Buono Voyage.

旅の目的はいつだって、おいしいワインと料理に出会うこと。

世界で一番おいしい出張 vol.1

 
2018年4月。

春になったばかりの北海道へ出張に。


新千歳空港ですっかり北海道民になりつつある弟と待ち合わせ、ドライバー兼アシスタントをお願いしていました。


PM 13:00

まっすぐ向かった富良野でお昼ごはん。

 
先週できたばかりのビストロに行こうと思っていたのですが臨時休業だったので、

いつかいつかと行ったことのなかった超有名な富良野料理屋さん「くまげら」さんへ行ってみることに。

 
◆くまげら

http://www.furano.ne.jp/kumagera/

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シーズン中だったら行列で入れないというのに、さすがにそこはオフシーズンの4月。

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カウンターに案内いただき、まずはこの店は2回目という道民おすすめ(笑)のチーズ豆腐 500円を。

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ここはお昼も夜もメニュが同じで、夜は宴会などにも対応しているそう。

お酒飲みたくなるー!

 
そして、定番のオムホエーカレー 1,000円

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期間限定!という言葉に弱いわたし。

大好きでたまらない ラムしゃぶセット 1,400円 f:id:naccotours:20180412224800j:imagef:id:naccotours:20180412224815j:image
生き生きとしたお野菜もたっぷり、ご飯もついてこれでこのお値段なんてとってもお得ー!

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奥にはこんな石造りのお席もありました。すてき。

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ごちそうさまでした。


食後のデザートには、去年の夏に直売所ができたばかりのこちらのショップを探して。

 
◆藤井牧場 直売カフェ

http://www.fujii-bokujo.com/

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自家製牛乳をたっぷり使った”牧場カフェラテ”と

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一番人気の”濃厚ソフトクリーム”を。

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北海道のソフトクリームは、ミルクの味を大切にするからか、甘すぎず軽やかでぺろりと食べれちゃう。しあわせ。

 
チーズもたくさん売っていて、試食もさせてもらって。

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とても美味しかった”サブロッションチーズ”をお土産に。

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この後、オーナーさんの記事を色々と読んだのですが

牛が好きでたまらないんだろうなと、心から。

富良野に来たらまた訪れたいお店ができました。

 
PM 14:30

さて、ここからはお仕事です。

 
富良野で2つしかないワイナリーのひとつ、

多田農園ワイナリーさんへ。

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◆多田農園

http://tada-wine.com/

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元々ここのワインが大好きで、ワインを醸造し始めた頃から、一ファンとしてワインショップで買い、飲んでいたのですが。

 
去年にワイナリーを訪問させていただいてからのご縁でこの度、夢見たいなお仕事を頼んでいただいて。

 
夜には、関係の農家民宿の方などにもお集まりいただき、わいわいと♡楽しい楽しいお打ち合わせ。

 
晩御飯は、裏の畑で採れたばかりのお野菜をたっぷり使ったお母さん手作りのドライカレーをいただき。

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びっくりするほど美味しかったこのお米。

聞くと、お打ち合わせにいらしていた近くの生産者さんのゆめぴりかだということだったので、お願いして送ってもらうことに(笑)

 
生産者さんの顔が見えるもの。

本当に何よりのご馳走だと思うのです。

 
次の目標にと考えている私のお仕事のお話も共有させていただき、いろんなご意見やご協力を頂いて。嬉しくてたまらない。

私もきちんとお役にたてるように、がんばらないとだぁ。

 
今晩は、そのまま多田農園さんのコテージに泊めていただき、晩酌にはここのシードルとポワレ(洋梨のお酒)を。

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一歩一歩、まだまだですが少しずつ。

こんな仕事をさせていただけたら、という憧れに近づけている気がして嬉しいのです。

 

だいすきな皆さんのおかげできっと、私の出張は世界で一番美味しい。

本当にご馳走さまでした。

 

だからブータンが好き

 

AM 07:30
すぐ近くの山から今日も朝日が登ります。

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ホテルの2階のダイニングでブータン最後の朝食をいただいて。

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たくさんの笑顔と優しさをもらったブータンともはやくも今日でお別れ。

後ろ髪を引かれる思いで空港に向かう途中、ガイドのビケと運転手のソナムが、最後にとパロの景色が見える高台へ連れて行ってくれました。

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ここから見える、ブータンのパロ空港の滑走路。

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パロ空港は、四方八方を山々に囲まれた谷あいにあるので、「世界で一番離着陸の難しい空港」と言われているのだとか。

 

だからパイロットさんには相当の技術が問われ、他の国から王様などを載せてブータンにやってくるときは、まずはその国のエアラインのパイロットが無人で着陸の練習に来るそう。すごーーーっ。

 

好奇心旺盛なわたしの、あれ何?! なんで?! も全部ぜんぶ、3日間受け止めてやさしく答えて続けてくれたふたり。

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本当にありがとう。やっぱり泣きそうっ。

 

AM 09:30
パロ空港に到着です。

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航空会社は、ドュルクエアと最近できたという民営のブータンエアラインの2つだけ。

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お店はイミグレーションの中外合わせて4つだけというとっても小さな空港ですが、外にあった"OGOP"というお土産ショップがとてもよくて!

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ブータン産の黒胡椒やターメリック、ジンジャーパウダー、チーズなどが素敵にパッケージングされ売られていました。

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中のカフェもなかなかっ♡

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Wifiも繋がり、小さいながらに明るくて快適そのものな空港です。

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AM 11:30
すっかり大好きになったブータンに、感謝の気持ちの端を残しながら。

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離陸後すぐに右へ左へ旋回する飛行機に、パイロットさんの技術をひしひしと感じて。

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ありがとうブータン、また来るね。

 

クオリティの高すぎる機内食を楽しみながらインドのブッダガヤに寄港し、4時間でバンコクへ。

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カトラリーこんなに揃うなんて、なんというホスピタリティの高さ!笑

 

バンコクでは、スワンナプーム空港からLCC専用のドムンアン空港へ移動し、約8時間の長いトランジットもちゃっかり楽しんで翌朝関空へ。

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素晴らしかったバンコクでの滞在も、正直ややかすんじゃうぐらい、心から好きになっちゃったブータン

 

たぶんこんな拙いブログじゃ何も伝わらないと思うけれど、ブータン好きだな♡っと思ったエピソードを下に少しまとめてみました。

 

と同時に、ブータン旅行の取り扱いを始めてみようと思います。せっかくたくさんの協力してくださる方々と出会えたので。

 

楽しかった旅のお話はこれでおしまい。
お付き合いありがとうございました。

 

◆End for...
Bangkok & Bhutan Trip 2018


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《番外編》ブータンのここが好き♡

 

Episode 1. 英語教育がすごい

ブータンの言語は「ゾンカ」というけれど、いろんな地方の言葉を統一して作ったものだから、単語が少なくて、気持ちのニュアンスを伝えるのがとても難しいそう。
だから、義務教育課程でしっかりと英語を学ぶため、40歳ぐらいまでのブータンの方は基本的に英語がぺらぺら。
今回は日本語のガイドさんがついてくれたのやけれど、ドライバーさんや、街で出会う方々とは、英語さえわかれば全然コミュニケーションが取れちゃう。
必然的にインターナショナルだなんて!すごいなぁブータン

 

Episode 2. 女性への尊敬がすごい

仕事の重要なポジションでも、ばんばん女性が起用され活躍するブータン
今年行われる首相の選挙でもおそらく、女性が選ばれるとのこと。
「男性は頭で考えるけれど、女性は心で考えられる。真面目だし、仕事も子育てもしてほんとうに偉い。」
みんなそう思っているから、結婚しても家事は男性が進んでやるそう。旦那さんにこんな風に思われたら、きっと毎日とってもしあわせだなぁ。

 

Episode 3. 犬が偉い?!

