AM 07:30
旧市街の東側、水車があるよと聞いたTeinturiers通りへお散歩に。
水路沿いには小さなレストランたちが並び、ランチにもとても良さそうな雰囲気。
ありましたっ*苔をはびこらせゆったりと動いています。
そして朝のLes Halles(市場)へ朝食を探しに。
プロヴァンスらしい色々なものが売っています。
しかも、リヨンの市場よりローカル感が強くてお値段もお手頃!
プロヴァンスを代表するパン、オリーブを練りこんだフーガスも。
鶏肉やさんを見つけました。鶏といっても、鴨やウズラなどこちらではたくさんの種類があります。
一度は食べたいブレス鶏!!!!!
ガン見してると、おじさんが、へいへい美味しいよ〜!ぴこぴこー!ってwww
プロヴァンスの人たちはみんな自然体でカメラを向けるとにっこりしてくれる(´∀`*)
と、隣を通りすぎていった肉運びおじさん!びびる…!!!笑
地元の方がクロワッサンを買い求めにたくさん来ていた、こちらのパン屋さん。
おばさまがお孫ちゃんかな、一緒に遊びながらせっせと焼いていてなんだかほっこり。
ここのクロワッサン1€が、とってもとってもおいしくて!明日も買いたいってなった♡
同じ市場のなかのカフェ(というか喫茶バー的な)へ持込み、コーヒー1.3€を頼んで。
これは、チーズ屋さんで見つけたフレッシュな山羊チーズの胡椒風味。何気ないものが一番おいしい。
ここの市場好きだったー!ご馳走様でした。
AM 09:00
マーケットの外に出ていたマルシェを少し覗いて。
昨日の夜にフライングで来てしまった世界遺産のアヴィニョン教皇庁へ改めて再訪。
まだ朝一番やからかな。とても静かに観光できそうう。やった!♡
今すごいの!入口で無料で貸してくれるタブレットを、各部屋に置かれてるマーク台にかざすと。
当時の様子を360度、タブレットを介して見ることができます。楽しいー!!!
食堂や寝室など、ローマ法王のとてつもない権力を感じる部屋の数々。
お土産物やさんまでなんだかすごい。欲しいものはなかったけれど(笑)
ゆったり見るなら断然、オープンと同時がおすすめです。
少しずつ賑わって来たアヴィニョンの街を後にして。
AM 11:00
今日はどこへ行こうかと話した結果、プロヴァンスのもうひとつのかわいい町、L'Isle-sur-la-Sorgue(リル・スル・ラ・ソルグ)へ行くことに。
ここは「ソルグ川の上の島」という美しい名前を持つリュベロンの入口の小さな町。
ここまで来ると川が透き通っていてすごく綺麗。
川の中に耳のオブジェが埋まっています。
プロヴァンスを愛し、でも失意で耳を切っちゃったゴッホへのオマージュかなと思ったけど、どうも違うみたい。
これはまさかの銀行さん。世界一美しい銀行じゃないかな、なんて。
またまたどこをとっても絵になる町。
行ってみたかったリネン屋さんを見つけました。
◆Un Jour
http://www.unjour-lingedemaison.fr/
かわいいけど、すてきだけど。フレンチリネンはやっぱりお高くて手が出ないっっ。。
旧市街をてくてく。はぁいい天気〜♡
なんだな気になるお店を見つけて入ってみると*
◆Lilamand Confiture
https://www.confiserie-lilamand.com/fr/confiture/
5世代続く家族経営のフルーツコンフィチュールのお店でした。
粒がごろっと大きく宝石のようなコンフィチュールたちがたくさん。
こちらのお店特製のジンジャーカリソン(プロヴァンスの名物菓子♡)もおいしかったです。
PM 12:30
昼食には旧市街の外、中庭の綺麗なレストランへ。
◆Le Carré d'Herbes
平日のお昼のランチがとってもお得と聞いていたけれど、それより雰囲気がとても気に入って。
今日の日替わり3コースメニューは、20€。
やっぱりのロゼワインは、地元Luberonのものを。
前菜は、燻製ニシンのリエット
様々なハーブが香りおいしい。フランスの手にかかると鰊もこんな素晴らしいお料理になるのかー。
メインは仔羊のBaron(腰のあたりのお肉らしい!)のグリル。
端っこのせせりみたいなとこがめちゃおいしくて!こんなラム肉始めてやっっ。
