AM 07:00
クリスマスイブです。朝一番に出会ったのはマルタにたくさんいるはずの猫ちゃん。
Happy Christmas!
ランニングで、サンジュリアンズの中心街まで来てみました。大きな街!
朝から出勤する方々もたくさんで、とても生活感のある場所でした。
AM 09:00
ホテルで朝のひと仕事を終えてから、近くのカフェで朝ごはん。
◆Cafe Ole
住所: 63 Triq Il-Kbira St Julian's
パイは焼きたてやし、ソイカプチーノはコーヒーの香りや苦味がしっかりして、過去飲んだどのソイラテ類より群を抜いておいしい!日本のソイラテもこうなってほしい。。
地元のお客さんばかり。いいお店。
みんな、Happy Christmas!と挨拶してくれます(´∀`*)
Post Officeに手紙を出しに行くと。
なんと、たった0.85€で日本まで送れちゃうんだって。イタリアからは2.4€だったから1/3やぁ…!
あっいた!今度は黒猫ちゃん。
AM 10:00
マルタに来たメインはここ。英語学校スプラッシュカフェのマルタ校です。
近ごろ英語留学のお問合せもいただくようになってきて、色々と評判を見聞きして提携を始めたこちらの学校。
来年も何組かご紹介してるのですが、案内する前に自分の目で確認しておきたい!とお願いし、日本人インターンのNanamiさんに校内をご案内いただきました。
元々リゾートホテルだったところを改装したというこの学校。どおりで!のリゾート感!
ここが素晴らしいのは、校舎も寮もぜんぶが同じ敷地内にあること。
経験上、授業よりもその後に友人と話したり出かけたり、英語をいかに自分の口で話す時間を持てるかが上達を左右すると思うので。
滞在者同士のコミュニケーションが盛んに行われるこの規模感はとても魅力的です。
寮の方にもご案内いただきました。これが寮だなんて…!!!
スタンダード寮は、ダブルが基本(シングルもあり)。4部屋と2つのバスルームでひとつのリビングをシェアする形です。
キッチンには基本的に必要なものは全て揃っていて、ルームメイト同士で一緒に晩御飯を作って食べたりするそう。
こちらはコンフォート寮。ダブルやシングルのお部屋が3つ+1つのバスルームでアパートが構成されています。
コンフォートは少し静かで、お部屋にも毎日清掃が入るそう。
プール横の素敵なビストロは、現在クリスマス休暇中で閉まっていましたが、朝昼晩と空いていて、メニュも安くて豊富!
夜は映画上映やカラオケ大会など、様々なイベントが行われているんだって。
ガーデンも、ビーチバレーのコートまでもある。
いいなーいいなー。わたしが来たい…!!!
ゴゾちゃんという太っちょな猫ちゃん。人懐っこくてかわいい♡
日本人やアジア人の比率は約10%とのこと。ちょうどいいかも!他はドイツ、チェコ、ハンガリー、南米など。
留学事情も国や学校によって様々。これでまた、他と比較検討しながら、その人にあった場所をおすすめできる。
Nanamiさん、ありがとうございました。
AM 11:00
マルタ最後の滞在日。とても天気がいいので、バスとフェリーを乗り継いで、お隣のゴゾ島に行ってみようと思います。
222番のバスに乗り、ファンキーな運転手さんの横で海やメリーハの教会の車窓観光を楽しみながら。
運転手さん、邪魔な車がいたらめっちゃ怒鳴るの!そしてわたしに「ごめんね」って言うの。なにこのツンデレ!笑
約1時間で、島の北端、Cirkewwa Ferry Terminalに到着。
AM 12:00
ゴゾ島行きのフェリーに乗車します。チケットは往復で4.65€。
大きな船ーーー!
先の甲板を降ろしていざ出航です♩
横を通っていくのは、こんなに大きいのに人口が4人しかいない?!というコミノ島。すっごい青いラグーンがあるそう。
約30分でゴゾ島の南、Mgarr港に到着です。
到着したら、観光バス会社のカウンターがずらっと!呼びこみもたくさん。
公共バスもあるけれど、この人だかりだったので効率よく回るためにも初めて!このHop Onバスに乗ることに。
日本語ガイドもあるんだ!へーーー。どの街でも見るけど基本避けてたから(笑)
冬のせいか、いろいろ値段を言われましたが、最安値だった10€で購入。
これで島内どこでも乗り降りできるので楽ちんです○
港を出発し、Rotunda St. John教会へ。
そしていわゆる「お土産ものストップ」。
高いから何も買わないけどね!ゴゾのチーズが試食できたので○
でも、ここの商品たち次の日空港で見た!あながちちゃんとしたとこだったみたい。
PM 13:15
ゴゾ島の中心、Victoriaの町に到着です。
島民5,000人全てが奴隷として連れ去られたり、イギリスやフランスなど代わる代わるに占領されてきた厳しい歴史を持つこの島。
大聖堂を望むバス停から今度は路線バスに乗り換えて。
Marsalforn(マルサルフォーン)という町の近くでバスを降り、人気のない通りを上っていきます。
すると見えてきた、Xwejni湾。ブルーだーーー!気持ちいいーーーっ。
その先に、私がゴゾ島で一番来たかったところ。"Salt Pan"があります。
海に面して浮かぶ塩田。なんという絶景…!!!
