雨あがりの奥出雲へ
しとしと。やっぱり雨模様な朝の始まり。
早起きをして朝食まですこし時間があったので、ライブラリースペースで読者タイム。
AM 08:30
1日で一番大好きな時間が『あさごはん』なの。
ここ界の朝食はすこし変わっていて。「神饌朝食」と言う、神様と同じ食事をいただくことで神様とのより強いご縁を祈願する献立だそう。
出雲の生姜と林檎のご当地ジュースから。
のどぐろの干物や、ご当地グルメの赤天などおいしいもの少しずつが嬉しいっ。
ぐつぐつと火にかかるのは「うず煮」と呼ばれる、ふぐを使った伝統のおもてなし料理。
昆布のきいたこのとろとろのお出汁を、温かいごはんにかけて薬味を載せていただきます。
心までほっこり大満足。ご馳走さまでした。
AM 10:00
ホテルをチェックアウトし、のんびり松江へ向かうことに。
本当は奥出雲に行きたかったのやけれど、雨で断念ー。道中で気になってたパンやさんへ寄り道します。
◆パン屋空
素朴でかわいい顔のパンたち。地元の方が次々と買っていかれます。
お隣にはモーニングやランチを楽しめるスペースも。ベーカリー併設って魅力的♪
そして松江の市街に入り、城下町の雰囲気がまだ残る、京店商店街をぶらり旅。
小さくてお洒落な酒屋さんを発見!そろりとはいってみます。
◆イタモト酒店
https://m.facebook.com/itamotosaketen/
隣には立飲みスペースもある素敵な酒屋さんは、なんと2年前に出来たばかりだそう。
オーナーさんこだわりの全国様々な日本ワインやご当地の日本酒がずらり*
奥出雲葡萄園のもあるやんー!行きたかったのーと言うと、醸造家さん紹介したげるしこの後行っておいでよ、と。わぁ!行く行く!♪笑
ということでここでは、石見にあるブリュワリーの、唐辛子を使った珍しいクラフトビールを買いました。
そしてそのお隣に、偶然見つけた老舗のお菓子やさん。ショーケースのカステラがなんとも艶やかで…
◆風月堂
引き戸をガラガラと開けて中に入ると、さすがの老舗感たっぷりに。聞くと、133年続くお菓子屋さんだと言います。
毎日ここで焼き上げるという、
"かすていら 半さお 箱なし 1,000円" をお願いしました。
その場で大きなものから測って切り出してくれるの。これは嬉しいーーっ!
この他にも、商店街の中には歴史を感じるお店がいろいろと。歩いていて楽しい*
AM 11:00
カラコロ工房で、老舗の和菓子店彩雲堂さんの菓子職人狩野さんによる和菓子づくり体験に参加っ♪
練り切りを仕立てたり、餡でそぼろを作ったり…本格的な和菓子体験にどきどきっ。
こちらは松江の伝統らしく、小豆の皮を取り除いた淡い色の"朝潮餡"を使う一品。
"夕日"という、この季節のお菓子の完成です。
完成品に大満足ー!なかなかうまくできたのではっ♡笑
楽しかったーーー。なんでも自分でやってみると、その大変さや有り難みに気づくからかな、すこし人生が豊かになったきがするの(´∀`*)
せっかくなので、教えてもらった老舗菓子の彩雲堂本店へもお邪魔すると。
◆彩雲堂本店
全部をお菓子の材料で作ったという『工芸菓子』が店内にたくさん展示されていました。
すごい!猫ちゃんまでお菓子だーーー!
そしてさっきの先生の作品も。器までそうなのやって…!!!
ついでにお隣の、いろんな本に載っていた素敵な雑貨やさんにも。
◆YUTTE
メイドイン島根の工芸品やセミオーダー品を揃えるセンスの良いショップさんでした。
PM 12:30
朝は雨で断念したけれど、晴れてきたしね!と宍道湖畔をドライブして奥出雲へやっぱり行っちゃうことに。
ここですよ、ここ!5年前ぐらいにそのワインの美しい味わいに出会って以来、ずっと来たかったのは。
◆奥出雲葡萄園(ワイナリー)
ワイン畑を望む心地よい敷地には、山羊さんがいたり屋外カフェやパン工房も。
建物に入ると、ショップに並ぶあのワインたち。モリスみたいなエチケットがまた素敵なの。
今日のランチはこちらの併設レストランでいただくことに♪
ワインが飲めないのは残念だけど、代わりに葡萄ジュース450円を。いい色っ♡
プレートランチ1,620円は、
冷たいガスパチョスープの前菜に、10種以上の惣菜が乗った盛りだくさんのワンプレート。
野菜類もほとんどすべて、古くからおつきあいのある近くの契約農家さんから入れられているそう。
パスタランチ1,620円にだって、三瓶サーモンなどを使った充実の前菜が。
メインのパスタも…どれも惹かれるーーーっ。
木次乳業のモッツァレラチーズとフレッシュトマトのバジルソースをセレクト。
そして食後のデザートに、旬のシャインマスカットのミルフィーユ350円を追加で。
コスパすんっごいいい!客席数少ないから当日予約でこれたのはラッキーだったかも。
ご馳走さまでした*
裏の醸造場をのぞいてみると、朝、松江の酒屋さんでお話していたときに紹介いただいていた醸造家さんがいらっしゃって。
仕込み中のメルローを見せてくださいました。
やったー!出会いに感謝です♡
われながら、本当にいつも食運がいい。ありがとうございました。
最後に、この地域でおいしい牛乳をつくる乳業メーカーさんを訪れて。
◆木次乳業
http://www.kisuki-milk.co.jp/index.html
売店的なのあるのかなと思ったらなくって、このガチの事務所の入り口で、これとこれが欲しいというと奥から持ってきていただけるスタイル(笑)
あったらここで食べちゃおって思ってたソフトクリームは、なんとさっきの奥出雲園限定だったみたい。残念ー!
