Buono Voyage.

旅の目的はいつだって、おいしいワインと料理に出会うこと。

エネルギーの国、アイスランドへ

早朝5時おきで、ヘルシンキ空港へ。

搭乗まで少し時間があったので空港内を散策。
北欧の空港はどこも洗練されていてとってもお洒落です。

そして、いよいよアイスランドへ。
Iceland Airlineで3時間半のフライトです。

アイスランドは、スコットランドより更に800kmほど北にあって
北海道と同じぐらいの広さに約33万人が住む、地熱と酪農の国。

氷河からの流水で、とにかく水がきれいで。

火山がたくさんあることから、地熱発電が盛ん。
温泉施設もたくさんある、とてもピースフルな国。

たった2日のアイスランド滞在。
今回の目的はお仕事なので、観光はほんのすこしを詰め込んで。

まずは、世界遺産のゴールデンサークルエリアへ向かいます。

このエリアには、はずせない見所が3箇所あるのですが、
まず最初にご案内したのはシンクヴェトリル国立公園

地中深くあるはずの北アメリカプレート、
ヨーロピアンプレートの2つのプレートが
重なりあわずに互いに地上に隆起してしまっているという
世界でもとても珍しい場所。
まさに、“地球の割れ目”の垣間見ることに。

今日の気温も10℃前後と、とっても寒いアイスランド

9月初旬というのに、もう紅葉が始まっていて
北海道の大雪山と同じように
背丈の低い草花や苔がほんのり色づいています。

隣に見える、シンクヴァトラ湖の風景とあいまって
ほんとーーーーに、天国みたいなすてきな風景(^^)

そして次が、ゲイシールの間欠泉。

4~8分に1度の間隔で
地熱で温められた温水が、突発的に吹き出してきます。

泉の湯がゆらゆらとうごめき、
突如ふくらみ、爆発する様子をみていると
あぁ地球も呼吸しているのやなぁと。

そして、昼食はこの近くのホテル内のレストランへ。

ビュッフェランチは、どれもこれもとっても美味しい!
アイスランドの料理はほんとに外れなしです。

そして最後は、グトルフォスの滝へ。

大迫力、圧巻の風景 !!!
滝壺に架かる虹が美しくてしかたないっ。

バスから見える大自然も、びっくりするほど雄大で。

けた違いのスケールのアイスランドの自然に
すっかり魅了されてしまいました。

夕方、アテンド兼通訳でお仕事をご一緒させていただいた後、
レイキャビク市内へ。

夕食は、鱈やサーモン、手長エビ、アイスランドラムなどが
美味しいと街一番の評判のレストランへ(^^)

◆RESTO
http://www.resto.is/

華やかでモダンアイスランド料理ですが、
ひとつひとつの素材の味がほんまにおいしくって。

アイスランドの地ビールやワインもたくさんありました。
また来たいーーーー!!!

そういえば、海の産物がたくさんあるアイスランド
5種類のコインの絵柄はすべて、
ししゃもや蟹、鱈などのおさかなさんでした。きゅーんっ。

今日はこれでおしまい。

明日もどうか、
ほんのすこしでも、夢溢れるお仕事のお役に立てますように。

北欧でのおしごと

壮大な夢のお手伝い。

今回は、お仕事で北欧へ来ています(^^)

今日の初日はヘルシンキ
明日の早朝にアイスランドへ入るために一晩だけの滞在です。

お仕事なので、ブログは控えめですが
こちらに精通されている方のアテンドもあり、
みなさんとご一緒に、楽しくおいしい夕食をいただきました。

ヘルシンキ大聖堂目の前のSavottaという
伝統的なフィンランド料理を出してくれる人気のレストラン。

ザ!を食べるなら、ここが一番おすすめだそう。

このトナカイのロースト、初めて頂いたけれど
臭みもなくジューシーで、びっくり美味しかった!

