出張ウィークを終えて、ふぅっとひと息。
プライベートで時間を作って、心から楽しみにして、それでも行くのはやっぱり「旅」なのです♡
今回の旅先は、久々の岡山!
どうしてもずっと行ってみたかったワイナリーとレストランがあって、くっつけちゃっての完全食いしんぼう旅です。
PM 14:00
朝からの仕事を終えて新快速に飛び乗り、姫路からレンタカーで。
仕事のあとの半休旅ってめっちゃ嬉しい!まだ紅葉もすこし残ってるし♩
PM 16:00
今日の旅先・宿泊先の牛窓へ到着です。
日本のエーゲ海(?!)と言われる牛窓の海沿いには、江戸時代の町並みが少し残っていて。
お散歩していると、かわいいパン屋さんを見つけました。
◆天然酵母パン Obst
工房ショップは長船(さふね)というところにあり、木曜日だけここ牛窓の自宅でもオープンするというパン屋さん。
ドイツパンやクグロフなどの焼菓子が売ってたので明日のおやつにひとつ買いました。
牛窓には最近すてきなお店がたくさんできていてと調べてたのやけど、残念ながらどちらも閉まってました…
◆匙屋
ここは地元作家さんの食器やカトラリーが売っていたはず。
◆御茶屋跡
http://www1.odn.ne.jp/~cao34500/ochayaato-index.html
こちらはアンティークショップ兼、ギャラリー兼カフェだったはず。しゅんっ。
PM 16:30
平日旅やもんね!と気を取り直し、まだ開いているかなぁどきどきと牛窓オリーブ園へ。
高台からの景色はこのとおり!すごいーー!!
オリーブ園の1階は、まぁいたって普通(ごめんなさい)のお土産ものやさんなのですが。
2階に上がっていくと…
大した看板もなく現れるこのお洒落空間…!!!
市内に5店舗ある珈琲やさんが、今年の4月に出店したばかりというカフェで。
◆山の上のロースタリ
https://www.instagram.com/the_roastery_on_the_mountain
閉店30分前の駆け込みさんなのに、とてもこころよく迎えてくださって。のんびりと。
ひゃーーー。絶景ーーーーっ。
Filter Coffee 650円 を。
コーヒーカップ素敵!って思ったら、さっき閉まってた匙屋さんで販売しているそう。やはしーー行きたかった。。
私は、長船(さふね)の名刀味噌本舗さんとコラボレーションした麹のエスプレッソを。
フルーツ味噌のフラペチーノのような。林檎のような麹の甘酸っぱさと、エスプレッソのコクが合わさって癖になる!
すぐご近所、石原牧場さんの瓶牛乳をラテには使用しているそう。それもおいしそうでしたー。
はぁすてきなところだった。アピール少なすぎてほんとにあるかどきどきしたけれど!笑
ご馳走さまでした。
PM 17:30
外に出ると、そこには海に浮かぶオリーブと月。
奥に見えるのは小豆島です。近いー。
そしてこのオリーブ園が経営する、本日のお宿にチェックイン。
◆牛窓国際交流ヴィラ
http://nippon-olive.info/mall/villa/
元々は県営の外国人向け宿泊施設だったのが、数年前から一般利用も可能になった、ホテルというよりも「宿舎」に近いお宿で。
なんと…!!! うっかり、今晩予約しているリストランテと同じ建物内の宿舎でした。近いなーとは思ってたけど、下調べ不足のラッキーさん♡
レストランスペースを通り抜けると、奥には宿舎のお部屋がいくつか。
最低限の設備は全部あるし、天井も高くて快適!なんといっても、ひとり3,600円というお安さ…!笑
PM 18:00
岡山に来た目的は2つ。うちの大きな1つがこちらのヴィラ内にあるリストランテで食事をすることだったのです。
◆acca
住所: 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓496, 牛窓国際交流ヴィラ内
元々広尾にあったイタリア料理店。人気絶頂のなか閉店し、突如岡山の牛窓で再開したとずっと話題になっていて。
こちらが本日のコースメニュです。聞いたこともないお魚の名前がずらり。
牛窓漁港で朝あがる新鮮なお魚から、その日のメニュを組み立てるそう。なんという天才っ。
運良くもその食彩に有り付けるのは1日数組。
予約が取れたのが奇跡な、ディナーショーの始まりです。
ちなみに写真は禁止。残念っっ。
Tenuta dell'a Abate
シチリア島のシャルドネは、この雰囲気に合わせたかのように薪の香りが心地よい。
飲み物はボトルワインだけ、という潔さ。
煮つめた柿のバーニャカウダに始まり、
旬魚の前菜が小皿で3種類、どれもこれも素材の理を生かしたシンプルながらも驚きのある調理法で。
その後にはスープと、パスタが2種。
オコゼとカレイを使った細麺のオイルパスタから、一転、渡り蟹とカラスミのボリューミーな平麺の一品。これが忘れられない!!!
隣の薪でじっくりと火を入れた但馬牛のグリルは、びっくりするほどシンプルに塩と黒故障だけのプレゼンテーション。
こんなに旨い牛肉は生まれてはじめて。味の深みが凄すぎました。
そして、自家製シュー生地の栗のシュークリームと、おまけにと、窯焼きサツマイモの焼ポテト。
牛窓の、豊かと言えども限られた食材のなかでこれだけの満足度を与え続けられることは本当にすごいっ。
シェフの創り出すオリジナリティと素材への強い愛情に、感動しっぱなしの2時間半でした。
コースがコペルト込みで9,800円。素晴らしいセレクトのワインはボトルで6,000円。
すぐ隣で寝られるから、もはやオーベルジュ?!と思ったら、1泊夕食&ワイン付きで17,000円ぐらい。全然良いーーーー!!!
私はやっぱり、旅するために生きている。
おいしいものを探すために生きている!と確信してしまった夜でした。笑
明日は、前回の岡山訪問で一目ぼれならぬ「一飲ぼれ」したワイナリーさんへ。
楽しみ!♩
綺麗な夕日を心に焼き付け。おやすみなさい。
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
CEO/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
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