Buono Voyage.

旅の目的はいつだって、おいしいワインと料理に出会うこと。

スクールバスでBaroloへ

初日、トリノについたのは24時。
めずらしく疲れきって寝たけれど
やりたいことが山盛りの朝は早起き。

朝7時。
ジョギングしながらトリノの街へ

地元のパンやさんで
クッキーをつまみ食いしてみたり

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トリノでどうしても行きたかったのは
会社のチョコレートバイヤーさんに
教えてもらったここ

◆カフェビツェリン
http://www.ab-road.net/europe/italy/turin/guide/09260.html

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この店が発祥で
いまやトリノ名物のビチェリンは
コーヒー、ダークチョコドリンク、シルキーな生クリームの3層になったカフェドリンク。

混ぜないで飲んでね、といわれひと口。
もう、このためにトリノに来たのじゃないかなとおもうぐらい
おいしい!こんなにおいしいコーヒーがあったなんて。

Albaへ

トリノを早々に後にして
向かうは、Albaへ

ピエモンテワイナリーの起点となる
トリュフの有名な街です。

さっそくBaroloへの行き方を聞くも
スクールバスしかないとのこと。

全然OK!乗せてー♪と
学生さんたちに混じって
イタリアきってのワイン産地、バローロへ。

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ランゲの丘の優美さにほれぼれしたり

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ネッビオーロの畑をみつけて
ひと粒だけ、もらってみたり(笑)

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収穫寸前のネッビオーロ
完熟でとってもおいしい

てくてくと歩いて
あるワインバーを見つけて
1杯飲もうとはいると...

オーナーがとんでもないワインマニアで!
話がはずんで
バローロを3種、テロワールのくわしい説明までついて、飲ませてもらって。

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これおいしいよ!とでてきたのは
生のソーセージ。

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石灰質土壌でつくられる
スパイシーでパワフルなバローロとは
最高のマリアージュでした。


次にむかったのは
去年、ミラノのAliceで飲んで
おいしい!と1本持って帰ったBorgogneのセラー。

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すきです!と連絡していたら
おいでおいで、と言ってくれた心やさしいお兄さんが待っててくれて

勉強してるんでしょ、と
頼んでもないのに、でてくるでてくる。

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なんとこの日、11杯目は
1997年のBarolo Reserva!

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6年の熟成を経て
ポルチーニ茸の香りさえする1本。

もうこんな高級なの
一生飲むことないかも!なんて思いながら
前にあるテイスティングの価格表みて
ひやー!って思ってたら

帰り、おいくら?と聞くと
勉強熱心なあなたには、全部プレゼントと言ってくれました。

世界中どこにいっても変わらない
ひとのやさしさに、ほろり。


そしてAlbaへ戻り
名物のトリュフタヤリンを食べて
今日のすてきな1日を思い出しながら
眠りについたのでした。

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