短い短いカリフォルニアの旅。
最終観光日の今日は、この旅のメインイベント!
Napa Wine Trainへ乗車します。
Napaへ連れて行ってくれるバスに乗るため、またフェリービルディングへ。
土曜日やったので早朝からたくさんのストールが建っていて!
ここから見える朝日もきれい〜。
オーガニックのスプラウトなどを売るお姉さんが、1袋限定で持って来ていた生の自家製アーモンドを買わせてもらうと。
生のナッツってこんなのなんや?!歯ごたえはあるけどやわらかくって味が深い。おいしいーーっ。
Cowgirl Creamyが開いていたので、
朝ごはんにとCheese Toast 8.95$を。
チーズの下にはキャラメリゼされたオニオン。とろけるーっおいしいーっっ。
Blue Bottle Coffeeもあったので、
カフェラテをテイクアウト。しあわせ。
AM 8:00
お迎えのバスに乗り込み、Napaまで1時間すこしのドライブです。
2度目のゴールデンゲートブリッジを渡り、
Sonoma Countyを通り抜けて。
Napa Wine Train St.に到着です。
駅舎のなかには、ワインカウンターやワイングッズも充実のお土産やさんが。
さすが!ここだけで楽しめちゃう。
ナパワイントレインにはツアーコースがいくつかありますが、今日私が選んでいたのは"Collective Tour"というもの。
通常は1つしかワイナリーを訪れないところを、3つも!しかもかなりこだわりのワイナリーを選んで連れて行ってくれるという。
楽しみすぎる!!!♡♡
AM 10:00
列車が駅に到着。いざ、乗り込みます。
用意されていた席がこちら。すてきーー!!
ウェルカムスパークリングは、
Domaine Chandon Brut NV
モエシャンドンがカリフォルニアで作ってるもの。あぁもう、嬉しい。
AM 10:15
発車。間も無く、全部で5コースのお料理が確停車地との間間にサーブされます。
First Courseとして出たのは、ブランチのようなアペプレート。
-Cinnamon-Sour Cream Muffin
-Greek Yogurt Smoothie
-Mason Jar Poached Egg
うん!どれもおいしい!外さくさくマフィンが特にすきっ♡
最初のコースが終わり、Yountvilleのロバートモンダビワイナリーへ到着。
ワイナリーのすぐ横に列車が着く不思議。
ミーハーやけど、やっぱり行きたいモンダヴィ様。
でもわたしたちのツアーはここには立ち寄らず、バスで別のワイナリーへ。
★St. SUPERY Estate
1つ目のワイナリーは、1982年設立のフランス系ワイナリー。まだ新しい1軒です。
AM 11:00
ウェルカムロゼでお出迎えなんて( ´∀`)
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、マルベックなどをブレンド。
収穫間近のソーヴィニヨンブランを食べさせてもらうと、とても皮が厚く糖度も高い。
モダンで美しい庭園。
メインハウスに入って。
2階で3種のテイスティング。
・Dollarhide Estate Vineyard
Sauvignon Blanc 2016
トロピカルフルーツがゴージャスに香る。フレンチオーク熟成。アメリカンセレブを思わせる1杯w
・Rutherford Estate Vinyard
Merlot 2013
とてもエレガントでフードフレンドリー。
・Dollarhide Estate Vineyard
90% Cabernet、10% Marbec
アフターの長さに驚きっ。カリフォルニアワインの本気を見た!これ欲しい!!!と思ったけど、値段を見ると1本80$と。
そらそうよね。うーん、さすがに我慢っ。
ひとつひとつに個性がはっきりとしていて、どれもとても美味しかった!でもここではなにも購入せず、また列車へ戻ります。
AM 12:00
戻ると、乗る前から周囲漂う良い香り!
2種類から事前に選んでおいた
Second Courseが、間も無くサーブされます。
・Honey-Fennel Cracked Mustard
Glazed Pacific Salmon
・Rosemary Garlic Marinated
Grilled Flat Iron Steak
みんなでわけっこ。どちらもとても良いお味。
これまで数々のレストラン列車に乗ったけれど、そのなかでもかなりトップなクオリティかもと。アメリカやしなとなめてました…ごめんなさい...!!!
程なくNapa Trainの終点へ着き、
そこからまたバスで次のワイナリーへ。
★Beringer
http://www.beringer.com/
ナパ最古のワイナリーで、こちらはドイツ系。
わたしがノーマルのツアーではなく、このCollective Tourを選んで申し込んだのは、他でもなくこのワイナリーを訪問したかったから!
PM 12:45
到着すると、今度はウェルカム白ワイン。
・Beringer Chardonnay 2015
綺麗にマロラクティックがかかって、とてもリッチでクリーミー。アフターにはシナモンスパイスの香りが。
ワインカーブに案内されてのテイスティングに。
・Beringer Sonoma Coast
Pinot Noir 2015
ピノらしからぬ力強いテクスチャー。
・Beringer Knights Valley
Cabernet Sauvignon 2014
わたしのイメージしていたNapaワインそのままの力強さと完熟果実。まんますぎて、ちょっと面白さというか、驚きにかけてしまった…なんて贅沢な話っっ。
なので、奮発してひとつ上のキュベの
Napa Valley Cabernet Sauvignon 2014
を放ってきた旦那さんへのお土産に♡
PM 13:45
またまた列車へ戻り、最後のワイナリーまでのプチトリップ。
Third Courseとして、
Savory Cookie Crisp
クッキーと一緒に出てきたのは、レモンと胡瓜のハーバルウォーター。
これ今、酔い覚ましにちょうどいいっ。
PM 14:15
列車はV.Sattuiワイナリーの横へ停車。
ここでピクニックなんて気持ちよさそうやなーーー!次の機会にっ(*^^*)
そしてまたバスに乗り、わたしたちが向かったのはこちら。
★Raymond Vineyards
http://www.raymondvineyards.com/
1933年に設立されたワイナリー。Beringerの醸造家として養子に入っていたRaymondが独立した形。
環境への配慮やオーガニックに取り組む、とてもエコフレンドリーなワイナリー。ここも、来たかったワイナリーのひとつです。
またウェルカムワインや!と大はしゃぎ。
Frenchie Marie Antwanet
Chardonnay 2013
素直に美味しい!とてもトロピカル。
場所を庭に移して、またテイスティング。
お兄さんの神業っ!何個もてるん?!
