AM 09:00
まだ全然人がいないので、写真も撮り放題ー♡晴れてよかったぁ。
ウィーンがはじめての彼のために、きちんと1人分だけは宮殿見学を予約していて。
わたしは彼を見送り、敷地内の「世界最古」の動物園へ。
とーっても広い敷地ですが、開園したてだったから、動物はまだ全然出てきてません(笑)
ヒョウちゃんなんて、気配に気づかないぐらい静か…というか起き抜け状態(笑)
ほんとに誰もいなくて、ペンギンちゃんだって独り占め!やからか、めちゃ会いにきてくれる♩
でもね、この動物園に入場料20€も払って入ったのは、別の理由があったから。
ここ!この"Kaiserpavillon(皇帝のパビリオン)"で朝食を食べることがずーっと!夢やったの!!!
◆Restaurant Kaiserpavillon
https://zoovienna-gastro.at/unsere-betriebe/caf-restaurant-kaiserpavillon
6種もある朝食メニュのなかから、"Rural Breakfast" 8.9€ を。
ブレッドロールにバター、ベーコンとオニオンのスクランブルエッグに。
好きなカフェ(またはビール)、アップルキャロットジュースがセットに。おとく*
店員さんが、ペンギンのカードくれたっ♡ありがとっ(´∀`*)
朝一番だったから、お客さんはわたしだけ。この贅沢な空間を独り占めして朝ごはん。
実はここ、フランツ1世が奥様のマリア・テレジアと朝食を食べるために建てたという場所。
建物自体も300年の歴史を持つところなんです。
クリスマスツリーで見えづらくなってるけど、この真っ直ぐ向こうにはシェーンブルン宮殿を眺められました。
きりんさんにも会えたよ!楽しかった♩
宮殿から出てきた旦那さんと地下鉄の駅で待ち合わせし、ナッシュマルクトへ。
来月のカレー出店で使えそうなスパイスなどをすこし物色して。
AM 11:30
朝ごはんを食べていなかった彼のブランチに、ナッシュマルクト近くで行きたかったクラシックカフェへ。
◆Café Sperl
朝食を済ましていた私は、Wiener Eiskaffe 6.7€ を。覚悟したほど甘くなくて良かったw
彼はオーストリアビールの、Gosser Marzen 4.3€と、
Korner Schnitzel 11.8€ を。
ここのものは、お肉自体は子牛じゃなくて豚なのですが、衣に色んな穀物を使っていて、サクサク味があっておいしいっ!
ベリーソースをつけて食べるのもなんだかスペシャル感♡
付け合せのマスタード風味のサラダがまたおいしいったら!
窓際席。予約して来ていた地元のおじ様。すてき*
カウンターには自家製のケーキがいくつか並んでいて。どれか食べる!!!
Zwetschkenfleck 3.7€ にしました。
タルト生地とクリーム、酸味の効いたプラムの配分バランスが最高!!2018年いちばんのタルトを最終日に食べてしまったかも!!!
しあわせまみれ!!!ご馳走さまでした。
食後はまたウィーン観光へ、セセッションを見たり。
カールプラッツから4Aのバスに乗って、Hundertwasser House(フンデルトヴァッサーハウス)へ。
大阪のゴミ焼却場の建築も手がけた、フンデルトヴァッサーさん。自然を愛するがゆえに直線を嫌った彼の建築は、ぐにゃぐにゃの曲線だけで成り立っています。
ハウスの前にあるヴィレッジには、バールやお土産物やさんがぎっしり。
中でも地下のトイレは、世界観がすごいっ。
不思議な空間でした。
近くには良い感じのアンティークショップもあった!アクセサリー類がお安かった♪
PM 14:00
リングの中に戻り、しばしのショッピングタイム*
旦那さんが急になにかを嗅ぎつけて並び出したと思ったら、こんなおやつやさん○
◆HEFI der Wiener Baumkuchen
住所: Rotenturmstraße 23, 1010 Wien
バームクーヘンにソフトクリームを刺したみたいな不思議なおやつを売っていたのですが。
このお菓子は、Kurtos(英語ではChimney Cake)と呼ばれているそう。
人をかき分け小さなお店に入ってみると、奥では、生地から作って焼きたてを提供しています。
ソフトクリーム入りのものもフォトジェニックだったけど重すぎるので、"Shoko Bum Weisser" 4.5€ を。
焼きたてのクルトスの中に、ホワイトチョコを塗ってくれて。
甘いのやけれど、出来立てやし食感がさくふわっ♡でおいしかったぁ。
シュテファン大聖堂から伸びる大通りには、大晦日の特設ステージや屋台が立って、ワルツを踊る人もたくさん♡
みんなが持ってるグラス欲しさに、屋台でロゼスパークリングを入れてもらって、乾杯!♡
PM 15:30
朝からたくさん遊んですこし疲れたので、フラットに一度帰ります。
PM 17:00
ひと眠りして、元気回復!今晩のガラディナーへ。
特別な夜に予約していたのはもちろん、ウィーンで一番好きなこちらのレストラン。
私は何度も来たことあるけれど、彼とくるのは初めてやから(^ ^)
◆New Year ́s Eve @ loca.