道路のど真ん中で犬が寝ていたとき。プップとクラクションを鳴らしてもぜんぜん起きなくて、というかちらって車を見て無視、みたいな。そしたら、車が大きく迂回して犬をよけて進むの。
夜は人気がいなくなると、どこからともなく犬がたくさん町中に出てきて吠え出すのやけれど、これを『犬のサミット』なんて言っていて。
宗教的に動物を殺すことを良しとしないブータン。(お肉も食べはするけれど、国内で加工せずすべてインドなどから輸入しています)
人間も動物も、それぞれに仕事と役割があるからねと共存をとても大切にしています。

 

Episode 4. 王様が大好き

どこへ行っても、王様の写真がででーん!テレビをつけても、王様が昨日どこそこへ行っていたーなどと言っていて。
ブータンの王様は、戦いがあれば先頭にたって兵に加わるし(2003年のチベット戦のときも!)、諸外国と良い関係を作るために頭も良くないといけない。
だから、国民のだれもからとても『尊敬』されています。
いつまでも自分が実権を握っていては国のためにならないと、先代の王自らが民主化を促進し、首相を作り。
国会での発言権はあるけれど、民主化から10年、一度も国会の決定に口を出したことはないそう。
今の王様はまだ38歳。なによりとってもかっこよくて素敵です♡

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ちなみに美しい王女様は28歳。馴れ初めには諸説あってブータンの人でも知らないのだとか。

 

Episode 5. 伝統を守る心

ブータンの味』を守るため、マクドナルドやKFCなどの外食チェーン流入を法律で禁止しているブータン
若い人は反発しないの?と聞くと、うーん…まぁみんなブータンの味好きだからね、他の味しらないしいいんじゃない、とにっこり◯
自分の国をこんなに誇りに思えるっていいな。

「でも真似したCFCはあるんだよ」って。笑

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Episode 6. すぐ忘れちゃう

時計をもたないブータン人。手帳もカレンダーも基本的にないし、書き留めておこうともしないから、来週のことなんて約束しても無駄、せいぜい明後日ぐらいまでの予定しか覚えていない。どんなん!
「そのかわり、嫌なこともすぐ忘れるよ」とまた、にこり◯ しあわせの秘訣かなっ。

 

Episode 7. 喧嘩はするよ

いつも笑顔で優しいブータンのひと。怒ったり喧嘩したりしないの?と聞くと、全然するよ!と。
「でも喧嘩したこともすぐ忘れるからね、次の日会ったらもう、Hi!って。日本は違うの?」…違うかも…。このあっさり感うらやましいな。

 

Episode 8. 産業は電気と観光

ブータンの産業のNo.1は水力発電。作った電気はインドへ売っている。
No.2がなんと観光業。No.3は…ないかなって。
観光客で一番多いのはアメリカ人。次いで中国やインド、ヨーロッパ、韓国、日本など。
若い人がどんどん、海外で勉強するようになってるから、ゆくゆくはまた他の産業も生まれたらいいなって。

 

ちなみに、ブータンの大学では、工学部や理学部が人気のよう。
医学や薬学を勉強する場所はないから、お医者さんになる人は、国から選ばれて援助金でバングラデシュの提携校で学び、ブータンに戻ってくるそう。間も無くブータン国内にも医大ができるみたいでした。

 

Episode 9. 治安は良くて当たり前

ブータンの治安は極めて良い。物をそのへんに置いていてもとられることはほとんどないし、旅行者がぼったくりや詐欺の被害に遭うこともとても少ない。
でもこれって、日本と同じじゃない?
日本と似てるね!と言うと、うーん、当たり前だからわかんないと(笑)
一緒一緒、日本も良い国ってことやなぁ。

 

Special Episode. 幸せって何?

ブータンに行ってくる、と言うと、色んな人に「幸せの国ね!」と言われました。


普段から自分はとってもしあわせやと思っているけれど、何がそんなに日本と違うのかなってずっと思っていて。

 

ブータンのこと、日本のこと、自分たちのこと…この旅でたくさんのことを話したガイドのビケに、ねぇねぇと聞いてみると。

 

「日本人は忙しすぎるね」
単純すぎるようにも思える、それが彼の答えでした。

 

日本人の中には、ブータンに到着した矢先に「幸せはどこ?ブータンの人は何で幸せなの?教えて。」って聞く人がいるという。

 

考える時間があるかないかの違いだけで、
幸せの答えはブータンでも日本でも、必ず自分の中にある。

なのに、日々とても忙しいから自分の幸せが何かを考える時間がなくて、だからブータンに来ていきなり、幸せって何?!って質問を投げつけ、簡単に答えを得ようとすると。

 

決して物が豊かにあるとは言えないブータン
でも、ブータンの人が考える幸せはいつも、家族とともにあるような気がしました。

 

- 時計は買えるけど時間は買えない
- 家は買えるけど家庭は買えない

 

旅の中でビケが何気なく言ったこんな言葉がとっても印象的で。

 

仕事をするのにも理由がある。家族のため、とか何かを叶えるため、とか。
だから、仕事に忙殺されることは絶対になくて。毎日17:00には家に帰っている。

選べるものも少ないから、選んだらすぐそれで満足できるしねと。

 

働きものの私たち日本人。ありがたいことに、何をするにも買うにも選択肢が多い。

 

仕事が忙しいから好きなことをしたくても休めない、家族にいい暮らしをさせてあげたいから頑張ってるけど会える時間はない、なんて本末転倒になったりしてないかな。

 

自分が幸せだと思える瞬間や、大切なものを間違えないように。きちんと選んで生きていけたら、ブータンの人のように毎日を笑顔いっぱい生きていけるのかもしれません。

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大切なものを、大声で大切と言えたら。
あとはもう、これでいいや!って笑って過ごせたらいいな。

 

自分の庭に撒いてねと、幸せの小さな種をひと粒、お土産にいただいた気がしました。
Kadrinchela.

 

崖の上のブータン (滞在3日目)

 

AM 06:30
ここはイギリスだっけ?!と目を疑うような素敵なフルブレックファストの朝食。

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搾りたてのみかんジュースに、ロイヤルミルクティ。トマトビーンズもとても美味しく。

 

山盛りのフルーツさんたちにパワーをもらって。

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トーストにはブータンのバターとマーマレード。

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ちなみに今回宿泊しているのは、全部スタンダードクラスの三ツ星ホテルです。すごい。

 

AM 07:15
今日はブータン旅のメインイベント!
ティンプーのホテルを出て空港のあるパロ県まで戻り、標高3,000mの崖の上にある、タクツァン僧院まで6時間の参拝トレッキングに出かけます。

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AM 08:45
標高2,500mのスタート地点へ到着。

遠ーーーく、山の上の断崖絶壁に小さく見えるお寺が目指す"タクツァン僧院"です。

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ここからまずは約1時間のトレッキング、標高2,800m地点の第一展望台を目指します。

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第一展望台まではロバや馬に乗っても行けるみたい。私たちはもちろん、自分の足で。

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肌寒いけれど空気が澄んで気持ちよい。

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水車のマニ車と休憩中の馬さん。おつかれさま。

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てくてく。正直思ってたより急でしんどいっ。

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所々にお参りの石が積み上げてられていたり、

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環境保護を訴えるメッセージが。

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疲れたころに見えてき第一展望台。

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辿り着くと、ご褒美かのように紅茶とビスケットをふるまっていただき。うれしいっ。

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でも、まだまだ序盤。お寺はまだあんな遠く。

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急な山道を更に上へ上へ、第二展望台を目指します。

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でもね、しんどい分、共有しようと行き交う人との交流がさかんに。山歩きの醍醐味!

