冬はじめの島旅。
土日にたくさんお仕事をしたご褒美にと
週はじめをおやすみに、明石海峡を渡って淡路島へ。
淡路島で暮らす友人夫婦を頼って、
お泊まりさーせて♡と言っていたのやけど
たまたま今日が、島内で陶芸工房を営む
Awabi Ware(アワビウェア)さんの初釜オープンイベントがあるということで、ふたりにくっついてお邪魔させていただきました。
◆Awabi Ware
http://awabiware.net/
昔の診療所を改築したという工房。
レトロでとても素敵。
「作家ものの器の質」と、「生活道具としての使い勝手の良さ」を併せ持つ器を
型作成から素焼きまでを瀬戸で、釉薬から窯焼き、仕上げを淡路で行うという現代的な取り組みで制作されています。
奥にはギャラリーがあり、器の購入もできます。
何より釉薬の色がとても美しいのですが、
釉薬の風合いは同じレシピでも焼く度に変わっていくので、全く同じには絶対にならないんですよ、と。
製作工房内を案内いただくと、
今日は、美しいトルコブルーの器が窯から焼きあがっているところでした。
美しく並ぶ順番待ちの器たちや型、道具からも作り手さんの製作に対する在り様が伝わってきます。
昼食を、工房内のダイニングスペースで。
南あわじにある"額縁と珈琲Neki"さんが作ってくださるタコライスを、美しいこちらの器でいただきました。
◆額縁と珈琲 Neki
https://www.ne-ki.net/
お昼過ぎ、場所を移して本窯のあるオーナーさんのお家へお邪魔します。
自分の手で作ったものの窯上がりを待つ、たくさんの人たちがここへ集ってきて。
ここでもNekiさんの珈琲スタンドが登場。
深煎りのものを頂きました。至福のひととき♡
珈琲を飲みながら待っていると、窯からどんどん焼き上がりが出てきます。
電気釜とはまた違う、力強い土の雰囲気。
お茶碗から土偶まで!個性豊かでおもしろいーー!
焼きあがった器とともに、今度は室内でお抹茶をいただきます。
お茶の先生に教えていただき、私も初挑戦!してみたけど、すぐ手が腱鞘炎になりそうでした(笑)
火鉢で温まる、心豊かな生活空間。
すてきな時間とたくさんの出会いを、ありがとうございました。
夫婦のお家へ戻り、のんびりと休憩をして。
PM 6:00
いよいよ、夜の洲本の街へ繰り出します!
まず最初に連れて行ってもらったのが、ふたりが唯一無二というお寿司やさん。
◆直丹
https://tabelog.com/hyogo/A2806/A280602/28029038/
いらっしゃい!の元気な笑顔(*^^*)
注文はもう常連のふたりにお任せで、
ぷりぷりの淡路産もずくから。
穴子のたたき
ニンニク醤油が香ばしくかおる。おいしい!
お造りの盛合せは豪華に
縞鯵、煽りイカ、鯛、平目、鮑の5種。
蛸の天ぷら
河豚ひれ酒が登場!
すごい。本物やぁ。部屋じゅうに香ばしい良い匂いが充満する。
秋鰆のたたきは、今が美味しいとき。
鯖生ずし
これが、最高でした!!! こんなきずし食べたことない。ほんまに生やんほとんどっ。
うんっまーーーー!!!ってなった。
最後に、蒸し穴、鯛、雲丹のにぎりを。
ずっと食べたかったここの蒸し穴さま♡
やっと出会えて大満足。
畳の隅っこにこんなかわいいさんも見つけたよ。
本当にご馳走さまでした。
洲本の夜はまだまだ、と2軒目は
知合いのという立飲みやさんに連れて行ってもらって。
◆ブルース
https://tabelog.com/hyogo/A2806/A280602/28037163/
アテから、淡路鶏ズリのゴマ油炒めと
淡路牛のメンチカツを。
このメンチカツが秀逸で。揚げたてを切ると、中から肉汁と旨味たっぷりのソースが溢れ出す。
ここでもまた楽しい出会いがあり、話はつきません。げんさん(マスター)ありがとう♡
PM 11:00
最後に立ち寄ったのが、これまたふたりが行きつけのバー。バーなのに、趣味でよく漁に出るオーナーのおかげでなぜか、新鮮すぎる朝採れの刺身や魚介のアテが絶品なのだとか。
◆Georges
この日は残念ながら時化で漁に出られなかったそうですが、代わりにと自家製のマルアジと小鯛の一夜干しを出してくれました。
脂がよくのっていて美味しい!ウィスキーがよく合うっ。
旅の話をたくさんしていたら、
マスターが英国産の燻製鯖まで出してくれました。
気づけばもうAM 1:00。
外は寒い寒いけれど、こころはぽかぽか。
島のあたたかさにたくさん触れた1日でした。
明日は南あわじへ。
Have a good night !