ロンドンで3日間お世話になるホテルは
Ham Yard Hotel。
劇場が立ち並ぶ賑やかなピカデリーの中心にありながら、
厳かな雰囲気とスタイリッシュな新しさを併せ持つ
私が絶賛に憧れていたホテルです。
◆Ham Yard Hotel
ロビーからお洒落がすぎる…!
奥には、ライブラリーが。素敵すぎ。
地下1階には、
なぜかオレンジさんの滑り台の入り口が。
下のバーに繋がってるようでした。ながっ!
可愛すぎるトイレの壁紙。
地下二階におりると、見えていたバースペースと
ここはなんやろう…と覗くと、
まさかの、ボーリング場!!!!!
レセプションから可愛すぎる。すごっ。
一番奥にはモダンなカラオケスペースでした。
廊下の壁紙も絶妙にかわいい。
ちなみに昨日チェックインした時の
お部屋の仕立てはこのようなかんじ。
ルームミストやチョコレートのギフトも。
同じ4階には、お野菜を育てるガーデンもあって。
都会の中心にあるとは思えない、
引くほどお洒落なホテル!明後日までよろしくね。
グリーンパークのほうにてくてく歩いて、
途中こちらでコーヒーを飲むことに。
◆The Wolseley
https://www.thewolseley.com/
朝ごはんが超有名な老舗カフェレストランで
朝食はもはや平日でも予約がベターという。
私たちは今日はコーヒーだけでよかったので
隣のスタンディングカウンターで。
今度はこのきらきらした朝食たちを食べに来ようー!
そしてグリーンパークを横切り、
バッキンガム宮殿の前を通り、
間も無くヴィクトリア駅へ到着です。
これから、何を隠そう
この旅のメインと言っても過言ではない
というか、全ての旅程をこれに合わせて組んだ
憧れて止まなかった通称『オリエント急行』、
すべての豪華列車の本家本元と言われるブリティッシュプルマンの、カンタベリーツアーに出かけるのです…!!!!!
ヴィクトリア駅の2番ホームにあるレセプションでチェックインをすると…
ブックレット型のチケットがもらえました。
それを持って、いよいよ搭乗です。
本日のスケジュールとメニューはこのように。
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◆Belmond British Pullman
-Journey to Canterbury-
Thursday, 04 May 2017
《Time Schedule》
10:45 London Victoria St.
↓
12:25 Canterbury East St.
-Canterbury Guided Tour-
15:28 Folkstone West St.
↓
17:45 London Victoria St.
《BRUNCH menu 2017》
-Fresh fruit salad and Greek yoghurt
-Scrambled eggs with chives
with Scottish smoked salmon, crumpet
-Morning bakery selection
-Coffee or tea
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すごいーー風格のある内装っっ。
ほどなく、急行名物のベリー二カクテル(桃ジュースとシャンパーニュ)がサーブされます。
カンタベリーまでの往路は、3コースのブランチで。
お好きなパンをどうぞ、と
バターもジャムももちろんイギリスのもの。
ベリーをふんだんに使ったフルーツサラダには
濃厚なギリシャヨーグルトのトッピング。
温められたお皿には
Crumpet(クランペット)という、イギリスのパンケーキのようなものがサーブされ…
リレーのようにバトラーさんが次から次へと
サーモン、スクランブルエッグ、マッシュルームを入れ
最後にキャビアを載せてくれました。
紅茶のおかわりを頂いているうちに
列車はほどなくカンタベリー駅へ到着です。
駅につく前にバトラーさんより
いらない荷物は置いていっていいよ、ここは"Totally Safe"です、と。
このご時世に公にそう言い切るってすごい。
こんな確実な警備のなかで起きた殺人事件ってどんなんやったんやろう、と帰ったら本読もうと興味を持ってみたり(笑)
カンタベリー駅の前には
このツアー用のバスとガイドさんが待機してくれていて
カンタベリーの街まで連れていってくれます。
ツアーガイドさんが、
カンタベリー大聖堂までつれていってくれて。
すっごく豪勢でした…!!.
