Buono Voyage.

旅の目的はいつだって、おいしいワインと料理に出会うこと。

憧れのリヴィエラへ

というタイトルの
CREA travelを手に取ったのが3月。

ちょうど、この旅のいく先を決めているときで、その美しい写真の数々に、吸い込まれるようにリヴィエラ海岸行きを決めました。

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ニースの朝は、また
おいしいパン屋さんを探すところから。

地元のひとがこぞって買いにくる
ちいさな街のパン屋さんで
朝ごはんセットと、ドライフルーツのパンを。

◆Chez Maitre Pierre
http://www.chezmaitrepierre.fr/produits/boulangerie

パンはやっぱり、フランスがおいしいなぁ

そして、めちゃラッキーなことに
月曜日の朝だけやっているという、蚤の市へ。

わー!わーわー!!!!!
もう、わー!しあわせーー!!!!

シルバーのタクトヴァンや、ちいさなフランス語の辞書をお持ち帰り。

そして、ホテルをチェックアウトし
今日も続くストライキの行方を見守りながら
ニースから地中海沿いに国境を超え、イタリアのジェノバへ向けて。

コートダジュールから、憧れのリヴィエラ海岸へ。


Genova

去年、ピエモンテからミラノへ行くまでの道程で、
3時間だけと寄り道したジェノバ

マルセイユと似た空気を持つ
活気ある港町と迷路のような旧市街がすっかり気に入り、
1年越しで、今回はゆっくり2泊で訪問です(^^)

着いて早々に、港のほうまで街歩き○

お昼どきやったので、街いちばんというサンドウィッチやさんへ向かうと
だだだ!大行列ー!!

これはおいしいにちがいない!と
期待大で最後尾へ♪

すきなハムや具材、ソースを指さしで選び、
オリジナルサンドに仕立ててもらいます。

わたしが注文したのは
Culaccia(生ハムの一種)に、Mozzarella di Bufala(水牛モッツァレラ)、
Misto Piccante(ピリ辛野菜マリネ)、Salsa Casa(自家製ペストソース)に、
ビールーーー!

後ろのおっちゃんに『Good choice!』と
お墨付きをもらった作品♪は
その場でカットしてくれるたっぷりの生ハムと、
ピリ辛のソースがぜっっっぴん!

サンドウィッチ5.5€、イタリアビールは1.7€でした。

◆Gran Ristoro
http://www.mentelocale.it/locali/4398-gran-ristoro.htm


ジェノバでとっても楽しみにしていた、お昼の食べ歩き。
2軒目は、旧市街の路地裏にある自家製のラビオリやさんへ。

◆Raviolevia
http://genova.mentelocale.it/63384-genova-ravioli-via-sapori-take-away-centro-storico/

店先に並ぶ、美味しそうな手打ちのラビオリたち!
メニューから、Ravioli Genoveseのminiを。

こちらでジェノベーゼラビオリというと
わたしたちが想像する緑のソースではなく、
そのバジルソースが中につまって、上からトマトベースのボロネーゼソースがかかっているのがトラディショナル。

手打ち生地がもっちもちで、おいしい!

フリッツァンテ(微発泡ワイン)のミニボトルと、フォカッチャまでつけて8€。
3サイズから選べ、テイクアウトも可能でした○


おなかがいっぱいになってはじめて、
ゆっくりと街並みが目にはいるわたし(笑)

メインストリートを通り、
夕方に一度ホテルへ戻ります。

◆Grand Hotel Savoia
http://www.grandhotelsavoiagenova.it/

駅前の登り坂に立つこのクラシックな老舗ホテルは
なにって、外観とホテルロゴがめちゃくちゃかわいい!
ブダペストホテルみたい、と勝手におもってみたり○

屋上にあがると
夏の港町らしい風景が拡がります。

開放的で大味、それが何より魅力なジェノバの街。
のんびり来れて、よかったな。


そしてまた本日も恒例、たのしみにしていた晩ごはんへ。

◆Le Cicale in Città
http://www.le-cicale.it/ristorante/index_en.php

今晩は、ややモダンテイストの
ジェノバ料理リストランテ

ワインのセレクトが秀逸で、港で採れたての魚介を
美しく調理してくれると評判を聞き付けての訪問です(^^)(^^)うれしっっ

アペはフランチャコルタ。

付きだしの
パンやフォカッチャの盛り合わせ。

"ビッタートルネ"
鮪のマヨネーズソースとマッシュポテト

前菜は
"The Frisella with Tuna Roe and Burrata Cheese"
鮪の塩漬けとブッラータのフリセッラ

シェフの本日のおすすめより
ジェノバ産旬のアンチョビ(片口鰯)のフリット

グラスワインを、とお願いした地元リグーリアのVermentino。

樽由来では絶対にない
バニラエッセンスの甘い香りとは裏腹に、しっかりとコク深い味わい。

プリモから2皿、
"Papprdelle with Monkfish, little Onion and Rosemary"
玉ねぎとローズマリー、アンコウのパッパルデッレ

"Ravioli of Prawns, fried Leeks and Potates cream"
海老のラビトリ 西洋ネギとポテトソース
これがぜっぴん!!

メインからは
"Millefouille of Ombrina Fish, Chips and Aubergines mousse"
カマスのミルフィオリ 茄子のムース

"Cuttlefish on Zucchine cream, fried flower and almonds"
イカとズッキーニの花のフリット アーモンドとお豆のソース

どれも秀逸においしく、
アラカルトでお腹いっぱい食べ、ワインも含めてひとり6,000円ほど。
ミシュラン1ツ星だったようです。

今日もおいしい食事を、ごちそうさまでした。