PM 16:30
それでも1泊2日とは思えないぐらい、大満喫した島根旅。
バラパン搭乗口でも全然売ってたやん!と突っ込みながら、出産前最後(の予定)の飛行機で大阪へ帰ります。
出産予定日まであと46日。
神さまパワーで元気に産まれてきますように*
Written by... **
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
代表(CEO)/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田奈穂子(Nahoko Okada)
*世界で一番おいしい旅を、オーダメイドでお作りします*
Mail: info@tableacloth.com
大阪府知事登録旅行業第3-2945号
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■Profile
1988年奈良県生まれ。株式会社Table a Cloth 代表取締役/トラベルデザイナー。ヨーロッパやアジア諸国からの雑貨バイヤー・輸入業の仕事を経て、現地の人や文化に実際に目で見て触れてもらいたいと旅行業へ転身。いつも私に素晴らしい出会いをくれる『旅』が本当に大好きだから、お一人お一人に合わせて、行ってよかったとずっと思える旅をお作りします。第4回「LED関西」ファイナリスト、第17回「女性起業家大賞 奨励賞」受賞。
■URL
Facebook: https://www.facebook.com/no.tableacloth
Instagram: https://www.instagram.com/tableacloth_travel/
Blog: http://buonovoyage.hatenablog.com/
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伝統と神さまに会いにゆく
台風でお盆から延期になっていた、1泊2日の出雲旅行へ!伊丹から出発です。
AM 9:00
伊丹での朝食は、従業員さん用の隠れ家食堂OASISにて。
豚汁定食400円に生卵オンっ♡ここは、和食も洋食も安くておいしいのよねーっ。
PM 11:30
出雲縁結び空港へ到着。島根に来るのはなんと5年ぶりぐらい。嬉しい!
レンタカーを借りて早速、空港から15分ほどのところにある窯元さんを久しぶりに訪問。
◆出西窯
前に来た時はただの工房併設ショップって感じやったのに、すっかり複合施設みたいになっててびっくり。
器はあいかわらず素敵ー!ここでしか手に入らないものやお得なアウトレット品も。
目下製作中の隣の工房を見せていただくと…
奥には登り窯もありました。屋根付き(屋内)の登り窯を見るのははじめて!
出西窯の工場前には、なんとBshopが出来ていたり。
"ルコションドール"という系列のすてきなベーカリーカフェまで。
ハードパンががぜんおいしそうだった…!!!
PM 13:00
パンランチと迷いながら、やっぱり出雲蕎麦を食べたくて。
でもザ!なお店は嫌なのと、地元人気と聞いたこちらの手打蕎麦やさんへ。
◆喜多縁
http://www.sobadocoro-kitaen.com/mob/index.cgi
ここで頼もう!と決めていたのは、
出雲名物の割子そば(2枚)と、釜揚げ(小)の両方を贅沢に楽しめる、そばリエセット1,000円
食べ方には忠実にね。はじめてだもん*
出雲蕎麦は味が濃ゆいというか…しっかりしていてかなり好き!
セットで付いてきた"釜揚げ"のほうは、茹で汁と一緒にサーブされるめずらしい形。
ここにお出汁を好きなだけ出すのですが、シンプルゆえにそば粉の味がダイレクトに味わえて、めっちゃお蕎麦食べてます感!♡
そしてここの一番人気の鴨汁せいろ1,200円
鴨出汁がよく染みでてて…1枚ぺろりっ。
あーおいしいお蕎麦ってしあわせ。このお店で大正解!ご馳走さまでした。
出雲大社方面へ向かう途中、民芸館のショップにも行きたくて寄り道。
◆出雲民藝館
しとしと。雨模様だけれど出雲は雨の似合う土地だとわたしは思うの。
民芸館のショップは、objectsという松江の素敵なセレクトショップさんが監修されていると聞いてたのだけれど。
さすがにそそられるものだらけだったー!島根や鳥取の民芸は、生活にすっと入ってきてくれそうな親しみ感がとっても魅力的。
さっきはなぜか見つけられなかった、出西窯の奥さまが手掛ける"出西織"が素敵で。
ベビちゃんの新しい棚に置きたくて買ってしまいました*
そしてそのすぐ近く、島根のご当地パン『薔薇パン』を買いたくてパン工房へも。
◆(有)なんぽうパン
https://www.google.co.jp/amp/s/www.athome.co.jp/vox/series/life/93598/amp/
まだ午後の焼き上がりまで時間があって売ってなくて、この時間なら「ゆめマート」に沢山あるよと教えていただきました。
早速買いに行くと…ありました♡♡
その名のとおりの薔薇パンー♡♡♡
なんと!見たことない!抹茶や珈琲味、夕日フレーバー(オレンジマーマレード)なんてのも。やった♪
さすがお膝元。ちょっとかさばるけれどね、お持ち帰りしますよ*
PM 15:00
寄り道の果てに、遂に到着した出雲大社。ここも5年ぶりっ。
平日だからか山道もめちゃくちゃ空いていて、ゆるりとお参りできそう。
国をつくったひと現る!すごー!笑
因幡の白うさぎちゃんたちもあちこちに。
手をあわせてお参りしてほんと偉いねっ。
ここから本参拝、本殿のほうへ入っていきます。
この裏にかかるモヤがなんとも幻想的で、どうしても神様の住む場所感が半端ない。
紋様も作りこまれててとっても素敵。
お隣の神楽殿には、有名な大〆縄が。
前に来た時は10円玉挟まりまくってたけど、そんなん罰あたりやってみんな気づいたのかな。今回はほぼありませんでした。
また参道をゆるりと散策し、もと来た道を帰ります。
宇迦橋大鳥居の前にあるスターバックスでしばしの休憩カフェタイム。
勾玉型のテーブルの上には、大〆縄をイメージした照明が飾られていました。
そして参道のほど近く、ずっと行ってみたかったビーントゥバーのチョコレート工房へも。
◆沖野上Blue Cacao's
https://www.okinogami-blue-cacaos.com/
中に入ると、カカオのいい香り!奥にカフェスペースもあったから、ここでお茶したらよかったー!笑