ここで解散し、約1時間の町歩きフリータイム。
こういうイギリスの郊外の町で
わたしがいつも楽しみにしているのが
『チャリティーショップ』巡り!
町に住む人たちが、不要なものを持ち込み
お店の売上は、恵まれない子どもたちや病気の子どもたちのために使われるという。
そのシステムが素晴らしいのはもちろん、
営利目的じゃないからか、
特に郊外の町では(ロンドンではあまりいいのがないけれど)
アンティークシルバーやウェッジウッドなどが
たった1、2ポンドぐらいで売ってたりするのです。
大体ひとつの通りにぎゅぎゅっと集まっていて、
カンタベリーでは、Burgate通りにお店がたくさんありました。
そしてそして、
最近なにかと話題の『イギリスワイン』について。
温暖化の影響で、
昨今でもイギリスの南部の方では、シャンパーニュに負けないスパークリングや主に白ワインが作られていて
買ってきてもらったりでいくつか飲んだことがあるけれど、どれもすごくエレガントやった。
今回もなにか新しく見つけて帰ろうと、
さっき列車のワインリストからいくつかピックアップしてたのやけど。
見つけました!その中のひとつをこちらで。
◆Jeeves & Johnson Emporium
http://www.jeevesandjohnson.com/
私が買ったのは、カンタベリーが位置するここケント州で造られている、
"Hush Heath Estate"のスパークリング。
このお店のオーナーさんも絶賛で、
Pinot Noirで作られた赤も気になったけど
そちらは売切れだったのでスパークリングに。
たーのーしみーーーーー!
気圧に負けず持って帰れますように。
歩けば歩くほど出会う、
黒白茶を基調とした、素朴ながらも可愛い街並みや裏通り。
可愛いアイスクリームカー!♡
再集合した後は、
復路の列車の起点となる
ドーバー海峡のほど近く、フォークストンの町まで約40分のバス旅です。
フォークストン駅に着くと
オリエント急行専門の待合室があり、
とても陽気な音楽の生演奏♪
列車が迎えに来てくれました。
お見送りまでしてもらい、ロンドンへ帰ります。
復路はアフタヌーンティーとともに。
テーブルの上には、憧れのクロテッドクリームが…!!!
最初に、イギリスのロゼスパークリングワインと
さっきのHush Heathの"Balfour"がサーブされ。
苺のようなチャーミングな香り。美味しい!
《AFTERNOON TEA menu》は、
-Selection of sandwiches
-Fleshly baked scones witg Cornish clotted cream and strawberry preserves
-Assorted pastries
-Classic English tea というかんじ。
サンドウィッチは5種あり、
スコットランド産スモークサーモン
葱のクリームチーズと胡瓜
チキンとフムス、サンドライトマト
エッグマヨネーズとクレソン
燻製ハムとマスタード
お待ちかねのスコーンは温かく、
これでもかー!とクロテッドクリームを塗って
はー♡しあわせぇぇぇえええ
窓の外で移り変わっていく景色もすばらしい。
最期に、デザートの盛り合わせをシェア。
こんな経験一生に一度!
なんでこんなに優雅にいられるのって喜んでいたら
パパが、ママさんとお揃いで
オリエント急行のテディベアを買ってくれました(笑)
がらじゃないけど、とても嬉しい。
かわいいよね、ねねっ!部屋に飾ろう。
時刻は17:45、楽しい時間はあっという間に
ヴィクトリア駅へ戻って来ました。
溜め息が出るほどしあわせだった時間。
素晴らしい思い出を、ありがとうございました。
これだけで今日が終わっても
おつりが山ほどくるぐらいの経験やったのに、
今日は急遽リクエストがあったミュージカルへも行ってしまいます!
演目はAladdin♪ どきどきっ。
セレブ気分満載で、
ホールオープンまでシャンパーニュを楽しみ
入ってみると、なんと最前列ーーー!!!
すごい経験。3日前にとったのに。
プレミアチケットとかじゃ全然ないのに。
前を除くと、すぐ下にはオーケストラ部隊。
役者さんの呼吸まで聴こえてきそうな距離で
迫力たっぷり楽しんだ2時間半!
ほんとにほんとうに、忘れられない1日になりました。