Buono Voyage.

旅の目的はいつだって、おいしいワインと料理に出会うこと。

ブータンってどんな国?

 

AM 03:30
胃の中を消化しきれないまま、とっても早起きな朝。

タクシーでスワンナプーム空港へ向かい。

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AM 06:50
ロイヤルブータン航空 "Drukair(ドゥルクエアー)"で、インドを寄港しブータンまで4時間の空の旅♡

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最後に空港で、すっかりはまっちゃったタイティーラテを。

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ちなみに、ひときわ列の長かったドュルクエアのカウンター。
列の原因は、ブータンに帰国する人のテレビの爆買いでした…笑

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機内食も出たのやけれど、すごく美味しかった!上はベジのラザニア、下はノンベジのオムレツ。

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機内食ないと思ってうっかり買っていたマンゴーデザート。こちらも美味しかったー♡

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なぜか2時間後にはランチボックスまで。もう食べられません(笑)

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ドュルクエアは、バンコク以外にもシンガポールや香港、インドなど意外とたくさんのとこらに就航しているみたいです。

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これから訪れるブータンは。
幸福度No.1とか、最後の秘境、とか国王さまがイケメンとか色々と魅力的な噂をきくけれど。

 

九州ぐらいの大きさの土地に、たった70万人が暮らす小さな国で。
インドや中国といった大国に挟まれながらも、長い鎖国の影響で独自の文化や自然が残されているのだとか。

 

1990年になって初めて国営テレビ放送が開始。
世界でも類を見ない「国王主導(!!)」での民主化はなんとたった10年前、2007年のおはなし。

とにもかくにも、情報も少なくまだ見ぬ国ブータン!楽しみ(´∀`*)

 

AM 11:00
ブータンのパロ国際空港に到着です。

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到着するなり、王様にご挨拶♡

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両替を済まし、税関を通り抜けて。

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運転手のソナムさんとガイドのビケさんに空港入口で合流。

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ブータンは、国の資源を守るため、ガイドさんを付けずに自由に観光することは許されていない国なのです。

 

日本語がとっても堪能なビケさんから、ブータンの歴史や特産品についてなど、いろんな話を聞きながら。
こんな山道を登ったり降りたり、今日は一路プナカ県まで向かいます。

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建築ラッシュの首都ティンプーをいったん抜けます。また明日ここへ来るのやけれどね。

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PM 12:30
途中、標高3,150mにある"ドゥリュク峠"でお昼休憩。

 

◆Druk Wangyel Cafe
https://mybhutan.com/explore/dochula/druk-wangyel-cafe

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初めてのブータン料理ランチに、どきどきわくわく…♡♡

 

山小屋レストランのような雰囲気。とってもすてき。

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お料理はビュッフェスタイルになっていて、魚のグレービー煮込みや、マッシュルームのダツィ(チーズ煮込み)などが並び。

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美味しそう!♡

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別盛では、ブータン料理の定番"エマダツィ"が。

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ブータン料理は、なんといっても激辛!のようで。
というのも、唐辛子を香辛料ではなく野菜として普通に多様しちゃうから。

 

この"エマダツィ"も、唐辛子まるままチーズで煮込んだお料理ですが、辛いながらも意外と癖になりそうなお味でした(´∀`*)

 

ちなみに、ブータンで採れる野菜は。
じゃが芋、ほうれん草、キャベツ、茄子、唐辛子など種類はそんなに豊富ではないよう。

 

特に採れない冬の間はほとんどインドからの輸入に頼っちゃうけど、ブータン産のものは基本が無農薬だから味が全然違うのだとか!

十二分に美味しいランチでした。ご馳走さまでした。

 

隣にはお土産物やさんもありました。

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ここから更に東に約1時間半のドライブ。お猿さんにもたくさん遭遇して。

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途中で何度も見かけたこのカラフルな旗。

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"ウドゥラクの旗"といって、その色は大切な五要素…赤が火、青が空、白が風、緑が自然、黄色が土、を表しているそう。

風が幸福を呼んでくれるからと、川沿いや橋など風の強いところに付けられるみたい。

 

そして、ロペサ村の美しい棚田を眺めながら。

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PM 15:00
異国感あふれる、"プナカ・ゾン"に到着です。

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 "ゾン"とは、その県の行政施設と重要なお寺、お坊さんの居住区が一緒になった、ブータンならではのお役所のようなところで。
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ここプナカ県のものがブータンでも一番大きいのだそう。

 

まずは入口のマニ車を回して。ブータンでこの後たくさん見かけることになる、中にお経の入ったお祈りの大切な道具です。

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中に入ると、なにやらたくさんの人がいて賑やか!

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今日はプナカのお祭りの最終日だったので、私が訪れた時も、チベットのカジュラ宗派の戦いを模したイベントが行われていました。

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真ん中にいるのは市長さん。
今日だけは偉い人に何を言っても許されるそうで、冗談と笑い声が飛び交ってとーってもなごやかな雰囲気♡

 

爆竹だって始まっちゃう!笑

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お祭りのあと、出ていた男の子に笑いかけると、笑い返してくれて。

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でも写真撮らせてーというと、すこし緊張ぎみ♡

 

お坊さんだって写真大歓迎みたい!ブータンの人は、カメラを向けるときりっとポーズをとるか、とってもキュートに笑ってくださいます。

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1600年代に建てられたこちらの建物の中には、カラフルなお釈迦様が鎮座されていました。

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※建物内は撮影禁止

 

ブータンの魅力に触れたあと、ホテルへの道中でマーケットを発見して寄り道。

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人だかりは何?!と思ったら、まさかの賭けごとで大盛りあがり(笑)

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映画のチケットらしきものを売っていたので、どんな映画?と聞くと、ブータンの映画はほとんどラブストーリーらしい!!!

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歌も、あなたが好きで〜とか、会えないとなんとか〜とか、もうそれはそれは愛の歌だらけらしい(笑)

 

PM 17:30

お隣、ワンデュ・ポタン県のホテルに到着。
ここは、首都を中心とした世界と、その外側に広がる世界との境界にあるといわれる場所です。

 

Hotel Pema Karpo
http://www.hotel.bt/hotels-in-wangdue/hotel-pema-karpo/

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ホテルの前の川には水鳥がたくさん。

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PM 19:00
夕食もバイキングスタイルで、ホテルのダイニングで頂きます。

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飲み物は、ブータンのビール"Lagar"と、ピーチワインを注文。

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なんと!ブータンではビールの他に、ワインやウィスキー、ラムまで作られているそう。

今晩頂いたピーチワインも、香り高くフルーティなワインそのもので美味しかった*

 

かわゆいお姉さんによそってもらって♡

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やっぱり美味しい、マッシュルームのダツィ。

 

"Bathub" という、優しい味のほうとうスープも◎

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デザートは、"Banana Custard"。

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ブータンの方が食べているものよりずっと、観光客向けにマイルドになっているみたいだけれど、どれも素朴で美味しくて。

 

ガイドさん、ドライバーさんたちも同じホテルに泊まっていたので、夜はロビーで「なぜ日本人がブータンに幸せを探しに来るのか」というトピックスを談義してみたり(笑)

 

なんだかとっても、ゆったりと過ごした1日でした。

ブータンの魅力はまたのんびりと最後にお話したいと思います。