AM 08:00
朝ごはんできたよーと、ダイニングへ。わー!!!!わーーー!!!!!!!
たぶん宿泊客わたし一人やと思うねんけど?!いいの?!な豪華ラインナップ…
地元のお菓子やさんのクッキーに、イタリアのクリスマスの定番、大好きなパネットーネまで♡
こんな素敵なお宿さんはこちら。
◆B&B IL GIARDINO SEGRETO
https://www.ilgiardinosegretoiseo.com/
チェックイン時間遅かったのに、駅から部屋の入り方までを動画付きでメッセージくださっり、来る前から本当に良くしていただいて。
ワイナリーのこととかもたくさん、丁寧に教えてくださいました。
絶対ISEOの定宿!!!♡
AM 09:00
寒ーい今朝!ここからバスで2駅、Sulzano(スルツァーノ)という町へ向かいます。
バスチケット、猫ちゃんみたいな穴あけてくれたの!かわいいっ。
Sulzanoはとても小さな港町。カラフルでかわいいっ。
この港からフェリーに乗り、イゼオ湖に浮かぶMonte Isola(モンテイゾラ)へ。
3分ほどでモンテイゾラの主要港、Peschieraへ到着です。きれいーーーっ。
ここから島の湖畔を時計回りにてくてくとお散歩。
…目があった!!!笑 勇ましいねっっ笑
島の中にはトゥクトゥクみたいなのがたくさん走ってました。
レストランもホテルもたくさんあって、きっと夏はすっごく賑わうのやろうなぁ。
オリーブもきらきら!水鳥も優雅に泳ぎます。
今度はほんもののお魚や!干し鰯かなぁ。
こっちは葡萄とキウイ。お野菜畑もあったよ。
島の西側、Sensoleの港が見えてきました。
お城があるっ?!と思ったら個人所有の要塞で、訪問はできないみたい。
秘密の小道も見つけたよ*
少し高台に登ってみたりして。
向こうに白い煙がもくもく見えるのは、"Isola di San Paolo"という小さな浮島。
次のフェリーの時間カフェでもしようかと思ったけどひとつもなくて(笑)、仕方がないから海見てのんびり。しあわせ*
イゼオ湖にいる魚さんたちだって。美味しそう♡
AM 11:00
壮大な朝のお散歩を終え、フェリーで今度は直接Iseoまで。約25分。
Giecomoとアペの約束をしていたので、今日はお休みの彼のバーへ。
愛犬のScillaちゃんを連れて、一緒に町をすこしお散歩して。
昨夜とうってかわってたくさんお店空いてるーっ!
休業のはずのバーのテラスでまたフランチャコルタをご馳走になりました(笑)
友達のレストランでこないだ飲んだのにお金払わずに帰っちゃったから、払いに行くの着いてきて、と言われて行ったのがここ。
昨晩めっちゃ賑わってて気になってたRistorante Leon d"Oro。
来月一緒にアマルフィに行くという、オーナーのEnzoさんに、プロセッコ飲む?と♡
もちろんーーー!昨日からご馳走されてばかり!笑
ありがとう♡朝からもうほろ酔いだよー。
湖畔沿いをぷらぷらとお散歩して。
公園で遊びながら、カフェラテをいただいてたりして。
PM 13:30
すっかりのんびりしていたけど、わたしフランチャコルタのワイナリーに行かなきゃなのやった!と、Giecomoとここでお別れ。
本当にありがとう(´∀`*)
Iseoから列車で2駅、ワイン畑のど真ん中にあるBorgonato Adro駅へ。
ここはフランチャコルタの生産地の中心にあたるところで。
B&BオーナーのValentinaにおすすめしてもらったワイナリーに突撃訪問っ○
◆Guido Berlucchi
セラーツアーは土日だけだったのですが、ショップに案内してもらって。
フランチャコルタ大好きでね、ねね、と、同い年で日本に留学経験もあるというEmmaと、笑顔の素敵なFrancescaさんとすーーっかり話し込んでしまい!アドレス交換♡笑
次のワイナリーへ行く電車の時間ぎりぎりに、大慌てでChardonnay100%のSaten(フランチャコルタの中でもよりシルキーで上級のキュベ)をお土産に購入。
なんと…19.7€という破格…Satenでこの値段とか信じられないーーっ。
PM 15:00
また列車に乗り、今度は一駅南のBornato Calino駅へ。
…と思ったら!まさかの12月特別スケジュールで電車が間引きされていて来ない!w
15:30にアポイントとってるのにやばーっ!って駅近くの美容院に駆け込んでタクシーを呼んでもらい。
(ここで待ってていいからね、カフェ飲む?って…イタリアのひと優しすぎるーーっ。)
無事に時間通りにワイナリーへ到着。
◆Tenuta Ambrosini
ここは、ローレンソ、マルコ、フィリポさんの3兄弟さんが経営するワイナリーで。
同世代近辺のイタリア人三兄弟さんに、コーヒーを入れてもらってお話するなんて、ちょっと緊張しちゃった♡(笑)
美しい畑。1989年に祖父から農園を譲り受けたお父さんが、葡萄造りを始められ。
最初はCa' Del boscoなどの大手ワイナリーに葡萄を卸していたけれど、2002年から自社ワインを作り始め、2007年には勤めていた銀行を辞めて本格的にワイナリーとして稼働したそう。
すごい!これ全部フランチャコルタなんて!宝の山ーーーー!!!