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第二展望台につくと、もうお寺はすぐそこ!に見えるのやけど…まだ崖の向こう。

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ここからお寺までは、450段の階段を谷底まで降り、更に350段上がらなければいけません。

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もうちょっともうちょっと、頑張ろうね!

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AM 11:45
登り始めてちょうど3時間、ついについにタクツォン僧院に到着です。達成感がすごい!

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お寺の中には何も持ち込めない、写真も禁止なので、全ての荷物を入り口に預けセキュリティチェックを受けます。

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ブータンでも一番大切な信仰の対象であり、先日の王様の誕生日にも王様自らが子供を背負ってここまで参られたというこのお寺。

 

内部には、ブータンに仏教を広めたと伝えられる祖師"グル・リンポチェ"の像を始め、彼が瞑想を行なったと言う洞窟が残されていて。これ以上ないほどに力強いパワーを感じる唯一無二の場所でした。

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帰りも崖沿いの階段を登り下り。

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PM 13:00
お腹ぺこっぺこでやっと戻ってこれた第一展望台。お昼をここでいただきます。

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なんとここのお料理は、品数こそ多くないけれど全部『薪』で調理されているそう。

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どうりで!全部とっても美味しかったの。

 

特にここのエマダツィは、茄子が入ってややまろやかで絶品。大好き!

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最後にまた紅茶をいただいて。

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トレッキングをしながら、ガイドのビケにエマダツィの超簡単な作り方を教えてもらったのでここにメモしておきます。

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《Recipe》
エマ・ダツィ(唐辛子のチーズ煮込み)

★材料
唐辛子、野菜(玉ねぎやじゃが芋、茄子など)
チーズ、塩、にんにく、生姜

★作り方

①鍋に油をひき、野菜を火の通りが遅い順に炒めます
②ここに塩とにんにく、生姜を入れます
③ある程度火が通ったら、少しの水とチーズ、唐辛子を入れチーズを絡めるように炒め混ぜて出来上がり♡

★ポイント
・唐辛子は長く炒めると辛くなるので最初からは入れない
・水が多いとチーズの味が薄くなるので入れすぎない
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PM 14:30
登り始めてから約6時間、出発した地点に戻ってこれました。

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戻ってくるお客さんを出迎えるように、行きはなかったお土産もの屋台がずらり。

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足がくたくたやー!今日だけは真剣に自分を褒めてあげたい気分(笑)

 

PM 15:00
体は疲れててもなんだか心は元気!せっかくやしね、ブータンで一番古いお寺、"キチュラカン"を見学。

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境内にはみかんの木があるのやけれど、こんな寒いところで実がなるなんて、パワーが強いからじゃないかって。

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今日は旧暦の1月10日だからとなかでは特別なお祈りが唱えられていたのやけれど、ブータンのお祈りはとってもリズミカルで力強い!格好いいって思っちゃいました。

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PM 16:00
ブータン観光最期のイベントは、伝統的な家屋で暮らす民家への訪問。

お米の栽培と酪農で暮らしているお家にお邪魔しました。

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とっても立派なおうち。今は6人家族だけれど、昔は20人ぐらいで暮らしていたそう。

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お庭には、"ドツォ"と呼ばれる伝統の焼き石風呂が。

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ちょうど石をあたためていたところ。

 

建物の内部にもお邪魔します。

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2階の奥にはかなり広い仏間もありました。

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屋根裏部屋の向こうに広がるのどかな景色。

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同じく2階の居間に案内いただき、"スジャ"というバター茶をご馳走になりました。

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紅茶にバターと塩を入れて、ポン菓子を浮かせて飲むものなのやけれど、なんかねスープみたいで癖になる♡

 

ちなみに、ブータンの方がよく飲むミルクティーは、"ナジャ"というみたい。何回か出してもらったけどこれも美味しかった。

 

自家製のライスワインや、揚げ菓子もいただき。

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美味しかったです、ごちそうさまでした。

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PM 16:30
人口3万人が住むパロの、中心街を少しぷらぷら。通称『パロ銀座』らしい(笑)

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工芸品などが売られている他、かわいいカフェなんかもあったりして♡

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一番かわいいカフェ。珈琲メニューも豊富*

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松茸が採れるブータン。今は旬ではないけれど乾燥したものが売ってました。

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この量で2,500円ぐらい。うーーん…生のが安いみたいで、しかも最近日本に持って帰っていいようになったみたいだから、せっかくならまた次の機会かなっ。笑

 

PM 17:00
街の中心から10分ほど走ったところにある、今晩のホテルへチェックイン。

 

◆Tenzinling Resort

http://www.tenzinling.com.bt/

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コテージ風で素敵ーーー!かわいいーー!

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お部屋も広くて綺麗でとっても嬉しい。

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ちなみに、今回滞在した3つのホテルはどこもWifiが繋がりました。ティンプー以外はロビーのみでしたが(´∀`*)

 

PM 19:00
ブータン最後の夕食。ホテルがいい?街がいい?と聞かれたから、ぜっっったい街がいい!!!と(笑)

 

連れてきてもらったのは、パロ銀座の近くにあるこちらのレストラン。

◆Chharo Restaurant
http://placesmap.net/BT/Chharo-Restaurant-Chharo-Bakery-23245/

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パロでももう20年ぐらい前からやっている老舗のレストランで、日本のNHKなどが取材に来たこともあるお店なのだとか。1階にはベーカリーが併設していて( ´ ▽ ` )

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レストランの窓からは、ライトアップされたパロ・ゾンが望めます。

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最後の夜は、今年の新しいビールらしい、"Dragon Frost"で乾杯!

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お馴染みほうれん草のクリームスープに、

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干し牛肉の炒めたものや、温野菜。

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卵のチリ炒め、野菜のカツレツ。

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外せない"エマダツィ"も、どはまりした私のためにと作りたてを出してくれて。

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最後にはなつかしのみかんも♡ 

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ブータン料理三昧の3日間!
全く飽きることなく、全部全部おいしく楽しめました。

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本当にご馳走さまでした。

 

PM 20:30
ホテルへ戻ってバーで飲み直し。

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ブータンの赤ワイン、店員さんにおすすめしてもらった"Vintra"を。品種はShiraz。

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完熟していてスパイシーさはさほどなく、とってもジューシーで美味しい!