◆Restaurant Savotta
http://www.ravintolasavotta.fi/en/

夜ふける街をすこしお散歩しながら。

ヘルシンキの美しい夜景を望む
Torni Hotelのルーフトップバーにもご一緒させていただき。

サルミアッキキシリトールのお酒なんてご馳走していただきました。

なんてゆうか…私のボキャブラリーにない
すごーいお味でした(笑)

普段お話することのない業種の方々と
こうやってフィンランドでご一緒させていただけるなんて
学びの多い旅です。

◆Ravintola Torni
https://www.raflaamo.fi/fi/helsinki/atelje-bar

明日はいよいよメインのアイスランドへ(^^)

オーロラ、見えたらいいな。
夢のお役に立てたらいいな。

最後まで、ワインで。

この旅さいごのショートトリップは
オーストリアきってのワイン生産地である、Wahauへ。

ドナウ川を船で下りながら
その左右に拡がるヴァッハウ渓谷の葡萄畑を見れるというので、
楽しみに出発です(*^^*)

Wien Hbf駅からミュンヘン行きに乗り、
St. Pölten駅で乗り換え。

朝ごはんは、
Ankor(街中にあったパン屋さんチェーン)のロールパンと

また色んなスプレッドを試して。

リンゴの絵のは、くるみの入ったラードやった!なんと高カロリー。

トータル所要約1時間で、Melkに到着です。


Melk

ドナウ川沿いのとてもちいさな町ですが、
駅を降りた瞬間に目にする、町の高台に美しくそびえ立つ建物が
世界遺産メルク修道院です。

ここを歩いて目指す道はとてもかわいくて、
ブティックなどもすこし並びます。

小道の途中に、気になるワインショップを発見!

◆WEIN & WACHAU
http://www.weinundwachau.at/

3€で3種のヴァッハウワインをテイスティングさせてくれるというので
まだ朝の9時半ですが(笑)、おねがいしてみることに♪

・Gruner Veltliner, Wachau 2015
・Riesling Federspiel, Wachau 2015
・Gelber Muskateller, Kremstal 2015

どれも果実味豊かでとてもおいしかったのやけど、
中でも面白かったのがRiesling!!

ドイツなどのとは異なり、アプリコットの風味がとてもあって
聞くと、ヴァッハウはアプリコットの木がたくさん植わる、一大産地でもあるのやとか。
おもしろいなぁ。とってもおもしろい。

Gelber(黄色)と名のつくMuskatellerも
オーストリアでは、Dry仕立て。
アフターまでとても香り高く、フローラリーでした。

興味津々そうにしていると、
オーナーさんがオーストリアワインの品種から産地から
いっろいろ教えてくれて、すっごく勉強に!

オーストリアワイン、本当においしいなぁ。

ありがとう、とお店を後にし
メルク修道院まで登ってゆきます。

かわいいお庭ーっっ!!

修道院の中は、こんなかんじ。
左の部屋では、カフェやランチもできるみたいでした。

この裏手から見えるドナウ川も絶景。

のんびりとこころ癒される、とてもとてもすてきな場所でした。
次は、ランチボックスでも持ってきたいな。


そして、いよいよ
ドナウ川クルーズの船に乗り込みます。

このクルーズ船のなかは、レストランになっていて
広いキッチンで作る出来立てのお料理を食べさせてくれます。

お値段もお手ごろと聞いていたので、
ランチはクルーズ船のなかでと決めていたのです~♪

豊富に揃うグラスワインセレクションから、
まずアペリティフにと
WachauのRiesling Sekt(スパークリング)を。

メインは、Wienerschnitzel。
オーストリアといえばの、豚肉を叩いたカツレツです。

実は、乗船した瞬間に、
キッチンから叩いてる音が聞こえていたの!

船上と思えない揚げたてシュニッツェル、おいしかったです。

デザートには、
Marillen-Palatschnke

食べたかったパラチンケ!
ヴァッハウ名産のアプリコットのクレープです。

もちろん合わせるのはコーヒーでなく、
Riesling Federspiel Terassen ,Domine Wachau

アプリコットの香りであわせる、
ここだけのスペシャルなマリアージュ

ワインも2杯飲んで、ぜんぶで24€でした。

のーんびりランチをしている間に
船は、ワイン畑を望むドナウ川を下ってゆきます。

2時間弱で、Kremsの街へ到着です。


Krems

ニーデルエストライヒ州きってのワイン産地で、
名前だけはテストのときに覚えたのやけど。

こんなすてきなところやったとは!

