AM 06:00
目覚めたベッドからの景色。とっても贅沢。
支度をしていると、昨日の白鳥くんが会いにきてくれました。
AM 07:00
Corrieが用意してくた朝食の準備をいただきます。
焼きたてパンに、バター、ジャム、オーガニックのジュースやヨーグルト。
豚よりヘルシーという、ターキーのサラミ。
大好きな山羊のチーズ!
昨日、山羊農家さんの話をしていて、大好きなのー!と言っていたら、あれから買いに行ってくれたみたい。嬉しいーーー♡
次にオランダに来たらトライしようと思っていた、パン用のチョコフレーク。
シーソルト味にオレンジ味も。甘すぎずおいしい(´∀`*)
楽しい朝。ご馳走さまでした。
今日はお昼に古い友人とユトレヒトで会う約束があるのやけれど、昨日思い立って、朝一で"キューケンホフ公園"に行ってみることに。
◆キューケンホフ公園(Keukenhof)
アムステルダムから南西に約30㎞、リッセ(Lisse)という町にある、世界最大のフラワーパーク。
例年、3月下旬~5月中旬まで(今年は5/13まで)の短い期間のみオープンする、おおきなおおきなお花畑公園です。
朝いちばんやからかな、まだ人も少なくて。
園内にはミニ牧場や風車もあります。
ミッフィーの家も♡ 奇抜にしすぎてる!w
見所のひとつ、大きな5つのパビリオン内には様々なお花の展示が。
ここはやや商業的で、うーーーんっ。
こちらはシンプルにチューリップメイン♡
ショップなんかも色々あって、楽しかった(´∀`*)
AM 11:00
スキポールへ戻り、そこから列車でユトレヒトへ。
車窓からたくさんの牛さん。のどかやなぁ。
ユトレヒト駅へ到着。思ってたより都会…!!!
駅前に見つけた、人気のフリットやさん、"マネケーピース"。
オランダ名物のクロケッタの自販機にテンションあがっちゃう♡でもランチ控えてるからがまんっ。
待ち合わせまですこし時間があったので、街をぷらぷら散策することに。
WE STORE(住所: Vredenburg 15, 3511 BA Utrecht)の前で、出会いたかったミッフィー信号ちゃんにも出会えました*
きゃわーーー!写真撮ってるのわたしだけやったけれど◯笑
川を渡り、Voorstraatのほうへも。
行きたかった有名なセレクトショップがあり、覗きます。
◆Puha shop
この辺りは話題になるような新しいショップがどんどんできているエリアで、茶色い屋根の建物と街灯が立ち並ぶ様子は、ロンドンのショーディッチみたい。
突如現れた街中図書館??!! すてき。
古着屋さんなどもこの辺りにはたくさんありました。
そのまま歩いて南下していくほどに出会う、ほんとに可愛い街並みさん。
良かった、ほっ。駅前モダンすぎてイメージと違ってびびってたの笑
そしてもうひとつ、ホテルと服屋さんとレストランが一体になった話題のショップへも。
◆Daen's
もうすこし歩いくと現れた、運河沿いのエリア。ほんとに素敵ーーーーっ。
すっかり大好きです、ユトレヒト^^
いたるところで出会ったミッフィーちゃん。さすがディック・ブルーナさんの故郷。
↑ここは切手&ハガキの専門店でした。
実はアンティークショップも多いユトレヒト。中でも、特別に行きたかったこちらへ。
◆De Oude Pijpenlade
http://www.deoudepijpenlade.webnode.nl/
小さなちいさなスプーンをふたつと、取っ手の素敵なケーキサーバーをお買い上げ。
近くに可愛いヴィンテージショップも見つけました。
◆FEM Vintage
住所: Lijnmarkt 42近辺, 3511 KJ Utrecht
そして、ブルーナさんも大好きだったというこちらの小さなお菓子屋さんへ。
◆Banketbakkerij Theo Blom
http://www.banketbakkerijtheoblom.nl/
実は前職で、ここのバタークッキーの輸入企画に関わっていて。
試食させてもらったそれが美味しすぎて忘れられなくて、いつかいつかと思っていたの。
ぶさかわなミッフィーちゃんの公認チョコも売っていたけれど、写真撮っただけ(笑)
わたしの心はこのレトロな紙箱のクッキー!!!
