AM 07:30
新しいシューズでランニング!の朝。
新しいおうちのあるあたりは、とーっても平和で♡りすちゃんだって道路から電線まで走りまわるし(危ないよ!)
なぜかヤギに餌をあげられる家?も(笑)
近くのN.Williams Ave. というストリートはポートランドでも有名なグルメスポットで、走っていても楽しい!
オープンエアの素敵な珈琲やさんを見つけたので、テイクアウトして帰ろうかなと。
◆Either/Or
http://www.eitherorpdx.com/
Soy Latteできる?と聞くと、"Oat Milk"ならあるよと。初めて聞いた、オーツ麦ラテ?!
意外とくせになるおいしさっ。
パッケージ見せて、とお願いするとこんなものでスーパーにも普通に売っているようです。
すいかねこちゃん、かわいいし!♡素敵なカフェでした。
家に戻り、朝食のクッキング開始。
昨日の夜スーパーで買ったバター。かわいすぎっ(´∀`*)
旬の芽キャベツはグリルに、オレゴン産のアミエビはオムレツに。サルサソースを合わせます。
ギリシャヨーグルトにはグラノーラをトッピング。
オールナチュラルの小麦粉のパンケーキには、ワシントン州のクリームチーズといちじくのコンポート。
ローカル食材のみでできた、しあわせな朝ごはんでした。
この食材たちを買った近くのスーパーはこちら。New Seasons Marketさんです。
AM 10:00
午前中、どうしても行っておきたいところがあり。昨晩と同じサウスイーストの工場地帯へ。
ここに、昔ニューヨークので出会ってからとても好きだった紅茶やさんのファクトリーカフェ&ショップがあるんです。
◆Smith Teamaker
https://www.smithtea.com/
ドアを開けると、広がるすてきな空間ー!
ショップでは、最近日本でもよく見かけるようになった定番のものから、ここでしか手に入らないものまで様々。
好きなティーパックを選んで詰め合わせられたり、
紅茶用のオリジナルスパイスなども売っています。
せっかく来たので、工場併設のカフェで作業風景をながめながらののんびりタイム。
"Signitured Tea Flights" 10ドル というメニュを頼むと、常時約38種類あるお茶のなかから好きなものを4つ選んで入れてもらえます。
タイマーを抽出時間や温度をフレーバーごとにそれぞれに測り、ゆっくりと入れてくれます。
わたしたちが選んだ4種。どれも美味しかったけど、1番左のWhite Teaが感動!
カウンター横には、Tap Tea(生茶?!)というのがあって。ビールかと思ってた!!!
試しにシグニチャーの、Nitro Tea 4ドル をお願いすると、やっぱりビールかと思うようなシルキーな泡がトップに。
めちゃうまーーーー!!!ってなったー!!!
マサラチャイブレンドと生の生姜やヴァニラビーンズと合わせて工場で醸造した、本当にここでしか飲めない冷茶。
日本では売っていないフレーバーもたくさん。ここでは茶葉でも買えました。
おうちに戻る途中、たまたま見つけたアウトドアショップが面白くて!
◆Next Adventure
https://nextadventure.net/
アウトドア好きなら天国やろうなぁー!アウトレット品とかあってめっちゃお安いし◯
見つけたら買おうとおもっていたStainlayの、見たことない手の平サイズの、しかもレッドカラーを17ドルで♡
ついでに、これで遊ぼうっ!って競技用のセカンドハンドのフリスビーを8ドルで買いました(笑)
PM 13:00
すっかり乗り慣れた自転車で、Divisionエリアにあるフードトラックへ。
◆Grilled Cheese Grill
https://grilledcheesegrill.com/
こだわりのローカルチーズたっぷりのメルトサンドがいただけると聞き、まずはここで注文。
基本の、The Kindergarter (幼稚園児?!) 5ドル を頼み、トッピングをオリジナルで。
ベースとなるパンの種類 (White or Wheat)と、チーズの種類 (Cheddar or Classic American)を選びます。
名前を聞かれるので、そのまま隣のスクールバスで待っていると。
5分足らずで、バス内放送(!!!)で名前をよばれます。
来ましたーーー!お待ちかねのー!!!
