秋の宇陀取材記◆御杖村編
翌日、この日の取材は宇陀の松山歴史地区から。
すっかりお世話になりっぱなしの、ゲストハウス「奈の音」さん。
オーナーの前さんとのお話はいつも楽しすぎて、ついつい取材時間をオーバーしちゃう(笑)
そして、前回お休みで取材のできなかった、大宇陀唯一の洋菓子屋さんへ。
◆Patisserie ANANDA
住所:宇陀市大宇陀拾生1850-1
店内に並ぶケーキや焼き菓子たちは、なんでここに?!と失礼ながら驚いちゃうぐらい、都会にも本場フランスにも負けない繊細さで。
お値段もとってもひかえめでびっくり。嬉しいっ♪
スペシャリテのシュークリームは、皮がしっかり香ばしく。柔らかな甘さのクリームも絶妙においしい~っ。
美人すぎる!オーナーパティシエの太井さん。
大阪の有名パティスリーの他、本場フランスのアルザス地方などでも修行をされていたそう。どおりで・・・!
ごちそうさまでした。
次に連れて行っていただいたのは、100年前から羊羹一筋で営業される羊羹やさん。
◆東屋
知らなかった!いつのまにか奈良と三重の県境を抜けて三重側まで来てたみたい。
がらがら〜っと歴史感じるガラス戸を開けると。
売っているのはシンプルに2種類、レンズ豆の白あんそのものの風味が味わえるものと、柚子の風味をつけたもの。
早速1本ずつその場でいただくことに。
どちらも、小豆の羊羹よりずっとさっぱりとしていて、とても優しい甘さ。
うん、長く愛されるのがわかるっっ。
なんと!特別に中の餡を炊く釜を見せてくださいました。とても清潔にされていて驚き。
レトロなパッケージがかわいい、3本入り600円のものを購入すると。
松の木の薄板に包んでくれます。昔は抗菌作用を期待してのことだったそう。
ありがとうございました!また来ます*
最後に、御杖特産の「源五漬」のお漬物工房に連れていっていただき。
ここのものは保存料を一切使わずに作っているので、味がしっかりしていてとてもおいしいと聞いていて。
早速夕食にいただくと、本当に!漬物独特のツンとした香りも全くなく、それでいてしっかりと味が沁みている。
このだいこん、絶品でした。癖になる。。
普段は御杖の道の駅で購入が可能だそうです。
全然宣伝とかしていないのに、毎日完売御礼。
地元で愛されるふるさとのご馳走。
こういったものに出会うきっかけをたくさん作れるよう、まだまだ奮闘します。
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
CEO/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
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