そして、割と衝撃的やった壁のペイント。

「考えることにはたくさん時間を割くくせに、
実際に感じる時間はとても短いでしょ(わたしの解釈)」

けっこう、はっ!としました。
なんだかわたし、人生もったいないことしてるかもなと。

約1時間の散策を終え、
ワインは朝から散々飲んだので、ワイナリー訪問は次回のお楽しみに
電車で一路、ウィーンへ戻ります。


Back to Wien

夕方ウィーンに戻って、最後のショッピングへ。

◆Julius Meinl am Graben
http://www.meinlamgraben.at/

ウィーンのコーヒーといえばの、ユリウス・マインル。

2フロアに渡って、山ほどの輸入食材が揃っていて楽しいけれど
お値段もかなりお高いかんじ。

奥にはワインバーも併設されています。

ここでしか買えないという、とっておきのコーヒー豆だけは
ハンドドリップ用にとひいてもらって買いました。

普段飲まないインスタントもあったけど、
ここのなら美味しそう!


そしてそして、今日こそはと
楽しみにしていたコーヒータイム。

◆DEMEL
http://www.demel.at/frames/index_wien_kaffeehaus.htm

パッケージがかわゆすぎて大好きなDEMELの本店!

目移りするほどいろんなケーキが並ぶなか
厳選のひとつを選び、コーヒーカウンターへ。

Truffeltorte
ダークチョコレートケーキを注文。

デメルと言えばもちろんザッハトルテが有名やけれど、
前ザッハーで食べたのが甘すぎたので…
わたしはこちらのほうが好きでした(*^^*)

カウンターで頼んだのは、
Einspannerと呼ばれるコーヒー。

エスプレッソに生クリームをのせたもので、
いわゆる「ウィーナーコーヒー」のイメージを濃ゆくしたかんじ。

なんてしあわせな時間。

隣のブティックにも立ち寄ると
日本で見たことないかわゆしなパッケージのもたくさん!


でもほとんどチョコレートで、買えんかった。
日本はすっかり夏やもんね。

さすが、王女シシィに愛されたお店だけあって、
ホーフブルク王宮を間近に見るスペシャルなロケーションでした(*^^*)

そして、こちらにも。

◆The Vienna Store
http://www.theviennastore.at/

オーストリアでデザインされたものなど、
そうきたかー!というような、おもしろいデザインの雑貨がたくさん。

荷物が増えてきたので、一度ホテルへ戻り
酔っぱらってもいいようにパッキングをしてから(笑)、
ふたたび晩御飯へお出かけします。

今日は飲む気まんまん!で
もう1度オーストリアワインの復習&なにか勉強にと
見つけていたワインショップへ。

◆Vinothek W-Einkehr
http://www.w-einkehr.at/

やばー!骨をうずめたいような空間ー!!

ワインバーでもあるようで、
みんな思い思いに、ワインとの時間を楽しんでいる。

根っからワインがすきそうなオーナーがとても温かく迎えてくれて
1本だけワイン買ってかえりたいの!
Gruner Veltlinerのびっくり美味しいやつか、
Blaufrankichの特別におすすめのがいいな。
なんなら買う前に飲ませてー♪と言うと、
これはどう?といくつかテイスティングさせてくれて。

そのなかでひとつ、
びーーーーっくり美味しくて
飲んだこともないような、樽熟成のGruner Veltlinerが。

あぁもう絶対これ、そうでしょ、そうよね、と。

ちゃんと払うから、おいしい赤も飲ませとお願いすると
Riojaを感じさせるようなBlaufrankichを出してくれて。

後から支払おうとすると、いいよご馳走しとく!と
なんとオーナーが、飲んだワインすべてご馳走してくれました(笑)

もう、ほんとうに!
ありがとう。大好きよ!