私たちは、Wheat(ライ麦パン)にチェダー。アボガド、マッシュルーム、ハラペーニョをトッピング。
このパンが!!! もうめちゃくちゃおいしい。自家製かな?!チーズもとろ〜ん。
しあわせ以外のなにものでもないっ。ポートランドでNo.1サンドウィッチとおもう!ほか知らないけれど!笑
おなかも満たされ、NE Albert St. を東に歩いていくと、両脇にはかわいいカフェやセレクトショップがたくさん。
Hi♡写真を向けると手を振ってくれる、勤務中でも陽気なひとのおおいポートランドです(´∀`*)
かわゆすぎる自転車スタンド、とおねぇさん♡
コープスーパーを見つけたので入ってみます。
◆Alberta Cooperative Grocery
http://www.albertagrocery.coop/
あら、あなたも!♡
ボディ用にアーモンドオイルを量り売りで。
お姉さんが手書きでラベルを書いてくれました♡
何見ても欲しくなるーーっ。
フレーバードの"Kombucha"(昆布茶!!!)がいまこっちでは大流行りで。ジュースコーナー全体の約50%を占めるほど!各メーカーがこぞって出しています。ジンジャーレモン味、など、日本の昆布茶ほど深い旨味はぜんぜんなくて、爽やかでおいしかった♪
さっきのサンドウィッチに使われていた、Tillamookのチェダーチーズを見つけたので思わずお買い上げ。
何時間でもいれちゃうなー。楽しいなー♡
もう1軒、行きたかったアイスクリームやさんへ寄り道。
◆Salt & Straw
https://saltandstraw.com/
「畑からアイスクリームへ」をモットーにしているというショップで、地元のベリー類はもちろん、様々な食材やシェフとのコラボにも余念のない最新型?のアイス屋さんです。
なんとワッフルコーンまで店内で手作りで!
良い香りすぎる〜!!!♡
Sea Salt with Caramel Ribbons (3.1ドル+手焼きワッフルコーン1ドル)を。
うまーーーっ!くせになるーーー!
Pear & Brue Cheese味も気になって試食させてもらうと、こちらも、ブルーチーズ強すぎず爽やかでめちゃくちゃ美味しかったー。
PM 15:00
ポートランドで有名な「チャーリーのチョコレート工場(笑)」を見せていただくアポイントへ。
◆Woodblock Chocolate
https://woodblock.myshopify.com/
ポートランドのビーントゥバーチョコ業界の先駆者であるチャーリーさん(本名です!!!)が運営されるチョコレートショップで。
つい3日前にオープンしたばかりという、カフェを併設した新しいチョコレート工場にお邪魔しました。
創設者でオーナーのチャーリーさん。とっても気さくな方!♡
頭にチョコレートのカツラを被って中を案内してくださるようです。
(彼によると、このカツラは70%のチョコレートと、30%のお砂糖でできているのだとか!笑)
エクアドルやマダガスカル、ペルーなどの厳選した産地から、虫がわかないよう凍らした状態で届くカカオ豆をまずは焙煎機へ。
1895年から使っている焙煎機も大切にしています。
破砕機で細かく砕き…
更に粉砕するとこのような状態に。
このカカオに砂糖を入れてドラムを回し続けること、なんと3日間×24h!
熱を外部から加えるのではなく、回転から生成される熱そのものでカカオを溶かしていくそう。この小さいドラムからは、ひとつあた。30kgのチョコレートができます。
この大きな機会はスムーサー。新工場になって導入したさらに大きなドラム(300kg!)の後行程として必要なものだそう。
ここまではあくまでカカオを細かくする行程で、この後にチョコレートを作る機械はこんなかんじ。
カカオバターを生成し、空気を含ませることで、嫌な酸味を飛ばしチョコレートの甘みが出るとおっしゃっていました。
こちらはテンパリングのお部屋。素敵なおねぇさん(´∀`*)
と、どこまでもファンキーなチャーリーさん。
出来立てチョコの試食までー♡
オリジナルブレンドチョコをベースに、ガテマラの塩とマダガスカルのカカオニブを載せたもの。
材料にはとことんこだわり、仕入れるカカオは基本的に現地まで視察に行くそう。
せっかくなので何かドリンクを頂こうと思うと、おすすめは断然、"Cacao Soda"だよと。
カカオ?!の味はあまりしないけど、ジンジャーが聴いていてほんのりだけ甘みがあっておいしいーーー!