 

あぁ美味しかったなぁ、ブータン
地方にはまた別の料理もあるみたいだから、また来なくちゃね。

 

楽しかったブータンの旅、明日は早くももう帰国の日です。

素顔のブータン (滞在2日目)

 

AM 07:00
空気がほんとに澄んでて気持ちのよいブータンの朝です。

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王様、おはようございます(´∀`*)

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今日も朝を迎えられてありがとうという気持ちになる。

 

昨日と同じダイニングで朝食をいただきます。

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ブータンの林檎です。この時期に採れるもので、すこし小ぶり。もちろん無農薬。

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日本では、無農薬で林檎が栽培できたことが『奇跡』として映画にもなるぐらいなのに、ここでは当たり前にそれができている。何が違うのかなぁ。

 

バナナも採れるんだって!かわいいっ。

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AM 08:00

ホテルを出発し、 チミ・ラカンというお寺のあるロペサ村へ向かいます。

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丘の上に見えるチミ・ラカンまで田んぼのあぜ道をプチハイキング。

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ブータンは朝がとびきり気持ちいい。

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途中、お庭で朝の入浴をしている男の子に出会い。

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近くに来ていいよと言ってもらったので、また写真とっていい?と聞くと…

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じゃーん!

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か…かわいすぎる…♡ありがとう。

 

あぜ道の先の坂道を登り。

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20分ほど丘を登ると到着した、清々しい場所。

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大きな菩提樹がお庭に植えられています。

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このチミ・ラカン(寺院)は、ブータンで唯一無二の「子宝の寺」として有名で。

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不妊に悩む女性が世界中から参拝するんだよと教えてもらったのだけれど。

わたしも体にちいさな欠陥があって、と正直にお話しすると、朝のお経の最中にもかかわらず、一番偉いお坊さんが遠くからきた私のためにとお祈りを中断して、ご祈祷をしてくださいました。

 

このお寺のご祈祷の方法は日本人からするととってもユニーク。

 

まず最初にことわっておくと。
ブータン、中でもこのプナカ周辺では、伝説の中で土地を守る武器としても使われた『男根』が、魔除けの象徴としてとても大切に崇拝されています。

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その由来は、性のタブーをも超越して人々を守ったドュクパ・クンレという僧に由来するのだとか。

 

だから、祈祷にはこの『男根』がかかせない。
大きな木で彫ったものを左手に持たせてもらい、お寺の周りを祈りながら3周。

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弓矢やハーブのようなお水も使いながら、その伝説から、心の在り方まで僧の方がたくさんたくさんお話してくださって。

 

あまりに一生懸命お祈りしてくださるものだから、なんだか泣きそうになるぐらい。
もうね、ありがたいものにしか見えなくなってしまった。

 

きゃっと思われるのは当然、でもありのままの村の姿を載せておきます。

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上はレストラン、下はホテルです。

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私も頂いたお供え物と一緒に置いておこうと、小さいお守りをひとつ買いました。

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ありがたくて涙が出るっ。すっかりブータン好きになっちゃった。

 

AM 11:00
今日は首都のティンプーまで約2時間、また山道を超えて。

冬だけ山から降りてくるヤクたち。

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ブータンではヤクの牛乳やチーズを飲むほか、毛を織物に仕立てて服なども作るそう。

 

途中、昨日お昼を通ったドチュラ峠で休憩。

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今日はほんとに天気がよくって、
7,000m級のヒマラヤの山々が遠くにはっきりと見えます。

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隣には、2003年のチベットテロリストとの戦争の際に勝利を祈って建てられたという、"ドゥルク・ワンゲル"の108の仏塔が。

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ここのてっぺんからもヒマラヤの山々が。なんて気持ちの良いところやろう。

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ここからまた1時間、首都のティンプーに到着です。

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人口は約8万人、今は若者が大学進学と同時にどんどんティンプーに出てくるので人口は月単位で増え続けているそう。

 

信号のないブータンで、唯一の"手信号"がある交差点もティンプーにあります。

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すごい手さばきです!ずっと見てたい(笑)

 

ティンプーのお役所施設、タシチョ・ゾンへ。

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チベット文化の影響を受けた装飾模様は、艶やかだけれど優しい色合い。

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PM 12:30

街中にあるレストランへで昼食を頂きます。

 

◆Bhutan Orchid Restaurant

https://mybhutan.com/explore/thimphu/bhutan-orchid-restaurant

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美味しそうなもなたちが、たくさん運ばれてきました…!!!

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ゲワ・ダツィ(じゃが芋のチーズ煮込み)に蒸し野菜、ダル(豆のスープ)、トー(赤米)など。

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爽やかで美味しいヘンテ(生姜風味の油焼そば)、

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プッタ(そば粉の餃子)もチーズいりでうまっ♡

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そば粉は、ハ県の田舎で作られる貴重なもので、本来はお正月に頂く特別なものみたい。

とーっても美味しかったーーー(´∀`*)

 

お次は市民の野菜市場、"センタナリー・ファーマーズマーケット"へ連れていってもらって。

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1階は主にインドからの輸入品、2階にはブータンの乾物やローカル野菜たちが整然と並べ売られています。

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せっかくなので、ブータンの唐辛子をすこし買いました。

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これでエマダツィ作るんだー♡

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基本がオーガニックだからね。そもそも農薬とかそういう概念がないのかもしれない。

 

こちらは乾燥チーズです。

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酪農が盛んなブータンでは、チーズやバターもたくさん作られていますが、チーズは生では食べず、乾燥してスナックのようにおやつで食べるか、煮込みなどのお料理に使うかのどちらかだそう。

 

煮込み用チーズはこちらでした。

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ブータン産みかん!オレンジではなく日本と同じみかん。

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納豆まであって、朝ごはんに食べようかなと言ったら、こっちでは火を通してしか食べないよと。

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残念ー。おいしそうな香りがしてたのにー。

 

市場ないで遊ぶでもかわいい子。

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会えてうれしいよーーーー♡

 

大好きな市場散策を楽しんだ後は、

三代目国王の記念碑である、"メモリアル・チョルテン"へ。

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みんな、お経を唱えながら仏塔の周りをぐるぐると歩いて回っている。

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ブータンは基本的に大乗仏教の教えだから、自分がこうなりたい!みたいな私的欲求じゃなくて、誰もが幸せでいられることを願うみたい。

 

近くに住むおじいちゃん、おばあちゃんは毎日ここにお弁当を持ってきて過ごすのだとか。

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街の大切なコミュ二ティ広場なのかな。

 

山の上にある、"ビッグ・ブッダ"にも連れていってもらって。

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友好の証に香港や台湾、シンガポールが資本を提供して、ブータン様式で作っているのだとか。

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どーーーーん!笑

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大国に挟まれながらも、侵略を受けずに独立を守り続け、周辺諸国とも仲良く居られるブータンってすごい。人柄がそのまま国柄になっているのかなぁ。

 

PM 15:00

ティンプーのホテルにチェックインし、伝統服の"キラ"を着せてもらって街をお散歩。

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伝統服といっても、制服やスーツみたいなものでブータンの人はみんな普通にこれを着て街を歩いています。

 

お菓子やさんを見つけたので、おじさんのおすすめで、"Cream Horn"というおやつを買ってみた。

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あっっっまっ!!!! これは…さすがに無理です…外はさくさく美味しいんだけれど…ごめんなさい。。笑

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散歩を続けていると、なんだか気になるお洒落なお店をみつけて入ってみます。

 

◆JUNCTION

https://m.facebook.com/junctionbookstore/

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なんと、素敵なブックカフェで♡

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ブータン伝統の手漉き紙のバッグや小物もいくつか売っていました。

