Buono Voyage.

旅の目的はいつだって、おいしいワインと料理に出会うこと。

甘く美味しい宇陀の魅力②


AM 06:00

清らかな光で自然に目が覚める朝。

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すっかり涼しくなった奈良の風に誘われてお散歩に出かけます。

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昨晩からお世話になっている、ゲストハウス奈の音さん。

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古民家を丁寧に利用されたとても落ち着く空間は、風通しが良く、暖炉もあります。
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入口横には薬草の瓶がたくさんあり、ジブリの世界にタイムスリップした気分。

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歴史的な松山地区の、西口関門の近くという立地もすてきっ*

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てくてく。

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お濠があってなんて美しいところ。

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重なりあう格子がとても印象的。

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この街の、古くとも柔らかな空気感がすきっ。

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朝には、朝にしか出会えない風景がありました。


AM 07:30

奈の音さんに戻ると、朝ごはんもうできますよと。わーいっ♡

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居間に座って待っていると、運ばれて来た御前の朝食…!!!!! すてきすぎるーーっ○
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道の駅や、お知り合いの朝採れ直売所で買う地元の野菜をできるだけ使っていますと。

モロヘイヤにズッキーニ、胡瓜にトマト。夏の名残が嬉しい。


そして土鍋で出していただいたご飯。

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お焦げだーーー!ぜいたくーーっ!!!

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しあわせな朝食をご馳走さまでした。


AM 09:30

お出かけしてきますねと、松山の町をまたてくてくと。

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あ!ここだぁ。教えてもらった無人販売所。f:id:naccotours:20180823224504j:image

水々しいお野菜たくさん!ぜんぶひゃくえんっ!♡

 

いいお天気やなぁ。ちゃりんちゃりん。
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昨日お会いできなかった杜氏さんに会いに、再び芳村酒造さんまで来ました。

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実はワイン好き、と聞いていた杜氏の隆博さんとどうしてもお話してみたくって*

日本酒のことはもうほんとに何もわからない私に、その歴史や趣向の移り変わり、酒米の話などをたくさん教えてくださり。

楽しいーーーーっ!!♡

 

こんな不思議な日本酒まで飲ませてくださいました。

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昔の神社で見つけた酵母を使い、興福寺の書物の記述に基づいた古ーーい作り方で仕込んだ日本酒だとか。

 

日本酒の限界?!アルコール度数こそあるけれどほろ甘くてさっぱりおいしい。

 

なんでこんな日本酒を?と聞くと、「俺は遊んでるだけやねん」って。

わゎっ!なんか奈良県民らしからぬや、楽しいたのしいすてきっ♡♡


日本酒とワインの決定的な違い談義なども聞かせていただきなから、きゃっきゃとはしゃぐ私に、「そんなんやったらもっとおもろい日本酒飲んでみるか?」と。

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頂くと…??んん??何これっっ

辛口で香ばしいくてこれはこれで美味しいやけど、日本酒特有の甘い香りも爽やかな感じもない…


「イタリアのな、リゾット用の米で作ってみてん」と。えーーーー!!


「精米機入れたら両端折れるし、蒸しても全然やわらかくならんくて、芯が残ってこんなかんじになったわ!」とがははと笑ってみせる。


おもしろい!大好き!♡笑笑


カナリア諸島とかシチリアとか、イタリアの南の方で出てくるめっちゃ安いワイン想像して、って。


うん…なんか分かる気がする(笑)

ちょっとねぇちゃん、これ飲んで行きぃや、だばだばーーーって黒焦げの笑顔のおじちゃんがくれるやつ♡笑


10月半ばから仕込みが始まるとのこと。手土産にカナリア諸島の白ワインでも持って、醪ちゃんに会いにまた来ます。

ありがとうございました。


気づいたら1時間半も話してた!笑

実は奈良県酒造組合の会長さん?!というすごい方だったそう。

貴重なお時間をいただいちゃった~。


AM 11:00

あっという間に宇陀を発つ時間。

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奈の音さんに、ただいま~と戻り、榛原駅までお送りいただいてしまって。


ほろ酔い気分で今日がまた始まります。

 

町並みも人もすてきで、工芸や農作物を主体に体験場所もたっくさんある宇陀。

ブルーベリー農園さんも旬だったのに行けなかった!まだまだ行きたいところたくさんだった。

 

難波から電車で直通でこれる場所にこんなところがあったなんて。

 

また帰ってきます。

出会ってくださった方々、本当にありがとうございました。

 

Written by... **

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◆Table a Cloth.Co.,Ltd

CEO/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート

岡田 奈穂子(Nahoko Okada)

Mail: tableacloth@gmail.com

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