やっと買えた。ほんとに嬉しい。大切にいただきます。
PM 13:00
やばー!ユトレヒト思ったより楽しすぎてちょっと遅刻ーーー!笑
学生の頃にイギリスで出会い、同じ寮に住んでいたオランダ人のっぽさんのArnordが、彼女ができて今ユトレヒトに住んでいるというので、3人でランチしよーうと♡
数年前、日本に遊びに来てくれて以来、5年ぶりぐらいの再会かな?!
ランチに良いところーとお願いして選んでくれていた待ち合わせのビアカフェへ。
◆Biercafé Olivier
https://utrecht.cafe-olivier.be/
中世の教会を利用したクラシックな店内には、数えきれないぐらいのビールが!!!
おすすめでと、ユトレヒトのブリュワリーのものを選んでくれて。
ランチに、彼らおすすめの海老とチーズのクロケッタを頂きます。
5年間のあれこれを話しながら、このビールもこれとあれも飲んでー!と、しあわせすぎるランチタイム。
ビールを呑んですっかり良い気分になった私たち。
実は、とてもラッキーなことに明日はキングスデイといって、王様のお誕生日でオランダ中が祝日&お祭り騒ぎになるそうで。
オレンジ色のものを身につけて、街で昼夜問わずパーティをするのが習慣のようで(笑)
前夜祭の今日からすでに、街中オレンジだらけ!
ということで、わたしたちもオレンジを求めて街のショップへ。
酔っ払いArnordが、オレンジのサングラスとTompoes(トンプース)という、オランダ名物のミルフィーユのようなお菓子を買ってくれました(´∀`*)笑
これもほんとはいつもはピンク色らしい!
ほろ酔いの3人。きゃっきゃと、H&Mでオレンジのトップスまで買う始末(笑)
本当に素敵なカップル。
ちゃんと大切にするのやで、日本に連れて来てね、となんだか母親みたいに愛しい気持ちを残し、ふたりとお別れ。
PM 16:00
列車で約30分、アムステルダムへ戻ります。
メトロに乗り継ぎ向かったのは、街の南の"De Pijp"というエリア。
ここで、気になっていたセレクトショップを覗き見っ。
◆Hutspot
すてきな服たちを横目に、話題のムール貝専門店、"Mossel & Gin"オリジナルのジンマヨを見つけたのですかさず購入!笑
遠くて今回は行けないなーとおもってたの!これで家でムール貝の白ワイン蒸しできるっ♡
そしてそして、間も無くクローズしちゃうマーケットを足早に見てまわります。
◆Albert Cuyp Market
http://albertcuyp-markt.amsterdam/?lang=en
アムステルダムの中でも、毎日開催されるローカル感の強いマーケットで、野菜から服から色々売られているのですが、ここに行ってみたいおいしいストールが2つあったのです。
ひとつが、ベルギーに入ってからありすぎてびっくりしてる、フリット(フライドポテト)の屋台。
ここは、Corrieがアムステルダム一!と太鼓判を押していた店。
大中小から選べるフリット、小2€に、ソースは"Special" +1€を選んで。
Specialというのは、ケチャップとマヨネーズに角切りオニオン。
揚げたてで美味しくないわけない!チーズソースもおすすめみたいやったけれど。
場所は、マーケットの一番西の端。さっきのHutspotのすぐ南側です。
もうひとつ、Corrieに絶対!と言われたのが、ここがオリジナルレシピというストロープワッフルの屋台。
普通のストロープワッフルよりふた回りぐらい大きくて、熱々のキャラメルソースをその場でサンドしてくれる♡
おまけに上にはスペシャルなチョコレートソースという(笑)、なんともハイカロリーな愛されおやつさん。
マーケットの周辺エリアは、アクセサリーブティックや古着屋さん、レストランの並ぶ今話題のエリア。
何かの本で見ていた、こちらのショップものぞいてみました。
◆COTTONCAKE
でもやっぱりどうしても、花より団子なの。
ということで、中心部へ移動し、チーズショップ巡りへ出かけます。
まず1軒目はこちら。
◆Dutch Delicacy
http://www.demannenvankaas.nl/
良質なチーズたちが並び、ほぼ全てどーんと試食させてくれる太っ腹さん。
パッケージもかわいくて、どれも万人ウケ間違いない美味しさやので、少し高いけれど誰かへのお土産にはとってもおすすめ(´∀`*)
そしてそして、ここのトリュフゴーダは特に絶品ーーー!