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ほとんどの生活用品をインドからの輸入に頼るブータンで、Made in Bhutanのものを見つけるのはとても難しい。

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でもただの「物」なら溢れかえるほど持ってるんだから、この国と人を思い出せるような、なにかストーリーのあるものが欲しいなっていつも思ってて。

 

そしたら、いくつかお店を覗いたなかで、明らかに他とはデザイン・質ともにクオリティの違う1軒のハンドクラフトショップを見つけました。

 

◆Kelzang Handicrafts
http://kelzanghandicraft.wixsite.com/kelzanghandicraft

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店内には、煌びやかなキラや、シルクや刺繍の上質な小物たちがずらり。

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とてもやさしい色合いの草木染のスカーフや、素敵なモノトーンのウールストールなどもあって、聞くと草木染めはお母さんが家で染めているものだとか。

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キラのデザインもお母さんが、小物のデザインはお姉さん。
ウールを紡ぐのとお店は妹のChongさんがしているそうで、なんだか家族の女性ばかりでひとつのお店っていいなぁすごいなぁと。

 

しかもしかも、先日イギリスのチャールズ皇太子ブータンを訪問された際に、キャサリン王妃様がお母さんデザインのキラを来てくれたのだとか!すごいーーーー!!!

 

少し値段ははっても、この方たちが作ったものが欲しいと、テーブルランナーにもなるローシルクの草木染めストールをひとつ頂きました。

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お値段は、日本円で5,500円程。こんなに大切に作られて、決して高い買い物ではないと思います。


こういうものにお金を払えるように、わたしもきちんと仕事をしていきたいなぁ。

 

他に、従兄弟の大学生が作ってここで売ってあげているという紙製のアクセサリーも見せてくれて。

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ネックレスとっても素敵!というと、これは値段あってないようなものだから気に入ってくれて嬉しい、と350円ぐらいで売ってくださいました。

 

日本の漫画、ナルトが大好きで日本語を少し勉強したというChongさん。

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お願いしたわけじゃないのにディスカウントまでしてくれて。家族みんなが大切に作ったものでしょって言ったのに。

 

母と織った布で作ったというブックマークもプレゼントしてくれました。

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本当にありがとうございました。

 

しあわせな出会いに心もほっこり、ホテルへ戻る前に、セブンイレブンならぬ、"8-11"というスーパーマーケットへ寄り道。

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ブータンワインのミニサイズ(350円ぐらい)と、ミニウィスキー(150円ぐらい)をお土産に買いました♡

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といってもやっぱり、スーパーで売っているもののほとんどはインド産かタイ産。

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ジャムや蜂蜜はブータンのものもありました。

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ブータンの首都ティンプー。来る前は、なーんにもないようなイメージやったけれど、綺麗なホテルはもちろん、レストランにカフェ、パブやカラオケまである!

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電気だって水道だってもちろん、トイレも特に困らない。

ないものを数えたらそれはそれでキリがないかもしれないけど、充分、何不自由なく楽しめます♡

 

こんなこと言ったら失礼かもしれないけれど、若者たちは民族衣裳じゃなくカジュアル服を着ているし、スマートフォンだって持ってる。これはちょびっと予想外でした。知らなかっただけ。

 

PM 19:00
夕食は、美味しくて評判という宿泊ホテルのレストランで頂きます。

 

ちかみに今晩のホテルはこちら。
時計台広場のすぐ横にある立地のよい綺麗なところ。

Hotel Jumolhari
http://www.hoteljumolhari.com/

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このやっと出会えた!
"RED PANDA"という無濾過のブータンビール。

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1年に1度しか仕込まないから、季節によってストックも少なく出会えたり出会えなかったりだそう。

 

ブータン風青菜のクリームスープから、

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どどどん!とたくさんのお料理が運ばれてきます。すごーーー!!!

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鶏肉とトマトの春雨煮込み

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ほうれん草の炒めもの

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マッシュルーム・ダツィ

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お馴染みのエマ・ダツィ

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"ポークパー"という、干し豚肉と大根のチリ炒めが激うまーーー!!!

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そしてこの、"ガッツァ・マクル"という、トックと葱をチーズで煮込んだようなもの。これも美味しい!

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ブータン美味しいやーーーんっっ♡

 

デザートは、お祭りのかき氷のイチゴシロップのようなキュートなアイス(´∀`*)

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どれも美味しいからね、お料理の名前が知りたいの!と店員さんに伝えると、メモ書きにして持ってきてくださいました。

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ほんとにほんとに優しい、ブータンの人たち。

お部屋に戻ってからもその余韻は続き。

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明日のメインイベントに備えて今日は早めに就寝します。

 

今日の1日に感謝して、こころほっこり。

おやすみない。

ブータンってどんな国?

 

AM 03:30
胃の中を消化しきれないまま、とっても早起きな朝。

タクシーでスワンナプーム空港へ向かい。

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AM 06:50
ロイヤルブータン航空 "Drukair(ドゥルクエアー)"で、インドを寄港しブータンまで4時間の空の旅♡

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最後に空港で、すっかりはまっちゃったタイティーラテを。

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ちなみに、ひときわ列の長かったドュルクエアのカウンター。
列の原因は、ブータンに帰国する人のテレビの爆買いでした…笑

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機内食も出たのやけれど、すごく美味しかった!上はベジのラザニア、下はノンベジのオムレツ。

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機内食ないと思ってうっかり買っていたマンゴーデザート。こちらも美味しかったー♡

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なぜか2時間後にはランチボックスまで。もう食べられません(笑)

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ドュルクエアは、バンコク以外にもシンガポールや香港、インドなど意外とたくさんのとこらに就航しているみたいです。

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これから訪れるブータンは。
幸福度No.1とか、最後の秘境、とか国王さまがイケメンとか色々と魅力的な噂をきくけれど。

 

九州ぐらいの大きさの土地に、たった70万人が暮らす小さな国で。
インドや中国といった大国に挟まれながらも、長い鎖国の影響で独自の文化や自然が残されているのだとか。

 

1990年になって初めて国営テレビ放送が開始。
世界でも類を見ない「国王主導(!!)」での民主化はなんとたった10年前、2007年のおはなし。

とにもかくにも、情報も少なくまだ見ぬ国ブータン!楽しみ(´∀`*)

 

AM 11:00
ブータンのパロ国際空港に到着です。

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到着するなり、王様にご挨拶♡

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両替を済まし、税関を通り抜けて。

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運転手のソナムさんとガイドのビケさんに空港入口で合流。

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ブータンは、国の資源を守るため、ガイドさんを付けずに自由に観光することは許されていない国なのです。

 

日本語がとっても堪能なビケさんから、ブータンの歴史や特産品についてなど、いろんな話を聞きながら。
こんな山道を登ったり降りたり、今日は一路プナカ県まで向かいます。

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建築ラッシュの首都ティンプーをいったん抜けます。また明日ここへ来るのやけれどね。

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PM 12:30
途中、標高3,150mにある"ドゥリュク峠"でお昼休憩。

 

◆Druk Wangyel Cafe
https://mybhutan.com/explore/dochula/druk-wangyel-cafe

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初めてのブータン料理ランチに、どきどきわくわく…♡♡

 

山小屋レストランのような雰囲気。とってもすてき。

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お料理はビュッフェスタイルになっていて、魚のグレービー煮込みや、マッシュルームのダツィ(チーズ煮込み)などが並び。

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美味しそう!♡

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別盛では、ブータン料理の定番"エマダツィ"が。

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ブータン料理は、なんといっても激辛!のようで。
というのも、唐辛子を香辛料ではなく野菜として普通に多様しちゃうから。

 

この"エマダツィ"も、唐辛子まるままチーズで煮込んだお料理ですが、辛いながらも意外と癖になりそうなお味でした(´∀`*)

 

ちなみに、ブータンで採れる野菜は。
じゃが芋、ほうれん草、キャベツ、茄子、唐辛子など種類はそんなに豊富ではないよう。

 

特に採れない冬の間はほとんどインドからの輸入に頼っちゃうけど、ブータン産のものは基本が無農薬だから味が全然違うのだとか!

