AM 06:30
はやおきしてしまった朝のテラス。心地いい風がふきます。
AM 07:00
朝食ルームへ行くと、今日のメニュが黒板に。
日の当たる心地よいお部屋でいただく、新鮮なお野菜のいきいきしたサラダやスープ。
ミックスサンドウィッチは、卵がふわっふわ。
葡萄ジャムたっぷりのグラノーラヨーグルトまで。なにって食器の色が素敵。
贅沢な朝食でした。ごちそうさまです。
こちらの建物には地下があり、なんと葡萄とワインにちなんだ交易品が並ぶ小さな博物館になっています。
オーナーのお父さんがご案内してくれて、貴重な蓄音機の演奏まで。
NHKの朝ドラで聴くような懐かしい音色に、タイムスリップした気分で楽しんじゃいました。
さすが!のワイン貯蔵庫も。今はぶどう栽培のみを行う鈴木園さんですが、160年前に醸造していたというワインまでありました。
PM 08:00
お宿から勝沼の中心エリアまで約1.5kmの道のりを、今日はてくてくお散歩していくことに。
かわいい町と建物についつい寄り道っ。
勝沼の町のほうに出てきました。
今日はとってもラッキーなことに!月に一度のかつぬま朝市の日。
まだ8時過ぎ、始まったばかりというのにもう人がたっくさんいます。
たくさんのストールが所狭しとならび、農家さんが地元の旬のお野菜を売りにきていたり。
小梅も勝沼の名物みたい。これで梅干しちゃんつくるのやって!入れ放題で500円っ。
涼しくておいしそうなトマト。ほっこり。
おばぁちゃん手づくりのジャムやチーズもとっても美味しそうで。
このままアメリカ行かないなら山ほど買っちゃうのにー!!!
雑貨なら買えるかなと見ていると、山梨らしく、葡萄の木を使ったカトラリー工房があったり。
蚤の市名物、宝探し気分!笑
フードカートのおいしそうな香りに誘われながら…まだ昼食にははやすぎるしと。
おじいちゃん!がんばって!♡笑
散々巡って出会った、甲州織のハンカチ(B品でなんと100円!!!)と。
山梨で障子紙を使ったバッグなどを作る「SIWA 紙和」の紙袋形のトートを買いました。
軽いのにとっても丈夫で、水に濡れても大丈夫なのだとか。
SIWAさんの製品は、このあと東京に戻ってから新宿の高島屋でも出会って。
うっかりお得なアウトレット品に出会えてHappy!でした〜♡
朝市を楽しんだあとは、勝沼エリアのワイナリー巡りへおでかけ。
柱にも、橋の名前にも葡萄さんがたくさんっ。
小学校でもワイン用葡萄を育てています。さすがっ!
陽当たりが良い場所では、だいぶ実もおおきくなってる*
AM 10:00
本日1軒目にまず最初に訪れたのがこちらのワイナリー。
◆くらむぼんワイン
100年以上続く老舗ワイナリーながら、近年ワイナリー名を「くらむぼん」と変え、他とは一線を画す新しいナチュールスタイルの山梨ワインを作るワイナリーなのです。
古民家を移築して作ったというテイスティングルーム。
ワイナリーとは思えないほど、レトロで落ち着いた雰囲気。
昔は養蚕場として使われていた建物だそう。
ほんの近くにあるシャルドネ種の畑にご案内いただきました。
できるだけ自然なスタイルで、という考えのもと草なども生やしっぱなし。
木の根っこや土の養分が肥料がわりになってくれるとおっしゃっていました。
こちらは隣の建物のセラーです。
アメリカンオークの香りはうちには合わないから、と樽はすべてフランスから。
地下には100年ほど前に手で掘った(!!!)というワインカーブが。
日本にもこんなとこあったのやなぁ。
ワインが時を止めて静かに眠っている、という印象を強く受けました。
古民家のなかの資料室では、コルク打栓の体験をさせていただき(´∀`*)
お楽しみの試飲♡はなんと、フリースタイル!!!