カナダ人のご夫婦とも仲良くなったのですが
カナダのワインもおいしいのたくさんあるでしょ?と聞くと
カナダのワインはまだ始まったばかりでクオリティが安定してなくて
今の流行りは赤のポルトガルワインよ、と教えてくれました。
こういう楽しい出会いが、旅の一番の醍醐味かも。

そして、晩御飯の時間になったので、
また今日も思い立って、ついさっき
ホテルから予約を入れてもらったレストランへ。

◆Loca
http://www.bettereatbetter.com/

ちょうど2ヶ月前に、大切な友人の新婚旅行を手配していて。

最終日のウィーンのレストランを探して、
すてきー!と思って
独断と偏見で予約したところがここだったのです。

わたしも行きたいー♪と思っていたのを思いだし、
ひとり旅のディナーちょっと贅沢やけど
最終日やし、いまユーロ高やし(笑)、
えいやっ!と行ってみることに。

ここも、できるだけ0kmのオーガニック食材を使用し、
環境にも体にも心にも配慮した
ダンオーストリアンキュイジーヌを食べさせてくれるところ。

頼んだのは、6皿で46€のシェフお任せコース。
メニュー言おうか?というから、
Non! なんでも食べるから、楽しみにしてるねと。

アペリティフにどうぞと、
ローズとベルガモット、フレッシュライムのドリンク

1皿目は、
鮪のアボガド&アプリコットソース

2皿目
子牛の温かいマリネ アスパラと茸のソテー

クリームチーズのソースが繋ぎに使われていて
永遠に食べていられるぐらい、おいしい。

なにか合う白ワインをというと、
Wachau, OSTERREICHの
Gruner veltliner federspiel 2014

3皿目
オーストリアらしく
ストロベリーで仕立てたというガスパチョ

4皿目
Pike(カマス)とパプリカのスウィートマリネ 羊のミルクソース

今度は赤ワインでおすすめを、とお願いすると
まさかのPinot Noir

もちろんオーストリアのもので、
Thermenregionというところのだそう。
様々なベリーが詰まり、エレガントでとても美味しい。

5皿目
Guinea fowl(ほろほろ鳥)とポルチーニ茸、グリーンピースのムース

グリルしたポルチーニが、フレッシュでおいしすぎる!!!

さいごの6皿目はデザート。
ベリーのクスクスと、クリームチーズのムース

これはやばい、すきすぎる。しかもヘルシーやん。
日本でも再現できるかしら。

このコースで46€は、正直とーってもお得やとおもう。
わたしははなからポーション小さめでとお願いしたので、
標準はもっとボリューミーやと思います。

オーストリアに来たら絶対再訪したい(*´∀`)

帰り際、急に打ち上がった花火もうれしくて。

しあわせな夜と、しあわせな旅のヨーロッパ編は
いったんこれで終了。

でもこれからまた、日本編が始まる。
きっとすてきなことがたくさん起こるのやろうな。
とっても楽しみ!

さぁ、帰りましょう。
ここで出会えたひとへの、たくさんのありがとうを連れて。

Last Distination to Wien

夜行列車の旅は快適そのもので
寝ておきたらもう、定刻どおりにそこはウィーンでした。


Wien

ウィーン着いたとたん、寒すぎてびびるーっ!

昨日なんて汗かきすぎて
今日ももちろん半袖きる気満々やったのやけど
大慌てでヒートテックを着込み、
もう使うことはないと思ってたウルトラライトダウンを。

荷物だけ置かせてもらい、
雨の降るなか街歩きにでかけます。

すぐ隣のNaschmarktの1角で、まずは朝ごはん。



Melange? Tea?と聞かれて
Melangeってなにやわからんけど、それー!ってゆったら
カプチーノみたいなかんじでした。

これに、クロワッサンとロールパンが2つ、卵がつくのが
「スモールサイズ」のウィーナーブレクファスト、6.5€。

みんないったいどんな食べるのや。

旧市街の方まで歩いていきます。


雨のウィーンもわるくないなぁ。

モーツァルト銅像の前には
花で彩られた美しい音符のマーク。

自然史博物館、美術史博物館のある
マリア・テレジア広場や

お向かいのブルク門を抜けると

Neue Burg(新王宮)がそびえ立つ。

そして、ここから旧市街をぐるりとまわるトラムに乗ります。

1番のトラムに乗ると、
観光バスさながらに旧市街見所をぐるりと回ってくれるの(^^)
時計回りにまわるならば、おすすめは
見逃せない建物がたくさんならぶ進行方向左側♪

国会議事堂に

市庁舎

ウィーン大学

ヴォティーフ教会。

すべて左側ーっ!

