突然。ふってきたように未来の楽しいことを思いつき飛び起きた朝。
展示会中にたまっていた仕事の気になってたことを片付け、代わり映えはないけど無料がありがたすぎる朝食をいただいて。
てくてくとお出かけです^^今日もいい天気!
本当は今夜の便で日本に帰国するはずだったのだけど、今夜の便がキャンセルされて明日になったの。
一応事前(8月)に連絡が来たので、旦那さんにお許しをもらい1泊は延泊のご褒美Dayに〜♡
かわいいおばぁちゃん!おしゃれ♡
AM 10:00
ホテルから徒歩10分で来れちゃった、ロンドンで一番大好きな美術館、V&Aへモリス様の作品に触れに。
まず一番上の4階へ登ると、天井まで届くほどの、すごすぎる陶磁器のコレクション。
時代によるデザインや用途の移り変わりも楽しい展示。
館内のガイドさんに、どこに行ったらモリスに会える?と聞くと、3階の125番の部屋を教えてくれました。
今から150年ほど前(1876年)のデザインとは思えないほど、色褪せないデザイン。
この有名な鳥とアネモネデザインは、モリスがコッツウォルズのマナーハウスの庭で、ツグミ(thrushes)がフルーツを盗み食べしてるのからインスピレーションを受けたそう。
そのマナーハウスがここだって。行ってみたいなー。
刺繍の技法を大衆の利用にはじめて取り入れたのも、William Morrisだったみたい。
そして2階降りると、息を呑むほどのジュエリーのコレクション。
中でも、女王のために作られたものなどティアラのコレクションは圧巻。
イギリスは世界の宝物を全部手に入れたんじゃないかなって思うぐらい、置いてあるものすべてが桁違いに豪勢ですごかった。
なんとすてきな蝋燭消し…!!!これぐらいなら手に入れるのも夢ではないんだろうか(笑)
カフェになってるモリスのティールームも素敵。
ミュージアムショップもツボすぎて、カレンダーなど買ってしまいました*
楽しんで見すぎて気づけば次の予定まで20分しかないっっ。
大慌てでホテルに荷物を取りに帰り、地下鉄に乗ってヴィクトリア駅へ。
大仕事を終えた後の終盤に、一度は味わってみたかった『本物』のアフタヌーンティーをと、予約をしてこちらを訪れました。
■The Goring Hotel
案内されたのはボタニックで素敵すぎるダイニングルーム。
アフタヌーンティーのメニューは1種類。シャンパンなどを付けるかどうかでお値段が変わります。
贅沢なことに、マグナムボトルでBollingerのシャンパンがやってきました…
あぁもう帰るべき家がないなら、今日ここで果ててもいい幸せ…
アミューズにと、チーズとパンプキンのキッシュから。
紅茶はここのシグニチャー、ハウスブレンドのAfternoon Blendをお願いしました。
そしてやってきました!憧れのこの3段のティースタンド。
1段目には5種のサンドウィッチ。美し。
・チキンとレーズン カレー風味
・サーモン&クリームチーズ
・卵とルッコラ
・キュウリとサワークリーム
ビーツの練り込まれた、サーモンクリームのサンドウィッチ。もはや芸術。
しかもこのサンドウィッチたち、ひとつからお代わり自由なのです。
2段目には、愛してやまないスコーン!
半分に割って、クロテッドクリームとジャムをたっぷりつけていただきます。
外は薄皮でさくっと、そして中は程よくしっとりと溶けていく。
バレエの白鳥のダンサーを思わせるかのような、美しく軽やかなスコーンでした。
レーズンのスコーンにはシャンパンがよく合う。知らなかったし、一生のうちでもう二度としない(できない)組み合わせかも。笑
ミシュランレストランのシェフが作っているんだよと教えてくれました。それはもう!
3段目には3種のフィンガーケーキが。
アップルバニラのムースケーキは、カルダモンが効いたオリエンタルな味わい。
スパイスパンプキンケーキは、まさかの黒胡椒が隠し味に。
チョコレートとコーヒーのタルト。チョコレートがビターで大人感。
口が甘くなってきた頃に…ひとつだけのおかわりっ♡
お庭と一体化したティールーム。ここに来れてほんとうに幸せでした。
おなかがはち切れそう…すごい頑張って食べたけど、余ったら持ち帰りもできるみたいでした。
味ももちろん一流だったのだけど。何よりすごかったのが流れるように無駄のない美しいサービス。
ホテルに入るとまずコートを預かってもらい、それとなく御手洗いにエスコートされる。これはきっと、ティータイムを心から楽しむため。
テーブルに着くと説明とオーダー、アミューズが運ばれると同時に、お兄さんがナプキンを膝に掛けに来てくれる。
(しかもとても若くて美しい男性だった。きゅん)
子ども椅子があったから、一緒に来れるのだろうけど、ここは大人だけでゆっくりがいいかも(笑)
ご馳走さまでした。
PM 14:00
今日はこのままヴィクトリア駅から国鉄に乗り、大学のころに過ごしたブライトンへ向かいます。
懐かしのこの電車ー。ロンドンから約1時間、田園風景のなかをゆっくり過ぎていきます。
Brightonまで列車で移動すると30£なのに、すぐ隣町のHove行きだと9.5£というわけわからないプライス差だったので、Hove経由でバスに乗り継ぎ今日のホテルまで。
バスは、コンタクトレス対応のクレジットカードをピっとするだけでチケット購入不要。
1日どれだけ乗っても5£以上は請求されないと言うなんとも便利な時代です。
PM 15:30
ホテルに到着。イギリスらしくてかわいいゲストハウスです。
■Blanch House
寝心地よさそう!♡
さっそく夕方の町を散策しに。来るの何年ぶりだろうーー。住んでたのは14年前?!とかかなっ。
いろんなカルチャーを受け入れる器の深さが自慢のブライトン。
堂々と表通りにはこんなショップも。日本だとかなり話題になりそう。
そういえば、初めてゲイの友達ができ、親友になり、ちょっと好きかもと思ったけどNahokoとはキスできないと告白もしてないのに振られ、親友になり、ゲイの見分け方をレクチャーしてもらったのも、そういえばこの町のこのあたりのカフェだった(笑)
チャリティーショップ(寄付されたものを販売し、お店の売上は発展途上国などのチャリティーに利用される)もたくさん。
うっかり!ウェッジウッドのケーキスタンドを5£(900円)で見つけてしまった…!!!
