今日は朝からストラスブールへ移動します。
お世話になったPaulさん一家にありがとう、と別れを告げ、
家の近くの感動もののブーランジェリー、
Utopiaで朝ごはん用に mini baguette 0.5€ を買いました。
パリ東駅のカフェテリアで
カフェ・オ・レをテイクアウトし、マイ皿deあり合わせの豪華な朝食♡
ここから1時間45分、
約2年ぶりのストラスブールへ到着です。
前回来た時に1泊だけお世話になって
でもなんだかとっても仲良くなって晩御飯までご一緒させてもらった家族が、
また来て!次は直接連絡して!と言ってくれていたのに甘えて、今回連絡すると
Welcome----!!! と、なんとご好意で3泊もさせてもらえることになったのです。
とても明るく、綺麗でセンスの良いおうち。
お部屋もすっかり用意してくれていて。
今回はお父さんが仕事でパリなので残念ながら会えず、お母さんとふたりっきりですが、こっちに帰る家と家族があるって本当に嬉しい。
2年ぶりの嬉しい再会に、まずコーヒーをと。
お母さんは英語は話せないので、身振り手振りでこの2年の間にあったことを♡
今夜は日本食の手料理をご馳走しようと
調味料をいろいろと持ってきていたので、
17時にじゃぁ一緒にスーパーに行こうと約束し、久しぶりのストラスブールの街へ。
なんでもこのお家、お医者さん一家なこともあって、駅から徒歩3分、旧市街もそばのめーーーっちゃ好立地なのです!
お母さんにおすすめしてもらった
フランス国立行政学院のたもとにかかる橋を
遠足の学生さんに混じって渡ると。
橋のテラスからは、信じられない絶景。
"Barrage Vauban"という橋だそう。
そこから、Petit Franceに入りぷらぷら。
あ、前にランチしたお店だー!
木組みの家々の並ぶ街並みや
売っているものから、
あぁアルザスに来たなぁというかんじ。
一年中パンデピスが売っていて人気の
こちらのお店で試食などさせてもらい。
◆Mireille Oster Pain
http://www.mireille-oster.com/
正直パンデピスよりも、
"Barre des delices"という
フルーツやナッツの山程入ったバーがめちゃくちゃ美味しかった!
Saint=Thomas教会を通り過ぎ、
パリにもあるけれど、
いつも人が多すぎて見れないメルスリーで
失くした傘袋の材料を買い。
◆La Droguerie
http://www.ladroguerie.com/
Gutenberg広場を通りすぎると
見えて来ました。
ストラスブール大聖堂!!!
背が高すぎて圧巻過ぎて、
ここは全景が全然1枚の写真に映らないの。
だからこそ、見に来る価値がある。
あ、なんか今日はちゃんと観光もしている!
と満足したので(笑)
ストラスブールで楽しみにしていたケーキ屋さん巡りをすることに。
縁があって出会い、すごく良くしてくださっているドイツ菓子の先生から
いくつか既に美味しいパティスリーを聞いてチェックしていたのやけれど。
それが見事に、今日お母さんから聞いた
ストラスブールで美味しいケーキ屋さんと一致していて!
ちなみに、お母さんのBEST3は、
1. Patisserie Christian
2. Naegel
3. Patisserie Barthelemy
まず行ったのは、2位のNaegel。
ストラスブールの超有名パティセリーです。
◆ Naegel
http://www.maison-naegel.com/patissier-traiteur-strasbourg/
なんにもかんも美味しそう!!!
やったけれど、パリにもありそうな
きらきらフランス菓子が多くって、なんかちょっと今食べたいフランス地方菓子のかんじとは違うかなぁと。
小さな塩味タルトもたくさん売っていたので
お昼ごはんがわりに買ってみると
その場であたためてサクサクにしてくれました!
お菓子やさんなので、明日のおやつにと
漏れなくチョコレートのパウンドケーキも買いました♪
そして、Naegelのお隣に見つけたのが、
Eguisheimにあるワイナリーのワインショップ。
◆Wolfberger
http://www.wolfberger.com/
試飲もさせてくれるというので、お願いすると
8〜10€というお手頃価格なのに
アロマティックでどれもすごく美味しくて!
今晩の日本食ディナーに合いそうな
Pinot Grisをが見つかったので
また帰りに買いにくるね!と。
この同じ通りには、可愛いお店がたくさん。
そしてそして、一番のお楽しみ、
堂々たる1位のパティスリー"Christian"!!!
◆Patisserie Christian
チョコレートが美味しいからと聞いていたので、それでも10種類からあるチョコレートケーキから、オランジェを使ったものを。
"Christophe" 4€ ※イートイン価格
甘さ控えめ、どころか
ダークチョコレートとオランジェの甘さが
マッチしていて美味しすぎるーーっ。
奥の美しいサロンドテで頂いても
コーヒーと合わせて7.4€というのは
パリにはないコストパフォーマンスの良さ。
隣のテーブルで仲良くなった、
ストラスブール在住の叔父様3人さんも
ここ美味しいでしょ!街で1番!と自慢げでした。
お家に帰る前に、
さっきのワインショップに戻ると
せっかく戻ってきたのやから飲んでいきー!と
クレマンドアルザスの白とロゼを。
ワインバーかと思っちゃった!(笑)
たくさん、ご馳走さまでした。
都会なのに気取らない、
大好きなストラスブールの街の夕暮れ。
約束の17時に近づいたので家に帰ると、
お茶しよう〜!とお母さん。
アルザス名物のクグロフと、レーズンのブリオッシュをおやつに買いに行ってくれてたみたい!なんとーーーー!
クグロフってこんなに果物たっぷりなのね。
知らなかったー。
そして、夜は何食べたい?と聞くと
以前おすすめされた『お好み焼き』の話をしてくれて、それなら作れるよー!と、一緒にスーパーへ。
日本のより随分大きい烏賊と海老に、
つけあわせに牛肉とお野菜の煮物でも作ろうかと思ったら、牛肉の薄切りがなかったのでVeau=子牛で代用します(笑)
キャベツはこちらの白キャベツを。
料理を一緒にしながら
アペリティフしよう!とビールを開けてくれ
トマトソースと醤油で即席にソースを作った
お好み焼きも、美味しいよーと
すっかり食べてくれました!うれしいっ。
買ってきた Pinot Grisのワインには、
チーズ買ってきたの!と贅沢な盛り合わせ。
左から、Brebisというシェーブルチーズに、
Maux de morilles Brie♡
(モリーユ茸のブリーチーズ!日本で言う松茸みたいな。これが意味わからん美味しさ!!!絶対高級ー!)
Blue de auberge というブルーも。
デザートにと、ゴールデンポム(林檎) とシナモンで即席デザートまで。
美味しすぎるのやけどーーーー!!!
最後に、クリスマスに息子にプレゼントしてもらったという、大切なグァテマラのラム酒までご馳走してくれて。
明日は今度はアルザス料理を食べにいこうという幸せすぎる約束とともに、Bon Nuit.と。
ここは本当に、Ma maison, お家のよう。
言葉は変わらず、通じない。
でも5時間も、話してた。というか通じてた。
日本文化、特に三島由紀夫と浮世絵が好きなこと。
子供が4人いて、女の子の1人はフィレンツェで建築の勉強をしているということ。
嬉しくも、もうすぐおばぁちゃんになるということ。
次に私が来るときは、旦那さんと日本酒も連れてくるという約束(笑)
幸せなコミュニケーションに、笑顔と美味しいもの以外の共通言語なんていらないと
改めて感じた夜でした。