今日は10年ぶりのモンサンミッシェルへお出かけする日です。
ホテルの簡単な朝食も、クレープがあるのがブルターニュらしい。
昨日の喧騒がうそみたいに静かなレンヌの平日の朝。
あぁでも…大変だったのだな…
パリもすごかったみたいと新聞で。。
AM 9:30
レンヌから車で1時間走り、モンサンミッシェルの公式駐車場へ到着。
巨大駐車場のなか、P1〜4は予約や宿泊者専用だったので、私たちはP5に停めました。
※駐車場の一番奥のに停めると歩行者の出口に近かったです
ここから歩くと45分ぐらいかかるので、無料のシャトルバスに乗りたいのだけれど。
これがまぁまぁの大行列でした。(というか列は大したことないけどバスがなかなかこない)
見えてきましたーーー!!!
霧のかかる幻想的なモンサンミッシェル大聖堂。
早速いちばん上の聖堂を目指して歩くも…
まさかの途中から階段オンリー!
一方通行だからベビーカーも手持ちだしこれは子連れは大変だ。。
登りきったところからはこの景色。
干潮だから浜を歩いているひともちらほら。
かもめさん、ちか!笑
海が干上がるのか干上がらないのか…幻想的な風景。
聖堂の内部は入っていきます。
モンサンミッシェルだろうが、公園だろうがどこでも変わらず楽しそうな人たち(笑)
もう!世界遺産なのだからね!笑
帰る頃にはすっかり晴れていい天気。
十字架みたい飛行機雲もなんだか意味ありげ。
よく歩いたね!お兄ちゃん。偉かった。
またバスで駐車場まで戻ります。
PM 13:00
お次は海辺の町、サン・マロへ向かいます。
ここで予約していた、おいしいと評判のガレット&クレープやさんでランチタイム。
ブルターニュに来たらやっぱり、名物の蕎麦粉ガレットと塩キャラメルのクレープを食べなくては^^
■Comptoir BREIZH Café
https://www.breizhcafe.com/le-comptoir-breizh-cafe
ここは、ブルターニュ産シードルの品揃えにも定評があり、今日のおすすめを3種。
上の左から、ポワール(洋梨)、ブリュット、エクストラブリュットのシードル。
真ん中のがとってもおいしかった!
季節のメニューも色々あって気になる…
まずは、ポルディエ名物 海藻バターのアミューズガレットから。
ここで弟くんがねむねむで大暴れ……
連れ出すとごきげん。
旅疲れも相当なものだし仕方ないよねと、わたしが食べるのを半ば諦め…でも諦めきれず…辛くなる。。
とりあえず写真だけでも取りに戻るー!と
季節のガレットが来ていて。
アスパラとビオ卵のトリュフクリームガレット
海老のカレー風味 ロールガレット
上から帰る海老エキスのソースがおいしすぎる。
ブルターニュ産ハムのシンプルガレット
戻ると時すでに遅し…写真間に合わずw
鴨肉とマッシュルームクリームのガレット
そしてデザートに、一番シンプルな塩キャラメルクレープと。
わたしが疲労とゆっくり食べられない悲しさでずーんとしてると…ママに切ってあげるね!とお兄ちゃん。ありがとう( ; ; )
季節のおすすめクレープは
パイナップルとパッションフルーツのクレープにバニラアイスが乗っていました。
家族に助けてもらいなんとか食べられました。
ありがとう。ご馳走様でした。
昼食後の町あるきとショッピングへ。
↑アイスのおっきさ半端ないっ!!笑
手作り感のかわいい生地小物やさんを見つけ。
■Papa Pique et Maman Coud
https://www.papapiqueetmamancoud.fr/boutique-ppmc/st-malo
幼稚園用のミニタオルを買いました*
さっきは閉まっていた魚やさんも、昼網なのかな。新鮮な魚をいっぱい並べて営業再開。
■Poissonnerie guinemer
Address: 10 Rue de l'Orme, 35400 Saint-Malo
あんこうは提灯つきー!蟹さんもでかっ。
ホタテのパテをひとついただきました^^
そしてそして…めちゃくちゃ来たかった!
サンマロ訪問の1番の目的でもあった、ボルディエさまの本店。
フランスNo.1のバター屋さん=世界で一番!のバター屋さん!です!!
ここでしか売っていないフレーバーのバターも色々あってテンションあがるーー!
チーズもおいしそうだったけど、とりあえず有塩とスペシャリテの海苔、蕎麦(Sarrasin)、燻製(Fume)を買いました。
そして最後に、フランスでスパイスの神様と呼ばれるローランジェさんのスパイスショップへ。
■Épices Roellinger - Saint-Malo
Address:10-12 Rue Saint-Vincent, 35400 Saint-Malo
シングルスパイスはもちろんの品揃えなんだけど、ローランジェさんの感性光るミックススパイスが欲しくて。
子どもたちにミートボールを作る時用は?などと聞いて選んでもらったり。ヨーグルト用のスパイスなんかもあってそれもひとつ。
香りのお勉強中(笑) いろんなものに例えてコメントくれるからおもしろい^^
オーナーのローランジェさんは、元々パリの超有名なミシュランシェフ。この方が急にお店をたたみ、地元カンカルに帰ってオーベルジュとスパイスショップを開いたのですが。
今日はそのオーベルジュに泊まらせていただくのです。やったーーー!