広島の八天堂とのコラボクリームパンも気になったけれど(チョコに合うようにクリームが軽やかみたい)、
迷ってまよって、希少性の高い"HAITI ハイチ"フレーバーの板チョコなどを少しいただきました。
あー楽しんだ!♪
PM 17:00
島根の1日目を大満喫して、本日のお宿へチェックイン。
今回とてもラッキーに連れてきてもらったのは、憧れの"界出雲" ♡♡
お部屋にご案内いただき、勾玉のお菓子でおもてなし。
お部屋に露天風呂なんて…何年ぶりやろうの贅沢さっっ。
おなかおっきくって大浴場気つかうくなってきたから、すごい嬉しい。(どんなんか気になるし絶対行くけど!w)
そして大雨のなか、ちょこっと玉造温泉の温泉街を見てみたくてお出かけに。
気になっていた地域ショップがふたつあったので、行ってみました。
◆八百万マーケット
一つ目がこちら、松江&出雲地区のこだわりの逸品をあつめたアンテナショップ。
ご当地のこだわりの銘品がずらり並んでいて、お願いすると試食もさせていただけます。
これ!このめかぶのサラダがむっちゃくちゃおいしくてつい1人1つ買い*
◆玉造アートボックス
https://www.hakobune-artbox.com/
こちらは1階が美肌をテーマにしたショップが、2階はは地元のアーティストの方々の作品を集めた雑貨店になっています。
松江市の陶芸家、木本紗綾香さんの一輪挿しに一目惚れして連れ帰り。
外に出ると、そらそろと暗くよい雰囲気に。
ホテルへ戻ると、お茶室が空いていたので立ち寄って。
お点前を頂戴しながら、京都・金沢と並ぶ"三代茶所"である松江の流派やお菓子やさんのお話も聞かせていただいて。
ここでは、幼稚園のころからお茶を習う子がとても多いのだって。お茶文化がとっても生活に密着した場所だったみたい。
夕食までまだすこし時間があったので、館内をぷらぷらして、大浴場へも。
すごいの…!大浴場でたとこには『パック用』の日本酒(↑)に、大山牛乳を使ったアイス(↓)も食べ放題っっ。さすがだーーー。
PM 19:30
やっとやっとのお楽しみのばんごはん♡おなかすいたよーーーっ。
乾杯の飲み物は、島根ワイナリーの甲州清酒酵母仕込み 900円 (とノンアルビールw)で。
7年かけて開発した、日本酒酵母で仕込んだという和テイストのワイン。
先付けののどぐろの炙りにとてもよく合う。
とうもろこしと唐黍つくねの葛豆腐に、
『宝楽盛り』と呼ばれる豪華絢爛!なお盆が登場*
どっっっひゃーーー!!!
合鴨ロースや川海老などの八寸に、お造り(今日は鱸、鯛、勘八)、酢の物が添えられます。
揚げ物は、鶏とフォアグラの東寺揚げ
噛むと鶏の旨味がじゅわっと溶けだし、濃厚な香りが口いっぱいに。
奥出雲ワイナリーのぶどうジュース750円と、奥出雲赤900円。
牛蒡や土の香りのする軽やかなブラックペガール種のワインで、お醤油香るこのお料理にもばっちり。
『加太婦羅那』と書かれていたのは、ポルトガルのカタプラーナ鍋のオマージュ。
シジミの出汁もものすっっごい出てる。
取り分けられた綺麗な美濃焼の器の中には、冬瓜や空芯菜、揚げ茄子などの季節の野菜のほか、大山鶏やホウボウなどが沈む。
最後にお食事を。つやつやのお米に、おなかはちきれそうっ!!!
おいしいものを食べられる時間がいちばんしあわせ。ご馳走さまでした。
PM 21:15
フロント前で、伝統芸能石見神楽「大蛇」の上映があるというので見に行くと。
なんと…16mもあるオロチが出てきてびびるびびる…!!! 心臓にわるいーw
須佐之男命が大蛇(オロチ)を酔わせ、姫のために戦う物語。
舐めてたー。すごかったーーー。いいもの見せていただきました*
終わった後、日本酒バーをおとずれてみると。
なんとも魅力的な島根酒のラインナップたち…!!!
好きな酒3種におつまみがついて、なんと500円で楽しめちゃうという夢のようなところ。
わたしは自家製のジンジャーエールだけど(笑)
PM 22:00
お部屋に帰ると、さっき晩御飯で食べきれなかった酒粕の特製デザートを届けてくださって。
付かず離れずのほどよい距離感のホスピタリティが心地良い、そんな島根の夜でした。
Written by... **
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
代表(CEO)/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田奈穂子(Nahoko Okada)
*世界で一番おいしい旅を、オーダメイドでお作りします*
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大阪府知事登録旅行業第3-2945号
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1988年奈良県生まれ。株式会社Table a Cloth 代表取締役/トラベルデザイナー。ヨーロッパやアジア諸国からの雑貨バイヤー・輸入業の仕事を経て、現地の人や文化に実際に目で見て触れてもらいたいと旅行業へ転身。いつも私に素晴らしい出会いをくれる『旅』が本当に大好きだから、お一人お一人に合わせて、行ってよかったとずっと思える旅をお作りします。第4回「LED関西」ファイナリスト、第17回「女性起業家大賞 奨励賞」受賞。
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ただいまおかえりの田辺旅
夏真っ盛り!のお盆やすみ。
毎年海外逃亡しちゃうことが多かったのやけれど、今年はたくさんお客さんが渡航してくれるし、いよいよお腹の子も9ヶ月になろうとしているので、ゆっくりと車で和歌山へ行くことに。
お仕事でお世話になってる、龍神村の小家御殿さんに泊めていただいた、2泊3日のハイライト♪
▽ 1日目
有田まで高速を走らせ、お昼休憩にと。
地元のお醤油と甘みのある霧島豚骨を使い、"新和歌山ラーメン"をうたう名店にお邪魔しました♪
◆麺dining 月乃家
http://www.konomise.com/chuki/tsukinoya/
オーソドックスな、特濃ラーメン880円には。
+120円で、こちらもこの地の名物のしらすかけごはんを♪
シンプルにうまいっ!行列になるのも納得さん。
私は、海老つけ麺(麺量:半月250g)950円
さすが和歌山ラーメンがベースにあるだけあって、醤油の味がしっかりと旨味として主役を張る。
この海老出汁をしらすご飯にかけて食べるのがおいしすぎた!!!