https://www.bettereatbetter.com/
まずは、2018年を無事に過ごせた感謝を、オーストリアのスパークリングで乾杯♡
ここから、お楽しみのディナーの始まりです…♡
Vitello tonnato “upside down”
イタリア料理、牛肉のタリアータの逆で、鮪のお刺身に牛のクリームソースがかかる。
これとペアリングさせてもらったのが、Grüner Veltliner Alte Reben 2017
スモーキーでパーフェクトなマリアージュ!すごい!
Cream of pumpkin-coco nut and curry with smoked breast of duckは、燻製鴨の入ったココナッツパンプキンスープ。
これには華やかな、Gewürztraminer Roter Berg 2016 を合わせて。
お口直しの、Sorbet of apple and basil with Tomato seed oil から。
3皿目は、Fillet of char with three kinds of peas。岩魚のソテーです。
赤ワインもいただきます。軽めの、"B" Spatburgunder 2012と。
次のお料理、“Dry aged” beef and foie gras with parsnip and truffle。
熟成肉に、フォアグラのソース、梨のソテー。なんという絶妙な組合せ。
これに合わせたのが、Synthese 2006, Domaine Riberach。
2年半前にふたりで行ったラングドックのワイナリーのだ!!! こんなところで再会するなんて!!!
▷Domaine Riberach 訪問時のブログ
http://buonovoyage.hatenablog.com/entry/2016/06/20/063118
最後に、Coffee-Passion fruit-Chocolate。
チョコブラウニーに珈琲のムース、パッションフルーツのソルベが添えられる。
ここのお料理はほんとにいつも、素晴らしいの一言。ヌーベルなのに、何これ?!じゃなくて、ひとつひとつ地に足がついておいしい。驚きの具合が本当に丁度よいのです。
2018年最後の夜に、最高のお食事をありがとうございました。
PM 19:30
食べ終わってもまだこんな時間!♡夜の街に繰り出します。
あ!現場から中継です!のやつー!笑
オペラ座では、オペレッタ「こうもり」が生中継でスクリーン上映されていて。
どこかしこでも音楽!すぐ踊る!!笑
ここでも!
シュテファンでも!?
あっちでも!!!
すげーなーーー。ほんとに!ウィーンの年越しってクラシックなイメージあったけど、ポップからファンクから様々!そしてそれが全部無料で楽しめちゃうっていう。さすが音楽の都。
そしてみんなよく飲むのむ。笑
私たちも負けじと、美しいパッサージュ"Le passage Freyung"でロゼワインを立ち飲み。
牡蠣とシャンパーニュしてる人もいた!いいなぁ♡
一番賑わっていると聞いていた市庁舎広場へ歩いていくと、さすがの人・ひと・ヒト…!!!
巨大なクリスマスマーケットを覗いて、カウントダウンに良さそうな場所を下見さん。
一度ホテルへ帰り、お風呂に入って明日の身支度を整えます。
PM 23:30
荷物はぜーんぶ置いて、どすっぴんで!また市庁舎へカウントダウンにお出かけ。
さっきよりすごい人になってるー!!
温かいグリューワインを買って、いよいよの年越し。
3・2・1・・・を数えられるようにドイツ語覚えていったのに、よく分からないままに2019年に!笑
花火が四方八方から上がって、とにかくHappy New Year !!!! ♡♡
年越しすぐこそ、伝統的にワルツがかかるけど、あとはもうなんでもあり、なYMCA!♩笑
どうかどうか、私たち家族と、そして皆さまにとっても。楽しいことの多い1年となりますように。
AM 00:45
爆竹被害に見舞われることもなく、まだ動いていた市電で無事に帰りました。
あーよく遊んだあそんだ○ 明日は早朝、プラハに発ちます。
Written by... **
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
CEO/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
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