ここでしばしうっとり。
白く干上がって見えるのが塩でしょうか。
Marsalfornの町までは、再び歩いて20分ほど。
この町も、夏は一大リゾートになるみたい*
PM 14:40
またHop onバスに乗り、今度は島の北東をくねくねと観光しながら戻ります。
遠く山の上に見えるのは、高さ100mの丘に立つキリスト像。
ジュガンティーヤの教会や、騎士団自体の古いタコラ風車は車窓観光で。
サボテンが花を咲かせ、12月と思えないほど青々としている。
飽きるほど。絶景のオンパレード。
赤砂の美しいラムラベイ(湾)近く、ここはMARSOVIN(マルタ島のワイナリー)の葡萄畑だっ。
Nadurの町からの絶景も。絶景ありすぎてもうよくわからないっ(笑)
PM 15:45
Mgarrのフェリーターミナルから、また船でマルタ島へ帰ります。
FTIRA(フティーラ)と呼ばれるマルタパンのツナサンド3€を購入。
売店のクオリティたかっ!♡
帰りも30分の船旅。その中で。
さっきのXwejni湾で作られたお塩を見つけました。やったー!
マルタのフェリーターミナルから、また222番のバスで1時間。
お昼寝してホテルへ帰るころにはすっかり暗く。
PM 18:30
クリスマスイブだもん、温かく支度をし直して、最後のマルタの夜はVallettaへお出掛け♡
イブのバレッタの夜は大賑わい!
人だかりの先には…めっちゃ本気のクリスマスのチャリティコンサート。
音楽に、教会の鐘の音も鳴り響き。
本物の?!ルミナリエも堪能ーー♡
そして、やり残していた「マルタワインの真髄を知る」ため、昨日見つけていたワインショップ兼バールへ。
◆Ellul Wines & Spirits
https://business.facebook.com/EllulWinesAndSpirits/
頂いたのは、"ISIS"というマルタのシャルドネ。トスカーナのワイナリーが経営しているそう。
マルタワインって全然知らなかったけど、味わいはやっぱりシチリアのに似てる!
ここには小さな生産者のものも色々あったし、後で空港で見たより随分安かった。
赤はメルローやカベルネ、シラーなどのフランス品種の他、サンジョベーゼなどのイタリア品種も作っているそう。
とってもワインに詳しいマネージャーのIllyさんに、赤ワインをおすすめしてもらって。MerlotとCabernetのブレンドのもの。
香りからびっくり!!驚くほどに、とても美しい美しい仕上がりのワイン。
ボルドースタイルやけど、これ同じのボルドーで買ったら2万円ぐらいしそう。
あまりに美しくて、買って帰る!というと、最後のボトルだったみたい。しゅん。
6ヶ月を大樽で、更に6ヶ月を小樽で過ごすという。どおりでこの複雑味。
そんなにワイン好きなら、僕たちの出身のマケドニアに来てよ!と。
素晴らしいワインをたくさん作る、昔から皇帝にワインを献上していた場所なんだって。気になりすぎる!!!
素晴らしい体験をありがとうございました。Happy Christmas!
PM 20:00
良い感じでほろ酔いになり、十二分にバレッタのクリスマスのお祭り雰囲気を味わったので、残りの時間はセントジュリアンで楽しむことにして帰ります。
夕食は、ホテルから徒歩圏内で気になっていたこちらのレストランに決定!
◆Piccolo Padre Restaurant
予約でいっぱいだったところに、ひとりだから入れてもらえて(´∀`*)
クリスマスだから♡プロセッコをグラスでお願いして。
燻製したSwordfish(カジキマグロ)のフォカッチャ 8€と、
兎の赤ワイン煮込みのタリアテッレ 11€を。
赤ワインとキャラメリゼした玉葱でことこと煮込まれた兎のパスタ。この出汁最っっっ高!!!
兎肉とか鹿肉とか、おいしそうとしかもはや思えなくて、かわいくて無理ーとか言う人、私は友達になってもらえないかもしれない。。
あぁもうお腹いっぱいで死にそうっっ!
明日は3:55のバスに乗るから、ゆってるまに寝て起きなきゃなのにっ。
あぁでもほんとうに、ここの兎のパスタは最高だった。また食べにこれますように。
PM 22:00
こんなに遅くてもまだ教会は開いていて。むしろ祈りに訪れる人が続々と。
9割がカトリックというマルタに、正真正銘のクリスマスを見た気がしました。
Written by... **
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
CEO/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
Mail: info@tableacloth.com