ご馳走さまでした。
近くにあったJAのマーケットに寄り道して。
◆ファーマーズマーケット「ありだっこ」
http://www.ja-chokubaijo.jp/5000001/
こんな季節にみかんはないかなと思ったけど、そこはさすが有田。
早生のハウスミカンも、酸味があって夏に最高においしいよと教えてもらって、お得ものをひとつ買いました*
みかんは田辺…と思ってるわたしのほんこ浮気心(笑)
そしてそのまま南下し、家のお醤油を切らしていたので湯浅のお醤油工房へ。
◆湯浅醤油
https://www.yuasasyouyu.co.jp/
むかし添乗でも来たことのある、和歌山を代表するお醤油工房さん。
原料へのこだわりや、発酵中のお醤油などを見学させてもらって。
さっきのラーメンやさんのお醤油もやっぱり、ここのみたい。
大阪でも座銀さんや而今さんなど名だたるラーメンやさんが湯浅醤油の使用を公言しているの!
お味噌やお醤油も試食させてもらって、香ばしい黒豆醤油と料理用に濃口を買わせていただきました。
PM 13:30
田辺に南下する途中、印南のSAで清美オレンジの搾りたてスムージーを。
さっぱり、でもみかん特有の甘さもあって潤うー!
田辺では、いつもお世話になっている市の職員さんにお会いしに行き、ローカル田辺をまたすこしご案内してもらって♡
◆辻乃餅
http://www.kisyu-tanabe.jp/store/042.html
江戸時代から続くお菓子屋さんだそうで、名物は地元の方が愛してやまない『おけし餅』。
いただくと、弾力のあるお持ちの表裏どちらにも、甘すぎず程よい餡子が載って。いくつでも食べられそう…!!!
長く愛されるものには理由があるよね。
◆RaRa Locale
昭和24年に田辺市警察署として建築され、田辺市立図書館などを経てカフェレストランになったこちら。
パン工房としても人気だと聞き、かわいい桃のあんぱんなどをいただきました*
PM 18:00
田辺市街から山へ車を走らせること約1時間、お世話になる龍神村の一軒貸宿さんへ。
お宿のオーナー兼シェフの金丸さんに、お任せで晩御飯をお願いしていたこの日。
近く、トリトンファームさんの軍鶏や地元野菜を使った『鶏飯セット』をお持ちくださったのですが。
お料理の香り足しにと、お庭の畑に葉山椒を取りに連れて行ってくださって*
軍鶏の出汁たっっっぷり!の冷たいスープに、手作りの付け合わせがいろいろと。しあわせ♡
何を乗せよっかなって悩んで楽しんで…
完成するわたしオリジナル♡楽しいっっ。そして旬が溢れておいしいーーー!!!
デザートには今日買った早生のみかんをいただいて。和歌山の夏の恵みを大満喫した夜でした。
▽ 2日目
特に予定のない今日。朝は、トリトンファームさんに卵をいただきがてら、遊びに行かせてもらって♪
立派な名古屋コーチン!迫力がちがうっ。
大和肉鶏とターキーがまさかの共存してました。ほんと毎回いろいろ増えてて楽しい!
せっかくだしねと、1時間で行ける白浜へ出てみるものの、初めて行った「とれとれ市場」は、地物の少なさに正直がっかり…
小家御殿の奥さまにおすすめしてもらっていた、カレーがおいしいという白浜のカフェへ行ってみると。
◆豆の湯
http://www.shirahama99.com/mamenoyu
かわいい店内!満員の白良浜のすぐそばなのに、路地裏やからか空いてる!穴場っ♡
紀州のイノシシ肉を使った期間限定メニュー、ジビエキーマカレー1,000円と
和牛すじ入りオムカレー1,280円を。
欧風でもスパイスがキリッと効いていて、おいしかったぁ*ここのところ代謝よすぎて、汗だくになりながらいただきました(笑)
PM 16:30
夕食の買い出しだけ済ませ、龍神に戻ってもうすこし行きたかったところへドライブ。
◆G.WORKS
https://www.gworks-web.com/smp/
こちらは道の駅に併設する家具工房さん。地元・紀州材を主に使用した家具が並びます。
柔らかい座りごこちがすてき!
