュは、
名実ともにバスクきっての美食宿。

 

チェックインのレセプションからは
なんと厨房の様子が見えるという。

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ファミリールームにはキッチンまで!

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でもでもなんだか、障子?のおかげで
またもやほっこり懐かしい印象。

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部屋には嬉しいマカロンのギフトに、 

胡瓜とキウイを使った
自家製のウェルカムドリンクも頂きました。

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今晩ここで再び合流する
素敵女子おふたりを迎えるために、
歩いて15分ぐらいのとこらにあるスーパーへお散歩がてら。

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ロゼのチャコリ発見ー!

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食後のバータイム@お部屋 はこれに決定♡


エスパドリーユがたくさん売ってるのもバスクらしい。

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運動もしっかりとしたので、
ホテルへ戻りシャワーを浴びて服を着替え
お楽しみのダイニングへ!

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素敵なお庭ーっ。

 

大好きな家族と友人、
5人で囲むハッピーすぎるテーブルには
パパからのシャンパーニュ "DRAPPIER" 。

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体に染みるー。しあわせの象徴。

 

コースは3段階あったうちの真ん中、
前菜+メイン2皿+デザートの4皿で75€ のものを。

 

ブラックペッパーを練り込んだパンには、
地元産のバターとRioha産のオリーブオイル

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地産地消がモットーのよう。

 

アミューズのピンチョ3種は、
牛肉コンフィのコンソメ
マッシュルームのビスケット
フォアグラとシェーブルチーズのムース

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前菜には、
ゴートチーズと林檎、玉葱のグリル

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ふわふわとしたチーズのムースがほろり美味しい。

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合わせるワインに選んだのは、
2014 Irouleguy Domaine Arretxea

近く、南西地方イルルギーの白です。

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日本ではなかなか飲めないー!と大はしゃぎ。
飲み口は軽やかながらにゴートチーズにも負けない懐の深さ。

 

お楽しみのメインのひと皿めは、
イカ墨のソーセージ 雲丹のソース
人参グラッセ添え

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えー!これイカ墨なの?!と。
てっきり豚の血のソーセージかと思っちゃった。
もちろん、美味しく頂きました。

 

メインの2皿めは、
パルフォン牛のグリル じゃが芋のフリット

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こちらの牛肉って、
赤みに深い味わいと大地の香りがあって大好き。

 

合わせた赤ワインは、同じイルルギーから、
2014 Irouleguy Domaine Bordaxuria

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女性醸造家さんの作品だそうで、
セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨンとフランのブレンド。
しっかりと、でもやわらかなタンニンでとてもエレガントな印象。

 

最後のデザートには、
ココナッツムースとグレープフルーツソルベ

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ココナッツのフランジパニと

このフランジパニがお餅な不思議な食感でおいしたのしかった!

 

嬉しくて楽しい時間はあっという間で
こちらの部屋で晩酌のつづきをしようー!と


後ろで悠々と鎮座していた生ハムを
部屋で少し食べたいので切ってもらえませんか?とお願いすると…

 

これは、Patrik Dulerという世界最高級、
スペインではなくフランスの生ハムなのですよ、と。

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パパがご馳走してくれるというので
喜んでー!と頼むと、こんな箱まで見せてくれて。

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今切ったこれだけで20€です、もっと入りますか?と。

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ひえぇぇえええー!充分です!!!
勿体無すぎるのでここでみんなで味わうことに。

 

ブルーチーズのような香りさえする
複雑で旨味の詰まりに詰まった生ハムでした。
なんという食の体験。

 

部屋に戻り、わいわいと
夜更けまでしあわせな宴は続いたのでした。