AM 6:00
早起きなわたしたち。
みんなで朝ごはんをいただき、家主に昨晩作ってもらったイヤリングを身につけて。
いざ新潟へ、出発ーーー!♡
AM 8:24
東京駅より"MAXとき"に乗車します。
乗り心地もばつぐんっ!ひろいーっ。
AM 10:18
燕三条駅に到着です。
駅からすでに、おまつりのにおいーー♡♡
今回来た最大の目的は、この週末に燕三条で行われている『工場の祭典』。
金属加工の一大産地、燕市と三条市において、ものづくりの現場を一般に公開することで生産地を盛り上げようという取り組みです。
*工場(こうば)の祭典
レンタカーをピックアップし、まずは一番行きたかったこの工房から行ってみます。
◆庖丁工房 タダフサ
http://tadafusa.business.site/
燕三条の工芸ブームの火付け役ともいうべき庖丁工房。ここの庖丁は、東京では2年待ちのものもあるとか。
AM 11:00
ちょうど、工場見学ができるというのでお願いして。
鍛造や型抜きの工程、
研磨の工程を見せていただいて。
最後の柄入れを担当するのは会長さん。
大迫力!!! めちゃくちゃ熱いのだそう。
併設のファクトリーショップに行くと、規定外の庖丁やまな板が格安で売られていて。
買うつもりで来てたから、うれしい!♡
おいしいごはんつくるーっ(*^^*)
お腹がすいたー!というリクエストで、混まないうちにランチへ行くことに(*^^*)
◆魚家
https://tabelog.com/niigata/A1501/A150102/15000474/
地元の人に大人気、新鮮でおいしい天然の海鮮料理が食べられるアドレスと聞いていて。
どのメニューもおいしそうすぎる!!!
サービスランチ 1,620円のメインは、
川海老と三ツ葉のかき揚。おいしー♡
わたしは、殻付牡蠣フライがメインの
Cランチ 1,890円に。
単品やと2つで1,500円もする巨大牡蠣さま!
くさみなんかとは無縁、チーズのようにクリーミーでびっくりおいしい〜♡
ミニ刺身、だってこんなに主役級。
さすがのお米もつやつやおいしくて、しあわせすぎるお昼ご飯でした。ご馳走さまでした。
PM 12:30
工場探索を続けます。
椅子の脚などを作る木工工房です。
◆玉川堂
http://www.gyokusendo.com/
有形文化財の建物が素敵な銅器の老舗。
隣の駐車場には移動本屋さん。かわゆっ。
◆村の鍛冶屋 山谷産業
http://www.yamac.co.jp/
ペグなどの製造販売をする工場で、このショップは昨日オープンしたばかりだそう。
燕三条の工業品がたくさん並びます。
◆MGNET
http://mgnet-office.com/
こちらは、名刺入れの専門工場。村の鍛冶屋と同じく、セレクトショップ的な役割も。
ここで思わず、嬉しい再会も(*^^*)
PM 15:00
おやつの時間になったので、界隈でとても有名な珈琲ショップへ行ってみることに。
◆ツバメコーヒー
http://tsubamecoffee.com/
お店に入る前から、焙煎の良い香り。
ここのショップでセレクトされているものはどれも、とても洗練されていて。
お庭もすてきー!!展示もしています。
コーヒーゼリーフロートと、
カフェラテを。カップが可愛い!
頂いたツバメクッキーもおいしかったぁ。
すてきなカフェタイムでした。
PM 16:00
本日のメインイベントへ!
◆株式会社 大泉物産
http://www.ohizumibussan.jp/
家庭用・レストラン用のカトラリーを主に作る工場で、なんと、あのデンマーク王室御用達の、カイ・ボイスンカトラリーの製造も委託されています。
今回ご縁があり、関係者枠でこちらの工場見学とカトラリーの製造体験をさせていただけることになっていたのです。
早速工場内へ入ると、カトラリーのたまごたちがたくさんっ。きゅーん。
"半切り"という、地の型をとる工程。
まずはここを体験させていただきました。
"地抜き"という、伸ばしたものを型抜く工程。
"歯抜き"という、フォークの歯を抜く工程。
最初はこんなんな形から…
まずは左の抜き型で、両サイドを。
そして2段階目で、真ん中を抜く。
すごいー!!フォークになったーーー!
柄をつけるところはこんなかんじ。
ひとつずつ、とても丁寧で日本らしい。
研磨の工程も見せていただきました。
できあがり!ぴかぴかーーーー美しい。。
自分が型抜きをしたフォークは、整形や研磨、名入れの工程が加えられ約1ヶ月後に送っていただけるとか。うれしいたのしみー♡
ほんとーーーに楽しくて有意義な時間。ありがとうございました。
相変わらず食べてばっかりやけど、それでもやっぱりお楽しみの夕食へっ( ´∀`)♡
◆Restaurant UOZEN
http://uozen.jp/
新潟産の食材とカトラリーにこだわり、味もしかり何よりプレゼンテーションが素晴らしいよとすすめていただいて。
乾杯もやっぱり、新潟のスパークリングをと、
胎内高原ワイナリーの"Vin Petillant"を。
第三セクターのワイナリーとは到底思えないこのすてきなエチケット…!!!
セパージュはシャルドネ、2014年のもの。
フレッシュな林檎に甘いシナモン、そこに日本酒のような旨味がのる、複雑で味わい深い。
ここでこうして一緒に飲めることがうれしい。
バターナッツの冷製スープ コンソメジュレ載せと、新潟の軍鶏と白インゲン豆のクロケット。
クロケットの上にかかるのは、ロッテジャーノチーズ。絶妙。
寺泊産カマスと焼き茄子のルエル
焼き茄子とバルサミコのソース
ルエルとは、丸いテリーヌのことだそう。
魚沼産の蕎麦米やかぼすが添えられ、このかぼすの酸味が料理とワインとを素晴らしく橋渡ししてくれる。
自家製の発酵パンも。
ちいさいのにむっちり。おかわりしちゃうっ。
シェフが釣ったたいう真ソイのグリル
ソイの上には、石坂舞茸、南蛮海老やズワイガニのアメリケーヌソース、ライムリークのエスプーマ。
舞茸の旨味がとにかくすごくて、ソースを含めお皿全体を引き立てる。
カトラリーも燕三条のコラボレーション。
藤次郎の刃 × マルナオの柄でした。
溜息がでる。心から味わった一皿。
赤ワインも新潟がいい!と、
Cave d'Occi の"あなぐま" 2015 をデキャンタで。
木苺の野性味と反する軽やかな口当たり。
爽やかさもあり、添えられるこの緑のお野菜やオリーブオイルととても合う。
最後のデザートも赤ワインにとても合うもので。
ボネという、カカオのプディングに、黒い宝石と呼ばれる佐渡産の黒イチジク。
長岡は加瀬牧場のガンジー牛乳アイス、マスカルポーネチーズのムース。
全体にかかる木苺ソースと赤ワインのマリアージュがすごい。永遠に食べれそう。
生ハーブティは玉泉堂の銅急須で。
お茶菓子はミニ箪笥に載せて。
バニラ風味のマカロン 三条のブルーベリー。
トリュフ茸風味のトリュフチョコレート、濃厚プディング。
大感動のフィニッシュ。
このコースが、5,500円ですよ。
ワインも含めてひとり10,000円でお釣りがくる…!!!
おいしいのレパーリーが足らない。
ずっと思い出に残るだろうなとおもう素晴らしい夜でした。
代行をお願いし、ホテルへ帰ります。
明日は新潟2日目!今晩も味わった、大好きなあのワイナリーへ。