カカオの実からカカオ豆の粒を取り出したあと、粒をひとつずつむくときに、その皮は捨てちゃうそうなのですが。
実はその捨てるはずの甘皮部分はとても糖度が高くておいしいとのことで、その部分を発酵させシェイカーにかけ、ソーダに入れてみたらとても美味しかったと提供を決めたそう。
元々はインダストリアルデザイナーとして働かれていたチャーリーさん。
なぜこの仕事に?と伺うと、チョコレートを作るのも同じインダストリアルデザインの一貫だよと。
「家具職人が自分の使った椅子を誰かにプレゼントしたりシェアするとみんなが嬉しいでしょ、チョコレートも同じ。当時はチョコレート工房なんてなくて、なんだな楽しそうやし、チョコレートならその楽しみをシェアしやすいかなって」と。
すごいね、すごい。ほんとその楽しさ、存分に分けていただいちゃいました。
実験中という、ビールのホップやコーヒー豆で香りづけたチョコも試食させていただいて。
この探究心に脱帽!次来たときもきっとまた同じように心ときめくのやろうなぁ*
ありがとうございました。
続いて、サウスイーストエリアにある「Zine」の施設を見学に。
◆IPRC
https://www.iprc.org/
「Zine(ジン)」は、個人が出版する本のようなもので、日本でも低予算で作れる出版物として流行っていて。ここポートランドはその聖地とも言われています。
でも普通は、予算重視でコピー機とかで作っちゃたり、高いお金を払って印刷会社さんにお願いしなきゃいけないのだけれど。
このIPRCは、印刷会社でもなく、ジンを出版したい方々のために、印刷機や装丁ツール、写真の活版印刷用の道具などを提供する共同作業所として運営されています。
マンスリー会員や年間会員のほか、ドロップインでの利用も可能で、料金は1時間5ドル。
これに、印刷する場合は1ページ9セントと格安。
ジンの保管部屋には8,000冊もが、「政治」や「詩」などとカテゴライズされて置いてあって。
世界中からここにおいてほしいと送られてくるため、施設としては実は10万部ぐらい持っていて、その貯蔵数は全米No.1だそう。
シルクスクリーンでジンを作成中の方々に、これらはどこに行くのですかと聞くと。まだ決めていないけれどショップに売り込みにいくつもりと。
こういった方々の受け皿になるショップもポートランドにはたくさんあるようで、そのことが本当に素晴らしいなと。
創設者の女性が今、ポートランドの市役所の重役さんであられるようで。市からも運営費の一部が負担されているそう。
こんな街に暮らしたら、みんなもっと、自分の想いやスキルを仕事に繋げられるのかな。
急に「見せて」と来た日本人にも、笑顔で快く施設を紹介してくれたボランディアスタッフのディナさん。
本当にありがとうございました!
PM 19:00
いつもと比べて行き当たりばったりな今回。唯一日本から予約してきていたこちらへ、夜のポートランドを楽しみに♪
◆DIY BAR
https://www.diybar.co/
ここはなんと!飲みながら、DIYが楽しめるというなんともクリエイティブシティらしい夜の過ごし方ができるアドレス。
まずはカウンターで作りたいアイテムを決め。
わたしたちはラッゲージタグにすることに!
明るくて素敵な店内〜!ほぼ予約で満席ですっ。
材料棚も大充実で、革の染料だけでもこんなにたくさんっ。
次に、バーカウンターで飲み物を注文。ローカルビールやワイン、カクテルなどなんでもありです!
オレゴンのシードルとPinot Grigioワインを。
いざ開始です!ラッゲージタグはいちばん簡単な部類…やからきっと余裕!なはず♡
型を取り、穴をあけ…
希望の絵柄に切り込みを入れ、
名前の文字を叩いてスタンプしていきます。
周りのひとたちもみんな楽しそうーーー♡
となりのお姉さんたちは壮大な何かを製作中?!
ファミリーでも楽しめてほんといいなーっ♪
最後は染めつけの行程。ここはね、もうふたりとも飲むのも忘れて無言(笑)
最後に穴にパーツをはめて完成です!
やたーーー!!♡夏にみんなで北海道いくのにおそろでつけていくのだーーー**
同じモチーフ作ってもやっぱり個性でる。ほんま楽しくて、なんだかんだかかった2時間もあっという間!
となりのお姉さんたちとも仲良くなれて、すてきな夜になりました。Happy!
PM 21:00
おなかがすいちゃったので、現地の方におすすめしてもらったオイスターバーで、軽く晩御飯を食べて帰ることに。
◆EaT: An Oyster Bar
ワイン飲みたい!と、オレゴン産のSauvignon BlancとPinot Grigioを。
どちらも品種の個性は保ちながら、華やか&エレガントでおいしいー!
Oysters 6pcs をお願いすると、その場で剥いてくれて!
車で2時間圏内から、毎日旬のものを選んで仕入れるそうで。今日のはオレゴン産が1種と、残りはお隣ワシントン州から。
これにはソーヴィニヨンがびっくひあう!!! 牡蠣とシャブリを覆す完全なマリアージュ。
Baked Oysters の欄に、一度食べて見たかった ニューオーリンズ州名物の、"Rockfeller" テイストを見つけて。
ほうれん草とニンニクのソースが絶妙。
3個で10ドルでした。大満足!
寒かったので、Cup of Turtle Soup 8ドルも。
亀のスープ?!です。スパイシーでコクがあってなにげに癖になる。
亀って始めてまともに食べたけど、鶏肉みたい。味付けはコクのある麻婆豆腐のようで最高ー!♡
Goat Cheese & Crawfish Croquettes 12ドル
Crawfishって何?ってきくと、小さいロブスターだよって。あとで調べると、こちらもニューオリンズ名産の日本でいう「ざりがに」さんだそう。
上手に調理しないと沢臭いそうだけど、ぜーんぜん大丈夫。むしろクリーミーでおいしい。
しかも、3月〜6月の今が旬だって!ここでしか食べれないものにあたるとほんとうに嬉しい!
ふぅ。今日も長く素敵な夜でした。
Written by... **
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
CEO/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
Mail: tableacloth@gmail.com
Web: http://tableacloth.com/