十二分に美味しいランチでした。ご馳走さまでした。

 

隣にはお土産物やさんもありました。

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ここから更に東に約1時間半のドライブ。お猿さんにもたくさん遭遇して。

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途中で何度も見かけたこのカラフルな旗。

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"ウドゥラクの旗"といって、その色は大切な五要素…赤が火、青が空、白が風、緑が自然、黄色が土、を表しているそう。

風が幸福を呼んでくれるからと、川沿いや橋など風の強いところに付けられるみたい。

 

そして、ロペサ村の美しい棚田を眺めながら。

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PM 15:00
異国感あふれる、"プナカ・ゾン"に到着です。

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 "ゾン"とは、その県の行政施設と重要なお寺、お坊さんの居住区が一緒になった、ブータンならではのお役所のようなところで。
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ここプナカ県のものがブータンでも一番大きいのだそう。

 

まずは入口のマニ車を回して。ブータンでこの後たくさん見かけることになる、中にお経の入ったお祈りの大切な道具です。

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中に入ると、なにやらたくさんの人がいて賑やか!

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今日はプナカのお祭りの最終日だったので、私が訪れた時も、チベットのカジュラ宗派の戦いを模したイベントが行われていました。

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真ん中にいるのは市長さん。
今日だけは偉い人に何を言っても許されるそうで、冗談と笑い声が飛び交ってとーってもなごやかな雰囲気♡

 

爆竹だって始まっちゃう!笑

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お祭りのあと、出ていた男の子に笑いかけると、笑い返してくれて。

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でも写真撮らせてーというと、すこし緊張ぎみ♡

 

お坊さんだって写真大歓迎みたい!ブータンの人は、カメラを向けるときりっとポーズをとるか、とってもキュートに笑ってくださいます。

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1600年代に建てられたこちらの建物の中には、カラフルなお釈迦様が鎮座されていました。

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※建物内は撮影禁止

 

ブータンの魅力に触れたあと、ホテルへの道中でマーケットを発見して寄り道。

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人だかりは何?!と思ったら、まさかの賭けごとで大盛りあがり(笑)

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映画のチケットらしきものを売っていたので、どんな映画?と聞くと、ブータンの映画はほとんどラブストーリーらしい!!!

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歌も、あなたが好きで〜とか、会えないとなんとか〜とか、もうそれはそれは愛の歌だらけらしい(笑)

 

PM 17:30

お隣、ワンデュ・ポタン県のホテルに到着。
ここは、首都を中心とした世界と、その外側に広がる世界との境界にあるといわれる場所です。

 

Hotel Pema Karpo
http://www.hotel.bt/hotels-in-wangdue/hotel-pema-karpo/

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ホテルの前の川には水鳥がたくさん。

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PM 19:00
夕食もバイキングスタイルで、ホテルのダイニングで頂きます。

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飲み物は、ブータンのビール"Lagar"と、ピーチワインを注文。

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なんと!ブータンではビールの他に、ワインやウィスキー、ラムまで作られているそう。

今晩頂いたピーチワインも、香り高くフルーティなワインそのもので美味しかった*

 

かわゆいお姉さんによそってもらって♡

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やっぱり美味しい、マッシュルームのダツィ。

 

"Bathub" という、優しい味のほうとうスープも◎

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デザートは、"Banana Custard"。

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ブータンの方が食べているものよりずっと、観光客向けにマイルドになっているみたいだけれど、どれも素朴で美味しくて。

 

ガイドさん、ドライバーさんたちも同じホテルに泊まっていたので、夜はロビーで「なぜ日本人がブータンに幸せを探しに来るのか」というトピックスを談義してみたり(笑)

 

なんだかとっても、ゆったりと過ごした1日でした。

ブータンの魅力はまたのんびりと最後にお話したいと思います。

Gaggan's show time !


ずっと来てみたかった、でも絶対来れることはないと思っていた場所へ。

2018.02.22

- PM 18:00


◆Gaggan

http://eatatgaggan.com/

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Asia’s 50 Best RestaurantsでNo.1に輝き続けるバンコクのインド料理レストラン。

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世界の食シーンを変えたスペインの名店中の名店、エルブジ出身のシェフが繰り出すインディアンフュージョン料理の世界。

 

一軒家の邸宅レストラン自体、予約は6ヶ月待ちともいうから、よく予約が取れたものやなぁと自分でも感心しながらっ♡

といっても、飛行機を取るよりずっと先に予約を入れました(笑)

 

その中でたった14席、リクエストを出してもほとんどの人が通らないカウンター席が2階にあって。

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通常の厨房は1階にあるけれど、この14席だけは前が実験室のような厨房になっていて、同じメニューをショー形式で楽しめるという。

 

もちろん私もリクエストを出していたけれど、コネクションもないし、ものすごい倍率にひっかかるわけもなく2階の通常のテーブル席に案内され。

 

でもね、とてもラッキーなことに、最近シンガポールから来たという日本人のソムリエさんがいらっしゃって。

ダメ元で、やっぱりあっちは無理ですよね、と言ってみると、交渉してくださったのかなんとなんとそちらにお招きいただけることに…!!!

 

大慌てで席を移動っ。

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なんと言ってもここは、18:00一斉スタートの遅刻は大厳禁、アレルギーも基本は無しの方限定という本当の特別席だから。

 

置かれたメニューにはなんと、25個のアイコンが書かれたのみ。

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???となりながら、この空間専属というフランス人ソムリエさんにワインペアリングをお願いすることに。

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一組一組の好みをとても真摯に聞いてくださいます。

 

そして、It's show time !