でもでも、もう1軒に大きな期待をしていたのでここでは今回は何も買わず。
運河をいくつか渡り、ヴィンテージショップが並ぶストリートを西へ。
辿りついた2軒目が、このローカル感たっぷりのチーズショップ。
◆De Kaaskamer
所狭しと並ぶチーズたち。羊のゴーダチーズが欲しい!というと、ここにあるすべてがゴーダチーズだよと。
ゴーダで作ったらゴーダチーズかと思ってたら、どうやらこの丸い形のものを全部そう呼ぶのだそう。
とにかく、オランダ全土から集められたチーズは、羊だけでもいろんなエイジング期間が取り揃えられてて迷う迷う。
散々に説明&試食させてもらい、ゴートチーズを熟成期間別にと、オーガニックでノンフレーバーのスモークチーズを頂くことに。
ギーも一緒に買って、3,000円ぐらいやったから、さっきのチーズショップの半額ぐらいかも!どおりで、ローカルな方もたくさん買いにいらしてました。
大満足!間違いなく、アムステルダムで一番のチーズショップじゃないかなと。
そしてもうひとつ。もしスーパーでチーズを買うなら、おすすめは断然ここ。
◆Marqt
住所: Wolvenstraat 32, 1016 EP Amsterdam, オランダ
なにって、この入り口からのエンターテイメント感!
こだわりのチーズはもちろんのこと、お土産に良さそうなお菓子たちも整然と揃っています。
アムスっ子の大好きな、トニーチョコも♡
また歩いてダム広場の方へ戻り、トラムに乗って夕食のレストランへ向かいます。
PM 18:30
良質なインプットがたくさんあった今日。走り抜けた日の夜は、ゆっくりとディナーが◎
街から14番のトラムで約20分、普通の観光客なら絶対に来ないやろうなという、お家とも超真逆のエリアへ。
どうしても、どうしても行っておきたいレストランがあって。
1人なのやけれど♡と、予約を入れて訪問。
このローカルなエリアの、更に路地裏にひっそりとある、地産地消をモットーに2010年にオープンしたレストラン。
◆Wilde Zwijnen
案内された席には、チョークで名前が書かれていて。特別感すごいー♡♡
そういえばオランダはジン大国やったのや!と迷わずこちら。
Bobbie'sというオランダのジンメーカーのジンだそうで、切ったオレンジにクローブを刺して出す、というのがこのメーカーの推奨する飲み方だそう。なんたるおしゃれーっ!
こちらがMenu。
アラカルトのメニュも惹かれるものたくさんだったけれど、内容が出てくるまでわからない、お得なChef's Menuの3皿(3皿で31,5€、4皿なら37.5€)をお願いすることに。
アレルギーや好き嫌いはきちんと聞いてもらえます。
付け合わせのパンがきました。
バターがおいしいオランダ!ほんのりだけ、クミンが練りこまれています。
1皿目は、スチームした鱈と旬のグリーンピースのひと品。
こちらでは珍しい牛蒡のチップに、黒くスモークしたイクラがのります。
このお皿に合わせていただいたのは、マルケ州の白ワイン。
Verdicchio dei Cstelli "Baccalaro" 5.5€。
バジルとフェルンネルが効いたハーバルなソースに、ミネラリーかつアロマティックなこのワインがとても良く合う。
2皿目のメインは、Dutch Milk Cow(オランダ産乳のみ子牛)のサーロイン。
ソースは、赤ワインのグレービーと、カリフラワー&白インゲンのピューレ。
お肉が信じられない柔らかすぎる!!赤身で脂味も少ないのに。びっくり美味しい。
牛肉ラグーのクロケッタも添えられる。
オランダらしさこそ大切にしながら、今の世代の人が感じる、この国の新しい魅力が詰まったひと皿だなぁと。
デザートは、キャロットケーキ。
スチームキャロットに、キャロット&オレンジソルベ、カカオとコーヒーのクッキーが添えられる。
単体の素材だけでもおいしいのやけれど、すべてが共演して広がる味の素晴らしさ。
これでお会計は44€。なんということ!!!
遠くてちょっと億劫におもっちゃったことを全力で後悔したっ。
PM 21:30
やっと暗くなってきたオランダの夜にお別れを告げて。
乗り換え駅のモニュメントの特別に美しいことといったら…!!!
うっかりと出会えた、アムスのシンボル。
素敵な夜をほんとうにありがとう。
盛りだくさんすぎて、今日はきっと読む方もぐったりなぐらい超大作になってしまいました。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
明日はいよいよ、King's Day 本番です!
Good night.
Written by... **
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
CEO/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
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