LVE Collection Chardonnay 2015
焦がしたオークが強いストラクチャをワインに与えている。好みでいうと、もうすこし樽はふんわりでいいなぁ。
お庭には、様々な植物や野菜が植えられている他、すらっとキュートな山羊さんたちもいました。
赤の1本目に飲ませてもらったのは、
Frenchie Napoleon
Cabernet Sauvignon 2014
メルローとブレンドしたこちら、驚くほどジューシー。
ハンバーガーやピッツァと合わせてカジュアルに、と言われたけれど、ハンバーガーにワインなんて、めちゃ贅沢やなぁー。
そしてセラーの中に入ると、びっくり!!!!
こんなアーティスティックなワイナリーは初めて!!!
ここでほんとにワインを醸造しているというから、すごいっっ。
こんな空間での最後の試飲ワインは、
Estate Collection Cabernet Sauvignon 2014
カベルネ・ソーヴィニヨン主体で、カベルネフランと年によってもう1品種の計3種のブレンド。
こちらもカリフォルニアの本気を感じる1本で、また飲みたい!と思ってしまい、1本お買いあげ( ´∀`)試飲室も素敵でした。
もう飲めないーー!と、大満足で列車へ戻り、残り、駅までの帰路を楽しみます。
帰路、Fourth Courseとして出た
Hazelnut Frangipane Tart
苺とトーストしたヘーゼルナッツのタルト。
ヘーゼルナッツがごろごろ入って、これ、アメリカで食べたデザートいちおいしいかも!というぐらい、ハマった!
日本のパティスリーやったら、もっかい買いに来たいと思うぐらい。
かの有名なOpus Oneのワイナリーをデッキから横目に眺め。
到着間近、流し込むように
Fifth Courseの
Marin County Triple Cream Brieを。
何度も夢に見たナパのワイントレイン。
どれもこれもほんとに美味しくて、楽しくて、それこそ夢のような1日でした。
PM 16:15
Napa Valley Wine St.に帰着。
Vallejoのフェリーターミナルまでバスで送迎があり。
帰りはフェリーで、サンフランシスコまで約1時間の船旅です。
PM 18:15
サンフランシスコのフェリーターミナルへ到着。
スーパーに寄りつつホテルへ戻り、サンフランシスコで買った大切なすべてをパッキングして。
さすがに今日は夜になってもおなかはすいてこないけど、なにも食べないわけにもいかないので、すこしワインなど飲んでつまめるところをとホテルで聞いて、フロントのお姉さんが、おすすめ♡と教えてくれたアドレスへ。
◆Press Club
地下に広がるお洒落な空間にどきどきっ。
バーカウンターの近くに席を取り、
MV Sparkling of Sauvignon Blanc
Cuvee agincourt, Bodkin 13$ を。
日本では中々お見かけしない、カリフォルニアのスパークリング。
酸味がきりっとおいさく、胃腸が刺激されて食事モードに入ってくるw
なにか軽いものを、とおすすめを聞いて。
Spiced Empanada Sampler 10$
エンパナーダは、メキシコ料理の肉やチーズを詰めて揚げたパイのようなもの。
-Artichoke&Feta
-Mary's Chcken&Pumpkin Seed
-Cajun Pork の3種類の盛り合わせ。
パイのなかには、味付けされた豚ひき肉やアーティチョークなど、それぞれに具材が入っていて。隣のソースにつけて食べるスタイル。
ソースもそれぞれに個性があり、おいしい。
Hamachi Crudo 18$
ハマチとアボガド、苺のカルパッチョ
あたらしい組合せ!と思ったけど、ばっちり。ゆずニンニクソースが合いすぎる。
ちょっと食べるだけにって思ってたのに、
このお店の料理が期待以上で、調子にのってもう1品を探して見る。
チーズでも頼もうかなとメニューを見ると、
チーズのひとつひとつにも、しっかり産地の説明が。付け合わせも全部異なるよう。
店員さんにおすすめを聞いて、
Aged Cheddar, Shelburne Farms
Lake Champlain, VT 9$ を。
食べ応えのあるサイズカットの熟成チェダーに添えられるのは、カリフラワーのカレーロースト、グラニースミス。
これにとてもよく合ったのが、
2014 Pinot Noir, Riverbench
La Fenetre, Santa Marina Valley 14$
ワインだって、グラスで15種類ぐらい空いている。値段も市内にしてはお手頃で、かなり素敵な場所を教えてもらいました。
ホテルに戻るやいなや、お姉さんにお礼を言って。
すっかり上機嫌でサンフランシスコ最後の夜を終えます。
明日は、帰国する2人を見送り、わたしは単身メキシコへ。
初めてのメキシコ!どきどき。
パワーをしっかりためておかなきゃ。
おやすみなさい。