陶器や地元の加工食品などもさまざま並んでいました。
龍神温泉のほうまで更に20kmほど車を走らせ、気になっていた工房カフェへも。
◆龍神地釜とうふ工房るあん
https://m.facebook.com/るあん-TofuBotanical-Kitchen-Loin-445829372197578/
豆乳チャイ400円と、爽やか自家製ゆずソーダ400円。
おからのガトーショコラ350円には、自家製の桃ジャムが添えられて。
ふだんカフェなんか行かない旦那さんと、何を話すでもなくゆったりと過ごせるこの贅沢な時間。
予約のみのランチも、とーーーっても!良さそうで。今度はぜひこちらで来たいな。
夕方だったのでお豆腐は売り切れちゃんでした。ご馳走さまでした*
せっかくここまで来たので、日本三大美人湯とも言われる、龍神温泉に入って帰ることに。
この川の絶景を見渡せるのが、ここの特別なところ。特に男風呂の露天は外から丸見えなほどの絶景(?!)ですw
帰りにはすっかり夕景色。
PM 19:30
お宿に戻り、今日調達してきた和歌山の海&山の幸と、昨日の残りで晩酌タイム。
捌いてもらった、朝獲れの鱧に和歌山の本鮪!
有田のしらすと、トリトンさんの卵ごはん♡お醤油は湯浅のものとオール和歌山メイド。
来年はここにきっと参加してくれてるはずの、かわいいこに思いを馳せながらほっこりと過ごした2日目の夜。しあわせでーした。
▽ 3日目
朝起きると。仕事でちょっとのトラブル??があり大阪へとんぼ返りすることに。
お野菜持って帰りー!って、金丸さんが畑へに連れて行ってくれて(´∀`*)
ミョウガは始めて収穫した!筍みたいにぴょこんって頭が植わってるの。宝探しみたいだった。
かわいい胡瓜と、ちび茄子のおとなりには鮮やかな芋虫ちゃんが。
久しぶりにこんなにゆっくり過ごして、ゆっくり寝たなぁ。にっこり!♡
収穫させてもらったお野菜と、金丸さんの工房『Concerva』のピザ生地は後日大切なひとたちとおいしくいただきました*
Happy!!! ♡
仕事を通して、日本中、世界中にまた会いたい人が増えていく。
たくさんの人、たくさんの景色との出会いをこの子も楽しんでくれるようになるといいな。
▶︎こんなローカルな旅がしたい!体験できるお宿に泊まりたい!はぜひ、
gochi荘サイトよりご予約ください♡
Written by... **
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
代表(CEO)/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田奈穂子(Nahoko Okada)
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1988年奈良県生まれ。株式会社Table a Cloth 代表取締役/トラベルデザイナー。ヨーロッパやアジア諸国からの雑貨バイヤー・輸入業の仕事を経て、現地の人や文化に実際に目で見て触れてもらいたいと旅行業へ転身。いつも私に素晴らしい出会いをくれる『旅』が本当に大好きだから、お一人お一人に合わせて、行ってよかったとずっと思える旅をお作りします。第4回「LED関西」ファイナリスト、第17回「女性起業家大賞 奨励賞」受賞。
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Blog: http://buonovoyage.hatenablog.com/
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真夏の九州取材記 八女編
gochi荘スタッフのHIROMIです。
九州取材2箇所目は福岡県八女市。
今回はお茶どころに縁があって、嬉野と同じく、八女も九州誇るお茶の名産地です。
私は福岡育ちなので、八女茶は小さい頃から飲んでいて取材できることになって嬉しい。
八女市茶のくに観光案内所の吉松さんが今回案内してくださいました。
◆八女市茶のくに観光案内所
まずは茶畑が一面見渡せるスポットへ。
◆八女中央大茶園製茶
福岡県八女市本375−2
この日は雲が見れなかったけど、晴れた日には有明海や島原半島まで見渡せます。
どこを見渡しても茶畑って、すごい!
眺めていると吉松さんからなんとお茶を入れてくださいました。
茶畑を見ながらお茶を飲めるなんて嬉しい。
1件目のお宿さんに向かいます。
◆農家民宿 大道谷の里
https://omitidani.exblog.jp/
こちらのお宿はカヨさんとケンスケさんご夫婦が20年前からされている農家民宿さんです。
中に入るとカヨさんが用意してくださっていました。
自家製のゴーヤの団子と砂糖漬け。
普段ゴーヤチャンプルとして食べるばかりだからスイーツとしていただけるなんてびっくり。
すごーいと感動しているとゴーヤのピタカもあるよと。
味がしっかり染み込んでおいしい!
お宿に泊まってカヨさんに料理を教えてもらいたいくらい。
カヨさんは近所の農家のお母さん方とお野菜を使った料理を作ってイベントなどに
出されています。
お宿は古民家で一棟貸しです。
広々としているからゆったりと過ごせそうです。
秋にはキウイの収穫の時期を迎えます。
お料理上手なカヨさん。いろんなことされていてお話をもっと聞きたいくらい。
次は八女中心部から山のほうに上がっていた黒木町の笠原という地区にあるレストラン。
◆クターデン
世界各地旅行されてた料理人のご主人と奥様がこの地域に移られて、
元保育園だった建物で洋風家庭料理店をされていらっしゃいます。
メニューはアラカルトからこの予算でと言えばコース仕立てにもしていただけるようです。
この日は若鶏のエスカロープ、地元野菜のラタトゥーユ、バジルのパスタそして
真里さんが作った自家製パン。
ラタトゥーユはひとつひとつのお野菜の味がしっかりしていておいしい。
若鶏も柔らかい。
結構山の上まで上がったからまさかこんな素敵なレストランがあるなんて思いませんでした。
真里さん自家製のパンはお料理を引き立たせるパンで、おいしい。
どこかで習われたのですかと聞くと「てきとうてきとう」と。すごく自然体。
木苺のジャムも相性バッチリ。
一見、和食の料理人さんかと思ってしまうご主人(笑)
失礼ながらお料理とのギャップが面白くて、ご主人に伝えると
「はい、デザート」と手づくりの桃のアイスキャンディーを出してくださいました。
最後にアイスキャンディーが出てくるなんて、他にはない無二のレストランです。
お二人の飾らない雰囲気というかゆるっとした空気感が心地よくてまた食べに来たいです。
ごちそうさまでした。
ランチをいただいた後はクターデンさんよりもさらに上に登っていったところにあるお宿さんです。
◆天空の茶屋敷
元々この笠原地区は中国から茶が伝わった地区で、八女茶の発祥の地です。
お宿には茶畑が広がっています。
宿のオーナーである坂本次郎さんは海外を放浪されてこちらに移住されて、
縁あって長い間空き家だった古民家を改築し、いろんな方が集まれる場所をと
いうことでゲストハウスをオープンされました。
お宿の中は古民家らしい懐かしい家具やテレビが置いてあります。
宿泊客とは別に何名かの外国の方がいらっしゃいました。泊まってお宿のお手伝いをされているそう。
ここは茶畑と棚田に囲まれたお宿でもちろんこの風景を見に泊まるお客さんも多いとは思うけど、一番は次郎さんに会いにくる人が目的じゃないかと思うくらい
魅力たっぷりの次郎さん。
カナダで犬ぞりの仕事をされてたり、スペイン巡礼もされていて、色々な経験もされている他、なんとヨガとタイマッサージの資格もお持ちで
とにかくお話が面白い!