ブライトンの顔、ロイヤル・パビリオン。中入ったことあったかなぁ。
町の観光とかここにいたときはほとんどしなかったから、改めて魅力に気づいたり。
そしてGardner Streetへ。ここには個人店のおもちゃ屋さんやヴィンテージショップ、スパイスショップなど気になるお店がずらり。
わたしがいくつかのぞいて良いなと思ったのがこちらのおもちゃやさん。
https://www.daisydaisydirect.co.uk/
知識豊富な店員さんに教えてもらって、かわいいこたちへのお土産を買いました^^
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家に帰って遊んだ感じ^^日本にはないタイプのおもちゃで楽しそうでした。
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このスパイスショップも、見たことないスパイスだらけで楽しかったーーー!!
■The Spice Shop
このよくわからないスパイスたち(店員さんに使い方は聞いた)を、スパイス好きな旦那さんへのお土産に♡
気づけばすっかり真っ暗。でもやっぱりこのカラチャリスティックなエリアが、今のブライトンでは一番面白いかも。
そして閉店ギリギリにすべりこんだこのアンティークマーケットが、もう最高すぎた!
■Snoopers Paradise
https://snoopersparadise.co.uk/
アンティークの貸しボックスショップ的な感じなのだけど、プロのお店って感じじゃないから、ガラクタも多いけど値段も安い。
かわいい!かわいい!しかも安い!宝の山ーーーー!!
シルバーの猫足ジャグが10£(1800円)とか…日本で買ったら10倍ぐらいするよっ。
宝探し気分だったけど、15分ぐらいしかいられなくてもう!必死!!笑
もっと時間があったらやばかったかも。あと3時間ぐらいいれそうだったけど、これでよかったと思おう…笑
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こちらも家に帰って飾ってみました。かわいい…
シルバーのこのカッティング技術すごすぎる。
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去年フランスに行った時には、子どもがいたしいけなかった「買い物」をめっちゃ満喫。
Poundland(1£均一ショップ)は、ちょっとしたおもちゃやパーティグッズの買いだめに最高。
ふぅ。パブでビール休憩したい気持ちと、もっと町見たい!な気持ちのはざま。
PM 19:00
待ち合わせのチャーチルスクエア。ここは全然変わってない。散々通ったCaffè Neroも変わってなくてほっ。
でも寒すぎて(7℃ぐらい) やっぱりパブで待ってることに。
■Inn On The Square
内装かわいいー。今日のモリスのティールームみたい。
Extra Cold のギネスビール 3.3£ (Half Pint)を。
カプチーノみたいっ。色の濃さほど苦味はなくて軽やかでした^^
隣のスコットランド出身のおじさんが『You are lovely.』と10回ぐらい言ってワインをご馳走してくれた(笑)
世界中どこ行っても誰かに奢ってもらってる笑 世界の皆さんほんとうにありがとう( ; ; )
PM 20:00
14年前にこの町で英語を教えてもらっていた先生、Davidと久しぶりの再会し、中欧料理が食べられるレストランへ連れて行ってもらいましあ。
グーラッシュだ!嬉しい!大好き!
クラスの中の授業に留まらず、22歳の当時、初めて世界の宗教観にふれて戸惑っていたわたしを家族と一緒に教会に連れて行ってくれたり、27歳でロンドンで籍を入れた直後にも、ふたりで訪問してお祝いしてもらったり、大切な節目には必ず居てくれる、かけがえない先生。
今の夢や気付き、たくさんシェアさせてもらって、とても楽しい時間でした。
明日はいよいよ帰国!
もう悔いがどこにも落ちてない。笑
はやくあいたいよさくとらいー♡
Written by... **
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
代表(CEO) /Travel Creator/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
*世界で一番おいしい旅を、オーダメイドでお作りします*
Mail: info@tableacloth.com
Web: https://all.tableacloth.com/
兵庫県知事登録旅行業 第3-814号
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■Profile
1988年奈良県生まれ。株式会社 Table a Cloth 代表取締役/トラベルクリエイター。ヨーロッパやアジア諸国からの雑貨バイヤー・輸入業の仕事を経て、現地の人や文化に実際に目で見て触れてもらいたいと旅行業へ転身。いつも私に素晴らしい出会いをくれる『旅』が本当に大好きだから、お一人お一人に合わせて、行ってよかったとずっと思える旅をお作りします。第4回「LED関西」ファイナリスト、第17回「女性起業家大賞 奨励賞」受賞。
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