スパークリングだけカウンターからお出ししてくれるのですが、炭酸ガス注入方式で作ったというこのカジュアルな甲州スパークリング!
とっても爽やかで夏に良いなぁと○天ぷらと相性いいですよ、と言われいただくと、確かに…!!! 試してみたくなり、即お買い上げっ。笑
そのほかにも、天然酵母の甲州や限定のシャルドネなどレアなものをいただいたり。
甘口の赤のスパークリングも、甘ったるさなんてなくて、親しみやすく軽やかにおいしい。
"くらむぼん"の名前は、宮沢賢治さんの『やまなし』から取ったんです、と。
懐かしいなぁ。くらむぼんがわらったよー(*^^*)
試飲だけならおひとり500円ですが、ワインを購入するとこれはかかりません。
なんと良心的ーっ**
とても日本らしい雰囲気で楽しめる特別な訪問体験でした。ありがとうございました。
(こちらの見学は要予約です)
PM 11:30
くらむぼんさんから、丘を登ること約15分。
この丘がなんともくせもので汗だくになりながら辿りついたのが、普段からよく飲ませてもらっているこちらのワイナリー。
◆フジッコワイン
かな有名な、お豆のフジッコ♡さんが経営しているワイナリーです。
日本の食卓に合う、をコンセプトに作られているワインはシンプルで手が届きやすく、シーンを選ばない。
こちらのテイスティングルームもご自由にスタイルで。
あったあった!私がコスパナンバーワンの日本ワインじゃないかなと思っている、フジッコBlanc。
1,300円とは思えないぐらい、旨みもちゃんとあってきれいに醸造されたワイン。大好き!
赤は、これまたコスパ抜群のマスカットベーリーAと、初めて飲むメルローがあったけれど。
メルローはちょっと、青っぽい香りがして得意ではありませんでした。。
スーパーで見かける、フルーツセラピーのゼリーもこの工場で作ってるようで、こちらもご自由にどうぞの太っ腹さん!♡
工場見学も予約なしでさせていただけ。
ここもフレンチオークの新樽を使っていました。リーズナブルな価格やのにすごっ。
7年使用したあとの樽を、送料込み2万円弱で売ってくださるそう。欲しい!笑
ここまで登ってきた甲斐があったと思える、テラスからの雄大な景色も堪能し、大満足。
ありがとうございました。
東京へ帰るバスまでもうすこしだけ時間があったので、坂を降りたすぐそこにあったこちらへも寄り道さん。
◆まるき葡萄酒
現存する、日本最古のワイナリーです。すごいビビットカラー!笑
中はとてもモダンに改装されていて、2階には葡萄畑を望むテラスやイベントスペースもあります。
うっかりとのんびり休憩させてもらい、バスの時間になったのでまた畑の中をてくてくと。
PM 13:05
帰りは中央高速バスで、勝沼IC近くのバス停かららくらくびゅーんと新宿まで。
PM 14:30
うとうと、あっという間に1時間半で新宿に到着し、New Womanにできたこちらのお店へ。
◆CORK Wine&Flowerw
ワインとお花、をテーマにセレクトされたワインショップで一度見てみたくて。
とても華やかで女性らしい、エレガントで軽やかなスタイルのワインが世界各国よりセレクトされていました。
ラベルデザインのきれいなものが多かったのも印象的。なるほどーーー。学ぶことの多い東京です。
夜は元同僚たちと、しばしの東京ナイトを満喫♡
飾らずそのまま、いいことも駄目なこともぜんぶありのままに共有できる、とても貴重でだいすきな時間。らぶっ!♡
間も無く、ポートランドへ。
また来るね、東京!
Written by... **
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◆Table a Cloth.Co.,Ltd
CEO/Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
Mail: tableacloth@gmail.com