笠原地区にたくさんの方が来てもらえるよう地元の方と協力して
さまざまなイベントもされています。
近々棚田を見渡せる場所でコンサートするのだとか。
ここは将来的に寝っころびながら見れるシアターに。
次郎さんおすすめのスポットを案内してくれました。
本当にすばらしい棚田。
滝もあるよと。近くに滝があるなんて。
といきなり次郎さんが前触れもなくバッシャンと
もういきなり過ぎて大笑いしてしまいました。
本当に自由な次郎さん。
いろんな人との出会いができるそんなお宿でした。世界観が変わりそう。
八女中心部である八女福島を散策。
こちらは昔の町家の風情が残っている場所で、手漉き和紙や石燈籠、仏壇、提灯、絣などといった多種多様な手工芸の町でもあります。
町には仏壇屋さんや提灯屋さんがたくさん。
3軒目のお宿はそんな町家の中にあるお宿さん。
◆泊まれる町家 川のじ
約120年前に建てられた建物で、八女紙と竹で編んだ提灯を作っていた職人さんが
住んでいらっしゃったのだそう。
今は中島さんご夫妻が泊まれる町家としてゲストハウスを営んでいます。
お宿の中は町家の雰囲気たっぷり。
1日1組だから贅沢に町家の生活を味わえます。
周りにはたくさんの工芸のお店や酒蔵があるから散策するには最高の立地。
近くのご飯屋さんで食べるのもよし、台所で作ることもできます。
2階から中庭を眺めながら八女の地酒を飲むのも気持ち良さそう。
オーナーの中島さんは以前は京都などのホテルで働かれていたのだそう。
本当に素敵な町家のゲストハウスでした。
その川のじさんのお隣にあるお店へ。
◆うなぎの寝床
こちらは八女も含む福岡県筑後エリアの工芸品を販売しているアンテナショップ。
筑後エリアのさまざまな工芸品が売っていて、どれもかわいくてついつい長いしそうな場所。この日もたくさんお客さんがいらっしゃいました。
こちらは今回時間がなくて行けなかった八女にある盛弘鍛冶工場とうなぎの寝床との
コラボ商品の包丁。
吉松さんが何度も盛弘さんが作った包丁はなんでも切れますとおっしゃっていて、
すごく興味あった包丁。工場も見てみたいな。
他にもたくさん伝統工芸がありました。
すぐ近くにあるうなぎの寝床さんの2号店
◆旧寺崎邸
こちらは各地域の器のセレクトショップ
2階は毎回違ったテーマで特別展をされていて、ちょうどこの時は「緑のガラス工芸展」が開催されていました。
八女から採れる石から作られたガラスのコップ。
石の含有量によって、色が異なります。
すごく薄くて軽いから割れやすいかなと聞いたら、結構頑丈なのだそう。
こんなにたくさんの工芸品があるなんて初めて知りました。
この地域の工芸品を知って見ることができるアンテナショップでした。
とにかく八女は他にも見るところたくさんで、今回八女市茶のくに観光案内所の吉松さんに案内していただき、本当にありがとうございました。
みなさんお互いに顔見知りで取材先々で地域の方々のつながりを大切されているなと感じました。
改めて知る故郷の魅力。まだまだ知らないこともたくさんでした。
また帰ってきます。
▶︎こんなお宿に泊まりたい!はぜひ、gochi荘サイトよりご予約ください♡
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松下裕美(Hiromi Matsushita)
*世界で一番おいしい旅を、オーダメイドでお作りします*
Mail: info@tableacloth.com
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真夏の九州取材記 嬉野編②
AM8:00
朝起きると外からモーモーと牛の鳴き声が。お腹減った合図かな。
えさやりを少しだけお手伝い。
えさやりの後は朝食。
朝からたくさんのおかず。イカの塩辛やもろみも全部お母さんの手づくり。
お米も混じりっけなしのさがびよりで、本当につやつやしておいしい。
そうそう、夕食もいただいたけど、朝もおばあちゃん手づくりのみそ漬けをいただきました。
これが本当に絶品で、漬かり具合がちょうどよくて、おばあちゃん自慢の味。
帰りにおばあちゃん手づくりのみそ漬けのおみやげもいただきました。
今年泊まった海外の女の子が帰り際に帰りたいくないと泣いたそうで、
それが分かるような本当に温かいご家族です。
また遊びに行きます。
佐賀は有田焼や伊万里焼が有名ですが、
お宿がある嬉野塩田町には志田焼きがあると聞いて伺いました。
◆志田焼きの里博物館
有田焼や伊万里焼は高級磁器ですが、志田焼は大衆向けのものを大量生産する窯場として発展しました。
今は閉鎖されましたが、実際に志田焼を生産していた工場をそのまま博物館にしていて
その当時の様子を見ることができます。
閉鎖した際に当時の社長さんが工場の物はそのままにしておくようにと指示を出し、
本当にそのままの状態で寄付されたのだそう。
ここでは、見学の他にろくろ体験やお皿の絵付け体験ができます。
職員の方が手伝ってくれるので、家で使えるお皿やコップが作れます。
こんな素敵なランプシェードもできます。
作られた体験施設ではなくて、実際に志田焼きが作られていた工房で体験できるなんて貴重。