シャンパーニュとともに、いよいよ始まりです。

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小さなお皿が25個、コース仕立てで。
22個は手でそのまま、2個は器で、1つは内緒ねそのうちわかるから、と。

 

1.Cucumber
胡瓜と黒塩のスパイシースクイーズ

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2.Explosion
エルブジの系譜を組むガガンのシグニチャーディッシュ。

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ぷちっとハリのある食感の、ヨーグルトリキッドの入った温泉卵みたいな一皿。

 

3.Brain Curry
急に大音量でロックミュージックがかかったと思ったら…
Lick it up! という歌詞とともにこのお皿。

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チリとカレーとグリーンピースのペーストを下からLick it(なめて)、脳内カレーを楽しんでと。

面白いーーーー!大のおとながみんなお皿舐めちゃってる...!!! 笑

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 舌だけじゃなくて、五感で楽しむこのかんじ。
これがエルブジが作り上げた新しい食の世界だと思う。

 

4.Horseradish Egg
カレーアイスのプチ卵クッキーに、上にはカリブ海キャビアマスタード

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5.Prawn
北海道の甘海老には、水飴の殻をつけレッドカレームースを入れて回る

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6.Eggplant
タンドリーで焼いた茄子をフリーズドライにして小麦粉のように使った茄子のクッキー。

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中には、玉ねぎのチャツネが入り、タンドールでついた燻製風味が美味しく。瞬間に口の中でとろける。

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材料の種明かしっ。

 

7.Chilly
チリボンボンと言われたものは、外側はなんとホワイトチョコレート、中にチリ風味のリキッド。

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ここで合わせるRousanneの白ワインは、気のせいかタマリンドの風味がする。

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8.Rice
ココナッツチャツネを載せたインド風のライスケーキ

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ここで気付いた。どのお皿も余韻がとてもとても長い。なんだか魔法みたい。

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9.Fish
タイの海で採れたシーバスとアーモンドのタイ風サラダ巻き。こちらもトムヤムクンの風味。

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9.Keema
ケールが練りこまれた羊のキーマ包子、上には紫蘇の花が。

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10.Tacos

突如、根室の立派な箱ウニが披露され…!!!

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タコスに見立てた生雲丹が。

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下には、パンプキンと鱈、海ぶどうのムースが隠れていて。合わせて頂くの。絶品…!!!

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なんと芸術的で細やかな仕事だろう。

 

12.Sushi
次に披露されたのは、なんと大分産の鮪…!!!

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鮪の中トロマリネ、シャリはご飯ではなく出汁のメレンゲ

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マリネは、フリーズドライの柚子と山葵が香る。

 

Gagganのシェフはとても日本が好きで、1年で8〜10回も来日しては食材との出会いを楽しんでいるとか。
和の食材の新しい可能性が、こんなふうに海外でもたらされるなんて。

 

次のペアリングはまさかの甘口ワインで。

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13.Citrus
どちらかの手を出して、とシェフから急に柚子のリキッドをスプレーされ。
ここに載せられたのは、フォアグラと柚子アイスのミニタルト。複雑な味に舌鼓。

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なるほど、やから甘口ワインやったのね。

 

ここでソムリエさんに、私はカレーにはゲベルツトラミネールを合わせるのだけれど、もっと他に何かないかな?と聞いてみると。

 

ジョージアのオレンジワインや、Juraのヴァンジョーヌ。
クリームベースのカレーだとFino、そうそうお寿司にはシェリーが合うよね!なんて、とても楽しい選択肢をいただいて♡
今度試してみよう…!!!

 

お楽しみは続きます。まだ半分っ。

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14.Chocolate
鰻のメキシコ風モレ、中には餅米が。

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チョコレート味しないよと言うと、なんでもこのモレのスパイスがその昔に、チョコレートと同様インド交易の産物だったのだとか。

 

15.Carrot
こっちで買ったら1本5ドルもする濃厚な金時人参のポタージュ。

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タマリンドとブラックペッパーが香る。

 

赤のペアリングは、シチリアのエトナ山の麓でベルギー人が作るもの。

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ネレッロマスカレーゼとカタラットのブレンドでスパイシーなお料理をも優しく包み込む不思議な存在感。

 

16.Momo
黒にんにくのモモ(チベット餃子)の中身は、インド風のポークビンダルー

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17.Coconuts
北海道産ホタテと生姜、生ココナッツ粒アイスのバイト

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18.Prawn
ポルトガル風海老のカレーグリル。ぶりんぶりんの海老に、ここでもひとつひとつに素材の良さが伺える。

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19.British
チキンティッカムースが入った、トマトマサラのメレンゲサンド。

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息のあったマリアージュを見せてくれたのは、このShiraz。

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20.Charcoal
黒丸●の絵文字もここのスペシャリテ

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椎茸と枝豆のペースト揚げにフライドオニオンを添えて。

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和食、それも日本の「食材」への世界の関心の高さと可能性を感じずにはいられない。

 

21.King Crab
急に証明が暗くなり…目の前で焼かれるシェアウッド。

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火がついたままお皿に提供され、気をつけてとバナナリーフの中から出て来たのは…

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な、なんと!!! "蟹のバスマティライス"

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美味しすぎる。お腹いっぱいやのにぺろりんっ。

 

22.Roses
ここから始まるデザートの一皿目は、ビーツで作られた薔薇の花びら。

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中にはマシュマロ、下はシナモンチョコレートクッキーが。

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吹き抜けから見える1階の厨房で、それはそれは丁寧に花びらが1枚ずつ作られていました。

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23.Flower Power
花型パイ生地には苺アイスと裏に潜むラベンダーシュガー。

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これがもうほんと、秀逸に美味しい。美しい上においしいってすごい。ずるい。

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24.Origami
折り紙よりインスパイアされた1品は。塩キャラメル、味噌キャラメル、ラズベリー、チョコレートのソースがそれぞれのセクションに。

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ワンバイトで頂くと、「甘い」と「辛い」が口の中で複雑に絡み合う。

 

25.Yin Yang
最後の一皿は、エスプレッソ珈琲と白胡麻のキャラメルアイス。

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最後に配られる、食材の答え合わせ。
完璧すぎるショータイムの幕引き。

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食で『楽しませたい!』という気持ちのなんて強い人たちなのだろう。

 

イデアとも、創造力ともいう。普段の食事では必要じゃないと思えるようなことが、ここでは当然のように前面に立っている。

 

こういう五感に訴える料理って。
楽しいからそのぶん、美味しくなくても仕方ないって思っちゃうところもあるけれど
ここで食べたものは、どれもほんとに舌で美味しく、それ以上のエンターテイメントがそれぞれにあった。

 

感動以上の何ものでもない、ここに来るだけでバンコク渡航の意味があるぐらいのスペシャルすぎる3時間のディナータイムでした。

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人気絶頂の折に幕を引いたエルブジのように。
レストランの賞味期限説を信じるオーナーは、こちらも2019年ごろに閉店すると宣言していて。

 

もう来れないかもと思うと悲しいけれど、ただ今の噂では、どうも2020年ごろに新店を福岡にオープンするとかしないとか。

またこの素晴らしい食事の瞬間に立ち会えますように。

 

すっかりご機嫌でホテルへ戻り、宿泊していたホテルのルーフトップバーへ。

 

◆The Speakeasy

http://hotelmusebangkok.com/restaurants-bars/bangkok-rooftop-bar-speakeasy/

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24階にあるだけあって、景色もとってもスペシャル。

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すごい活気の街だったなぁ。

 

せっかくなのでオリジナルのカクテルをいただくことに。

 

Extravagant G&T 370THB と、
胡瓜とライチ、アップルジンジャー、バタフライピーのカクテル

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 Lemongrass Mojito 320THB 
タイらしいレモングラスのモヒート

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ほんとにほんとに、しあわせな1日だった。
生きていて良かった、頑張ってよかったと。

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船着場のマンゴーから、五感に訴えるフュージョン料理まで。

どれもが大切で、美味しくて、魅力溢れるバンコクの食シーン。すっかり虜になってしまったのでした。

バンコク女子旅のすすめ

 

バンコクで迎える朝です。

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AM 07:00
ホテルの朝食ってやっぱりどうしても好きで。
今朝のダイニングは何と19階にあります。

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タイらしい食材にもどきどき♡

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タイの蜂蜜や昨日はまっちゃったタイティー、南国のフルーツがたくさん。

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オムレツをお願いしたらかかってきたチリソースが美味しくて!これ家でもしようっ。

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AM 08:30
タイ古式マッサージの総本山と言われる、ワット・ポー寺院へ。

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トゥクトゥクかわいすぎるっ。インドのよりずっと綺麗やし。

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お釈迦様のいる北のお堂側の入口より入館。

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ちらり。な…なんか、いはるーーー!