スーパーで少しだけ買い物をして、さぁ行きましょう。
PM 18:00
来たくて来たくて、4年前にブッキングしていたのがコロナで駄目になり。やっと念願の訪問がかなったホテルへ夢の到着。
■Château Richeux
https://www.roellinger-bricourt.com/fr/
海沿いにたつ古城のイメージです。すごいー。
お部屋の鍵です、と牡蠣を渡されて^^
入ると…ラブリーすぎる!うれしみーーー!
(わたし以外全員男なのが悲しいところ)
お部屋の窓からは海も見えました^^
お兄ちゃんとお散歩しようと、敷地内の道を辿り海まで降りていくと。
ここだここだー!海へのドアを見つけました。
誰が拾ったのか、貝塚があらわれて。
嬉しそう◎よかったね♡
のんびり遊びすぎたー!戻って急いで子どもたちのお風呂&ごはんタイムです。
PM 20:00
この旅一番楽しみにしていた夕食は、ホテルと同じ敷地にあるローランジェさんのグランメゾン。
なんとミシュラン本気の二ツ星です。
■Le Coquillage
https://www.maisons-de-bricourt.com/fr/page/le-coquillage
海の見える素敵なダイニングで贅沢にシャンパーニュから。
今日はとてもスペシャルで。このレストランの入り口の真隣、厨房よりも近い距離にわたしたちの部屋があるので、子供達はここでシッターさんにあそんでもらっています♡
フランス人のかわいいシッターさんで、弟くんは特にめちゃくちゃ嬉しそうに抱っこしにいってもらっていた(笑)
子どもNGなわけではないけど、3時間半もかかるコースに付き合わせるとお互い不幸だし、こういう選択もありだと思ってお試しに。
なんと素晴らしい夜ー!乾杯!!
コースは魚介のみのもの(貝のコースもあります)で、7皿の構成。すべてのお皿にテーマとなる言葉がついています。
Water life
海苔やお魚を使った海の前菜
ワインペアリングは、ロワールのミュスカから。
レンヌのお隣の村で作られたポルディエのバターに、海苔が練り込まれたパン。
Fleeting nature
スズキと白アスパラガスのスープマリネ。アップルフラワーが添えられる。
Extra Brutのシードルと
Pouiily-Fume のSauvignon Blanc。
これがおいしすぎて!!!どこで売ってるのとカンカルのワインショップを教えてもらったー。
Living
ホタテのジュレ仕立て。マッシュルームのソースは、フレンチキャビアとアーモンドリキュールの香り。
お次はモレサンドニ。日本でもいわゆる『いいワイン』飲むことはあるけれど、香りやアフターの次元が違いすぎ。異次元のおいしさ。
Customs road
牡蠣のグリル アスパラとクレソンのソース
これとさっきのブルゴーニュワインが最愛のマリアージュ。考えられない!すごすぎる。
PM 21:30
シッターさんが帰る時間だったので、寝かしつけに行こうとしたらてん
次のワインはシュナンブラン100%
Cotriade
浅蜊とミニポテトの鯖出汁に、ターメリックなどのスパイスが添う。
醤油とジンジャーでマリネされた鯖と一緒に…と、こらは炙りしめ鯖です!笑
お次はルーションのシラー。わずか4haで醸造される小さなワイナリーのもの。お魚に赤ワイン?!楽しんでねと。
すんっごい薔薇とアールグレイの香りが(個人的意見です)。
Abysmal
ヒラメ(brill fish)にモリール茸と烏賊墨、ブラックカルダモンのソース
Sancerreもグラスであるよと言ってもらってお願いすると。
30%はレイトハーベストのブランドですと。ソーヴィニヨンさをほとんど感じない深い味わい。
Nectar of druids
羊のチーズのタルトレットはほんのりさつまいもの香り。
Foreshore
黒麦と黒胡麻のかかった昆布のアイスクリームに、ハーブティーを合わせて。
ミルキーで軽やかな黒胡麻アイスに岩塩を入れたようなイメージ。好き!です!
最後は南西地方のグルナッシュ100%のナチュールスパークリング。
Moon wind
ルバーブの『Chawanmushi』と。茶碗蒸し?!
ハイビスカスとラベンダー、ジンジャーのフレーバーのシルキーなプディング。
PM 23:30
ラウンジに移って、ラムとバニラベースのホットカクテルのディジェスティフタイム。
Floating Island/Land in sight
マダガスカル産・メキシコ産・タヒチ産・の3種のヴァニラを贅沢に使ったメレンゲプディング。
最後は玄米茶(!!)と、黒胡椒とシナモンのチョコレート。
この時点で PM 24:00。おなかいっぱいで眠すぎるですーー。。
素晴らしい食体験。ご馳走様と言ってから、20秒でお部屋について倒れ込んだのでした。
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
代表(CEO) /Travel Creator/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
*世界で一番おいしい旅を、オーダメイドでお作りします*
Mail: info@tableacloth.com
Web: https://all.tableacloth.com/
兵庫県知事登録旅行業 第3-814号
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■Profile
1988年奈良県生まれ。株式会社 Table a Cloth 代表取締役/トラベルクリエイター。ヨーロッパやアジア諸国からの雑貨バイヤー・輸入業の仕事を経て、現地の人や文化に実際に目で見て触れてもらいたいと旅行業へ転身。いつも私に素晴らしい出会いをくれる『旅』が本当に大好きだから、お一人お一人に合わせて、行ってよかったとずっと思える旅をお作りします。第4回「LED関西」ファイナリスト、第17回「女性起業家大賞 奨励賞」受賞。
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