建物も大正時代に作られていたからタイムスリップしたかのような雰囲気で体験できます。
見学した後は工場を経営していた会社が志田焼きを販売しているギャラリーへ。
◆志田の蔵
http://www.shidanokura.co.jp/company/index.html
素敵な器がたくさんあって、時間があっという間に経ちそう。
昔は火鉢を主に作っていて、ここから東北まで運ばれていったそうです。
今もたくさんの火鉢が売られています。最近ではインテリアとして買っていく人が多いそうです。
この嬉野市塩田町は長崎街道の宿場町と天草からの陶石がここで荷揚げされて有田町や伊万里市、波佐見町へ、帰りの船には大阪などに運ばれる米ややきものなどが積まれた交通の要所として発展しました。
今でも当時の街並みが残っているところがあります。
◆塩田津街並み
https://peraichi.com/landing_pages/view/shiotatsu
◆Vegeキッチン塩田津
http://shiotatsu.jp/salutation.html
この日は残念ながらお休みだったけど、地元のお野菜を使った
お料理や郷土料理がいただけるお店です。
最後に明治から続く地元のお菓子屋さんへ。
◆中山製菓舗
地元のお菓子屋さんなんだけど、売られているお菓子ほとんどが初めてみるものばかり。
和菓子と言っていいのか洋菓子と言っていいのか、、、
江戸時代、砂糖が長崎出島から長崎街道を通って佐賀、小倉、大阪へと運ばれていたので、長崎街道はシュガーロードとも呼ばれ、このあたりは砂糖を使ったお菓子がたくさんあります。
逸口香(いっこうこう)もこの辺りでは親しまれたお菓子で、
中は空洞になっています。
今回嬉野を案内してくださったのは塩田津みらい協議会の筒井さん。
本当に2日間ありがとうございました。
10月には塩田町で日米交流のイベントも開催されるみたいで、今から楽しみです。
◆塩田津みらい協議会
生まれ故郷のお隣の県でも初めて食べるものも多くて発見が多い旅行でした。
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真夏の九州取材記 嬉野編①
gochi荘スタッフのHIROMIです。
今回は九州のお茶どころ、佐賀県の嬉野と福岡県の八女に取材で訪れました。
台風が去った翌日訪れたのは嬉野市。
最初に向かったのはうれしの茶の作り方を知ることができるところへ。
◆うれしの茶交流館「チャオシル」
https://www.city.ureshino.lg.jp/sightseeing_culture/_23805.html
こちらではうれしの茶の歴史やお茶になるまでの工程の展示があるほか、
茶摘み体験や茶染め体験、お茶の入れ方体験など体験をすることができます。
お茶で染めたハンカチ
もうすぐ来られる方のためのお茶の入れ方体験の用意がされていました。
入れ方ひとつで全く味わいが変わるそうです。
うれしの茶は室町時代に中国から直接嬉野に伝わった製法である釜炒りで
今でも作られていて、そのお茶は釜炒り茶と呼ばれています。
この釜で茶葉を炒ります。
釜炒りした茶葉はくの字になるそうです。
お茶を飲めるスペースでは、さまざまな種類のうれしの茶や佐賀のお菓子を食べることができます。
お隣の福岡出身で、佐賀のお菓子丸ぼうろは小さい頃から食べていたから懐かしい。
淹れ方の説明をを見ながらお茶を淹れるなんて初めて。
釜炒り茶1袋150円
1杯目は手で触ることができる温度まで下がってから急須にお湯を入れます。
香りがとてもよくて、1杯目と2杯目とでは全く味も色も違う。
ゆっくりお茶を飲んだ後は茶畑広がる場所にある「大茶樹」を見に行くことに。
◆大茶樹(嬉野の大チャノキ)
推定樹齢350年を超えるお茶の樹を見ることができます。
よく見るとお茶の実が。つばき科で実からオイルも作られます。
お昼は地元の人が通う嬉野温泉の中心部にある食堂へ。
◆人気亭
ちゃんぽん 650円
野菜たくさーんで、麺がもちもちしておいしかったです。
近くに出前もしているようで電話が次々にかかっていました。
お茶の実のオイルを使ったアロママッサージを受けることが
できるところがあると聞いて伺うことに。
◆アロマテラピー香のん
オーナーの香おりさんは以前は大阪の空港で働かれていて、
地元嬉野に戻られてサロンを始められました。
茶実油はビタミンEやカテキンなど含まれていて、美容にも効能があるそうで、
次はぜひ受けたい!
その香おりさんのご実家で今回泊めていただく田中さんのお家へ。
こちらのお宿は将来の佐賀牛になる牛の繁殖農家さんです。
お母さんが手づくりのおはぎを作ってくださって、さっそくいただきました。
手づくりのおはぎだなんてうれしい!
台所ではお母さんとお友達の方がお隣の須古町で作られている
郷土料理「須古寿司」を作っていました。
「もろぶた」と呼ばれる長方形の木箱にすし飯を敷き詰めます。
みんなで椎茸や錦糸卵、かまぼこなど具材をのせていきます。
今回はお店に売ってなかったからなかったのですが、
有明海名物ムツゴロウものせるみたい!しかも一匹ずつ!