完全なる家族経営のこのワイナリーは、現在年間に7万本を生産しているそうで。
今はロゼの瓶詰めの真っ最中でした。
開けてくれたのは、なんと2008年のフランチャコルタブリュット。
すんっっっごいゴールド!!!時間が育んでくれた特別なカラー。
繊細さと果実味のバランス、優美だけれど媚びない明るさと。舌触りも抜群で…本当にうっとりしてしまう。
実はこの年のこのキュベがコルクに問題があり売れなかったそうで。
実際に抜栓して確認できるここでのテイスティングにしか出してないんだけれど、問題がないボトルは本当に最高なんですと。
正直、今まで飲んだどのフランチャコルタよりも美味しくて。
家族とワインへの愛情いっぱいに、語り、案内してくれた三男のフィリポさん。
このワイナリーのアイデンティティはと伺うと。
"SINCERO"とイタリア語では言っていますと。
「率直」であること。このボトルの中には、家族の想いがそのまま入っているからと。
ここのワインの美味しい訳はとてもシンプルで。ほろり感動してしまいました。
ありがとう。また来ます。
PM 17:00
Iseoに戻ろうと駅までてくてく歩いていると、フィリポが送るよと車で追いかけてきてくれて(^ ^)
夕も暮れてほろ酔いで。幸せいーっぱい、ボトルを2本も抱えてイゼオへ帰ります。
あぁどうしよう。まだ3週間滞在の2日目やのに。。笑
ホテルで少しのんびりと。
…といいつつも、オーナーのValentinaとイタリアと日本のツーリズモについて話ながら、フランチャコルタ飲む?ってまたわいわいと、2杯も頂いて(笑)
面白いのっ。イタリア人はとっても保守的で国内旅行ばっかりしてるのだって。
PM 20:00
お昼寝10分だけして、予約してもらっていたレストランへてくてくとお出掛け。
◆Hotel & Ristorante Rosa
http://www.ristorantealbergorosa.com/
この日5杯目(+1プロセッコ)のフランチャコルタ(笑)
すんっごいたっぷり!!グラスおっきいの!4杯取りぐらい?!w
林檎の蜜のような甘さと酸味のバランスがとても良い1杯。
メニュは、アラカルトでもあったけれどせっかくなのでシェフのお任せで。
何でも食べられるので、できるだけローカルなものでお願いしますとリクエスト。
パンの盛り合わせ。
アンチョビを練りこんだものが特別においしくて。
アペタイザーは、アーモンドと白身魚のタルタル ガスパチョ仕立て。
あかんーーーっ!このアーモンドの香ばしさ、フランチャコルタについ手が伸びてしまうっっ!!!♡
タコの低温調理グリル。ブラックオリーブとほんのりの生姜、フレッシュなオリーブオイルが絶妙なハーモニー♩♫
ゼンマイのような形の付け合せのお野菜は、Trevisianoというものだそう。
こちらではサラダなどにもする一般的なものなのやって!始めてやーっ。
鮪とMagatello(牛肉の外腿をスライスにしたもの)、アスパラガスのミルフィユ。ツナと海老のソースがかかります。
お肉と鮪の取り合わせって日本では見たことないかも!
これメインかと思ってたら違った!
Romboと呼ばれるお魚のグリルがやってきました。イシビラメさんらしい。
アーティチョークの中には烏賊さまがぎゅーぎゅー詰めっっ!!!
地中海の冬の恵みと、シェフの創作性たっぷりのお皿たち。
お腹いーーーっぱいで!お会計をお願いすると…なんと!!!!38€?!?!
間違ってるんちゃうかなっていうっっこんだけ食べてフランチャコルタたっぷりで5,000円しないなんて逆にびっくりすぎるっ!!!
かわいいカードまでいただいて。美味しかったぁー。
ここに来るキッカケを下さったのは、フランチャコルタバーのオーナーのお兄さんで、フランチャコルタのインポーターをされている方。
よろしく伝えてね!とシェフたちから言付かったので、またご挨拶に伺わなきゃ(^ ^)
好きなものをずっと好きでいると、こんな縁や楽しい出会いがたくさんあるのやなぁ。
今日もしあわせな1日でした。
明日はいよいよ北海道からみなさまご到着ですー!*
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
CEO/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
Mail: info@tableacloth.com