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は…!!!!!!目があった??!!!

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なんかとか言ったら全然だめ!ご立派すぎる涅槃仏様です。

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お堂のなかにぎゅうぎゅう詰め感半端ないのやけど、狭くないのかな?!

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背中側ではコインを壺にひとつずつ入れ、煩悩を捨てていきます。

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わたし、きっと煩悩だらけだなぁと。

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そのまま寺院の中を散策してみます。

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さすがマッサージの総本山だけあってか、個性的な姿の仏様がたくさん。

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装飾のひとつずつもとても手が込んでいて綺麗。他のどの国のものとも似ていない。

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瓦の修復中。こっわ…!!! 細い竹に命綱もなしっ!!!

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あー楽しんだたのしんだー♡

 

チケットにはお水のサービスも含まれていました。暑いしね、こういう優しさ嬉しいっ。

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そして、少し歩いた先にワットアルンのある対岸への渡しボートを見つけ。

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4バーツ(14円ぐらい)と言われたのやけど小銭がなくて両替がわりに1つ10円ぐらいのマンゴーを購入。

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これが甘くて美味しいの!すごいなぁタイ。

 

2分ぐらいで対岸に到着。日本の海軍さんがたくさんいらしてました。

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夜には金色に光るだろうワットアルン寺院を中に入ることなく横目に通りぬけ(笑)

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AM 10:00
もうひとつ、Uberですこし足をのばして、絶対に行きたかったワット・パークナム寺院へ。

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僧侶さんの教育の場としても使われていた、大きな5階建の寺院なのですが。

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なんといっても見所は、5階にある仏陀の生涯を表したブッタクナーロム室の天井画。

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これー!これが見たかったの。

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別名、エメラルド寺院と呼ばれるだけあり、天井全体が宇宙のようにエメラルドに輝き、鳳凰も跳んでとてもありがたい雰囲気。

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外はとても暑いけれど、ここはすこし風が通って気持ち良い。

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はるばるやって来た甲斐がありました。

 

AM 11:00
少し早いですが、ワットポー近くまで戻って気になっていたレストランで軽いランチを取ることに。

 

◆Err Urban Rustic Thai
https://www.errbkk.com/

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ここは、アジアTOP50レストランでも常連の『Bo.lan』のが、タイ各地の屋台料理をモダンにアレンジし、気軽に楽しんでもらおうと近年オープンしたお店で。

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タパスサイズで色々楽しめるのもうれしいし、何より内装や食器のひとつひとつもかわゆいっ♡

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CHATRI IPA 195THB
パッションフルーツのように甘い香りのタイのクラフトビール。おいしい!

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見つけたら買って帰りたい!!

 

Yum Chai Po 65THB
大根のピクルスかな。辛味と酸味がこの暑さにちょうどよい!おつまみに最高っ。

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Tom Yum Kha Moo 195THB
初豚足のトムヤムクン

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日本で食べると酸っぱいだけやったりするけど、とろっとろの豚肉からのお出汁とお野菜がぎっしりほんとに良いお味。
スープストックさんで出してくれたら毎週買うのになー。

 

Pad Gra Pao Nua 380THB
ホーリーバジルの牛肉ガパオ

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日本で食べるよりあっさりとハーブを感じる味付け。これも最高!


とろとろの揚げ卵といただくと、しあわせ〜っ。

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ビールもほんまに美味しいし、すごい元気になれるご飯でした!(´∀`*)

 

ここで急なスコール!きゃーーっ。

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雨だしねと、Taxiを拾って、yoga用のタイパンツを買いにプチプラファッションのモールへ行くことに。

 

バンコクに来てびっくりしたこと。
まず、交通の便がとーーっても悪い。Sky Trainや地下鉄はほぼ十字にしか走ってなくてそれこそ観光地を全然網羅できていない(目下建設中らしいけれど)。

 

だから、必然的にTaxiやUberを使うことになるのやけれど、道幅こそ広いのに車が多すぎて超っっ混んでる。

 

平日の真昼間でも、たった5kmの距離に30分かかったり。
Ubreを呼んでも配車に15分かかったり。
820万人の大都市、急成長の側面なのかな。

 

でも、どの人も優しいです♡
乗車時間が長くてトイレに行きたくなったときも、すごい必死で探してくれたり(笑)
ひとはほんとに素敵だなって。

 

そうこう言っているあいだに到著。

◆Platinum Fashion Mall

http://www.platinumfashionmall.com/

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大阪の船場みたいなところっ!ドレスショップからアクセサリーまで問屋さんのようなショップがぎっしり。

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その中でひとつ、インドのブロックプリントを買い付けてタイで洋服に仕立てているお店を見つけて。

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モノトーンのワンピースを1着買いました。
ここはハンドメイドだから、他のお店より高くて、それでも700THB(2,500円ぐらい)。

 

小一時間お買い物を楽しんで、タイ好きのお友達におすすめ♡と教えてもらっていた、街はずれにある一軒家スパへ。

 

◆Divana Nuture Spa
http://www.divanaspa.com/NurtureSpa/

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すーてーきーーーー!!!!

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冷たいハーブティをウェルカムドリンクに頂いて。

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ホットストーンを使った、
Detoyify Jade Reborn 2時間のコースを体験。

2人で予約していたので、カップルルームでの施術。

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ほんとに2時間みっちりとアロマでマッサージしてくれて、力加減も技術も最高!!!
これまで人生のなかでたぶん、一番気持ちよくてしあわせなスパ体験でした◯

 

終わった後にもまた、フルーツとティーが。

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そしてなんと、トゥクトゥクでの送迎付!贅沢ーーーー!!!

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2時間で1人、2,900THB (約1万円程)。
たまにはね。たまには。

HPから事前決済で予約するとディスカウントがきいて、15%オフになりました(´∀`*)

 

ホテル近くのデパート、Central Embassyまで送ってくれたので、ついでに地下のフードホールでおみやげを見ることに。

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◆Eathai

http://www.centralembassy.com/store/eathai/

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ここのメインは、タイ各地の伝統料理の屋台たち。

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カードにお金をチャージして、屋台めぐり感覚を超!衛生的に楽しめるみたいです(^^)

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Eatalyのパクリ感否めないけれど…!!! 笑

 

横にくっついている食材やさんコーナーで、ココナッツチップスや、タイのワインも見つけて買いました♡

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PM 17:45
ついついのんびり、猛ダッシュでホテルへ帰って着替えて。

 

バンコクに来ることがあったら、もう絶対なんとか行きたい、というかここに来れないならバンコク来る意味ない!とまで思ってしまっていたレストランへお洒落をして夕食に出かけます(´∀`*)

 

アジアTOP50レストランで、1位を守り続けるフュージョンインディアンレストラン、Gaggan。

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予約を取れたことすら奇跡。
どんな世界が待っているのやら…壮大になりそうなので、次の記事へ♡