須古寿司の出来上がり!すごくカラフルできれい。
お庭の畑ではおばあちゃんが今日の夕食で食べる野菜を収穫していました。
おばちゃんはお元気でたくさんのお野菜を育てていらっしゃいます。
牛小屋ではお父さんがエサやりをするとのことで、牛小屋に移動。
エサはワラや草など種類があって、それぞれ運んでいきます。
こんなに食べるの?と思うほど量が多いのにびっくり。
牛さんはあっという間に食べていました。
さてさて、お待ちかねの夕食。
お母さんが作るお野菜たくさんのお料理。
おばあちゃんが育てたなすの煮浸し。これが本当においしくて、たくさん食べました。
かぼちゃの煮物もかぼちゃが甘くて、こういうお料理がうれしい。
夕方作った須古寿司も。寿司飯だからパクパク食べれちゃいました。
もうお腹いっぱいと思っていたらお母さんが「だご汁作ってなかった」と。
粉から練ってあっという間に作ってくれました。
お母さんの手際がいいこと。見習いたい!
お醤油ベースのだご汁。ほっとする優しい味。
この後お母さんとお話ししてぐっすりと寝ました。
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旬野菜で篠山の夏をいただく
梅雨が明けた7月の最終週。丹波篠山へ取材に伺いました。
AM 10:00
最初に向かったのは篠山口駅から約20分、福住というエリアにある古民家民宿さん。
◆森の風土
住所: 篠山市川原194-1
昔は下駄の工房だった古民家を改装し、ご夫婦で4年前からお宿を始められたこちら。
BBQもできるお庭には、お米を炊く昔ながらの竃もあってとても楽しそう!
囲炉裏では炭火焼きまでできちゃうそう。
お庭には立派な南瓜や様々な無農薬栽培のお野菜が。夏だなぁーっ。
お宿のすぐ近くには、ゆるりとした雰囲気の福住の歴史地区が。
何の看板もないけれど、地元の人から絶妙な信頼を得る朝びき地鶏のお店も。
◆たなか精肉店
小さな集落の中には、とても素敵なコーヒーショップさんや(残念ながら今日はお休みでしたが)、
地元のお野菜や手づくりのお弁当を売る道の駅もありました。
続いて、里山の中の青々とした民宿さんにも取材に伺い。
◆里山ロッジ森の時計
PM 13:00
以前もお伺いし、とても素敵だった竹岡農園さんの運営されるお宿へ、再度撮影取材を兼ねてランチにお伺いしました。
◆農家民宿花乃家
広々としたダイニングの横には、せせらぐ小川が流れ心地よい風が吹きます。
素敵なテーブルセッティングでのお出迎えにそれだけで嬉しくなってしまう。
川辺の欄干では梅が干してあったり。こういう光景になんだか懐かしさを感じる。
ランチはまず、竹岡農園の自家製野菜サラダから。
サンチュに人参、子どもピーマン、サラダゴボウなど旬のお野菜満載に、コモンマロウという食用のお花を載せて。
酵素風呂で天然に低温調理させた玉ねぎのドレッシングをかけて。
お野菜ひとつひとつの味が、お皿の上でそれぞれの個性を発揮してひとつのお料理になっています。
次は、水茄子とトマトの紫蘇和え。
器は丹波の雅峰窯さんのもの。素敵ーーっ。
酵素風呂で火入れした玉ねぎとお芋のローストの付け合せには、自家製の黒豆味噌を。
美しいーーーーっ。そして、お野菜の旨みと甘みをダイレクトに味わえる素晴らしい調理法。
黄色いトマトとじゃが芋の冷製スープ。
シャリシャリと甘いお野菜の食感が、暑くなった喉にすっと通っていく。
最後は、オーガニックスパイスのベジタブルカレー。
お茄子の中には、なんと自家農園の小豆が詰められていて…!!!
優しい甘さの小豆が絶妙にマッチして満足感を引き立てる。添えられた、干し梅と牛蒡、オクラ、人参の玄米ライスもさっぱりと夏味。
選べる酵素ジュースは、梅、ぶどう、トマトなどさっぱりでおいしいっ♡
酵素ジュースはこうやって…と見せてくださった本日のシェフの舞さん。
野菜の旨みを存分に引き出す、野菜への愛情と創作性がどちらも素晴らしかったです。
ご馳走さまでした。
食後、畑を見せていただくとオクラがたくさん生っていて。
きゅるるんっ!まるまった猫ちゃんみたいなオクラちゃんも。かわゆいーーーっ。
味は変わらずとも出荷はされないから、こういう子と出会えるのも産地ならでは。
更に丘を登ったところには、茄子の畑が。
太陽たっぷりあびて、美しく艶やかな紫色。
この帽子部分、採れたてはとげとげで痛いのよ。野菜の強さを肌で感じる瞬間。
こちやは、ゼブラ茄子という種類。どのこも可愛すぎるーーーっ。。
たくさん収穫できました♪ 汗だく!楽しい!!!
お宿のなかでは今日は子どもちゃんたちが集まってなにやら会合が。夏のひととき。
足を運ぶ価値のある、というか足を運んでしか出会えない。
とても豊かで貴重な時間を、ほんっっとうに。ありがとうございました*
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
代表(CEO)/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田奈穂子(Nahoko Okada)
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■Profile
1988年奈良県生まれ。株式会社Table a Cloth 代表取締役/トラベルデザイナー。ヨーロッパやアジア諸国からの雑貨バイヤー・輸入業の仕事を経て、現地の人や文化に実際に目で見て触れてもらいたいと旅行業へ転身。いつも私に素晴らしい出会いをくれる『旅』が本当に大好きだから、お一人お一人に合わせて、行ってよかったとずっと思える旅をお作りします。第4回「LED関西」ファイナリスト、第17回「女性起業家大賞 奨励賞」受賞。
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