そしてたっぷりの夏野菜にバジルソースがプロヴァンス感を誘う。
デザートは、パッションフルーツやメロンを使った季節のポットケーキ。
すっっごいたくさん蚊にさされてしまったけれど(12個ぐらいw)、それでもプラマイプラスやと笑えるぐらいお得でしあわせなお食事でした。
帰りは電車でアヴィニョンまで帰ろうと、駅までの道をウィンドウショッピングしなかまらてくてく。
お昼時はお店のひともみんなおやすみしちゃってます。こういうフランスが好きっ。
実はここは週末には大にぎわいになるアンティークの街。市街沿いにはアンティークショップがたくさん並んでいました。
こじんまりとした駅です。やぱ暑いーーっ。
アヴィニョンまで25分の電車旅。
なんやろう!この爽やかなプロヴァンスらしい色合いは(´∀`*)
PM 15:00
アヴィニョンに帰ってきました。
ホテルに帰ってきて一呼吸。ここでは、ダイニングに用意してくれている飲み物を自由に飲んでいいの♡
ワインだってリュベロンの白&ロゼがきりりと冷えて♡
プールもあるお庭はすっかりお気に入りの空間。
PM 16:30
少し休憩した後、バスで世界遺産のボンデュガールに行ってみることに。
アヴィニョン中央駅横のバスターミナルから、A15の公共バスに乗ります。
料金はなんと!片道たったの1.6€。45分も乗るのにっ。
ワイン畑が延々と続く、見晴らしのよい道をひたすら西に走り。
Vers-Pont-du-Gardというバス停で降ります。
そこから約10分、橋なんてどこに?な緑の中を歩き、ポンデュガールのエントランスに到着です。
立派な施設すぎて…!!! そらそうかー。一大観光地やもんね。
エントランスから更に5分ほど舗装された道を歩きます。
木々の間から見えてきましたっっ!5€札に印刷された美しい三段の水道橋。
2000年前に造られたものと思えないぐらい、整然としたアーチに驚いちゃうっっ。
ふもとには長く歴史を見てきたかのようなオリーブの木も。
夕日が背後からあたって、橋のままの影がすっっごくきれい。
向こう岸まではまた5分ほど。渡ってみます。
泳いでる人がたくさんー!こんなところでのんびり夏の日を過ごすなんていいなぁ。
橋の逆側からは、大きな茂みがないぶんとってもきれいに三段に見えました。
カフェレストランやアイスのある売店も。
PM 19:30
また市バスでアヴィニョンまで戻り、予約していたところへ夕食に。
◆Le Violette
http://www.collectionlambert.fr/46/le-violette.html
Lambert美術館の中庭に設けられたお洒落すぎるレストラン。
近くUzesで作られているクラフトビール、Meduz Blonde Doree 5€と、
ロゼワインも飲み納めかなと、エクスのSt. Julien les Vignes 4.5€、Cotes de Provenceの、Domaine la Mascaronne 5.5€ を。
前菜はお店の方のおすすめで、"Crispy Shangai Lady" 14€。
赤キャベツとチキンのクリスピーサラダで、アジアンテイストに少しほっとしちゃう。
メインからふたつ、松の実がアジアンに香るBeef Tartar with Satay 20€ と。
See Bream with mango pickel's 20€を。
よくよく脂ののった鯛に、マンゴーソースとキャラメリゼされた茄子のグリルが付け合せに。おいしいっ!
Bubble Mojito 11€ を追加で。
モヒートと正真正銘シャンパーニュのカクテルですが、こうなるともはやシャンパーニュが勿体無いねという結論(笑)
それでも全部おいしかったです。ごちそうさまでした。
PM 21:00
のんびりと滞在し楽しめたアヴィニョン最後の夜。すてきなところだったー。
明日はリヨンを経由し、ウィーンへ向かいます。
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
CEO/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
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