途中で降りててくてく歩き、
ワーグナーの作品のひとつ、郵便貯金庫へ。

今も実務が行われているようで、
アルミニウムとガラスでできた天井やモダンな内装は、
どこかドイツ風の機能的な印象。

ここの奥に続く美術館との境目にある
ちいさなミュージアムショップがとてもよくて!
アップサイクルのお洒落な作品などが、びっくりお安く並んでいました。

ウィーンならではの美しい小路を通り抜け

たどり着いたのは、シュテファン寺院。


かりかりと来たなぁ、なつかしいー。

寺院の広場には、わたしがとても好きで
退職の挨拶時にもみなさんに配ったあのオーストリアのお菓子やさんが。

◆Manner
http://www.manner.com/de

見たことないフレーバーもたくさん!
どうしよう、ぜんぶたべたいーっっ


そして、また気になっていたレストランへ
すこし早めのランチに訪れます。

◆Labstelle
http://www.labstelle.at/

地産地消を大切にする、モダンスローフードキュイジーヌ

夜はお高いようなのですが、
日替わりのランチセットは Starter+Mainで13.5€とお得。

グラスワインで、
Gruner Veltliner Wagram 2015を。

ワインに飢えていたのもあってか、とってもおいしいーっ!!
果実味たっぷりで、爽やかなのに濃厚。
オーストリアワイン、じつはかなり好きなのです♪

郷に入れば郷に従えなので、
ポーランドではずっとビールやったもんね。
それはそれで楽しかったけれど、
やっぱりまたワインライフに戻れてうれしい(^^)

今日のStarterは
Mixed leaf salad with melon & prosciutto

お野菜がとってもフレッシュ。
プロシュートもなんと、
ここオーストリアのWeinviertelのものなんやって。

Mainは、
Roast beef with spring onion puree & carrots
ローストビーフ 葱のポテトピューレとキャロット

ほんまは豚の煮込みやったのが、まだ用意できてなくて
ローストビーフでいい?ってゆわれていいよってゆったのやけど、
やわらかさ満点で、とてもとてもジューシーで
ローストビーフ史上、最強においしかったぁー!!

そしてホテルへ戻り、チェックイン。

◆Hotel Saint SHERMIN
http://www.shermin.at/en/hotel/zimmer

2泊お世話になるのは、
Karlsplatzのほんのそばにある便利な立地のブティックホテルで、
ウィーンにありながら、なぜかコンセプトは「Champagne」。

全然そんな、高いホテルじゃないのに
部屋めちゃひろー!光りもたっぷり入ってすてき。

しかもしかもなんと、
ウェルカムシャンパーニュまでっ。

お昼から2杯も飲んだら、さすがに眠くなっちゃった。


ちょこっとお昼寝したあとは、
どこへ行こうかと、7区のNeubau地区を散策に。

ここは若者向けのパブやギャラリー、アクセサリー工房などが並ぶ、
キッチュでなかなかに面白いエリアなようで。

楽しいお店をたーくさん見つけて
ついつい長居してしまったよーっ!

◆Thomas heinrich(URL不明)

蚤の市をそのままお店にしたような、
山盛りのボタンやパーツが雑多にならぶショップ。


寡黙すぎるオーナーにびびりながら値段を聞くと、これまた蚤の市プライス!
アンティークのイヤリングで5€でした。
勇気を出して入ってみることをおすすめします!(笑)

◆SCHAF-ZIEGEN
https://wien.lko.at/?+Schafe-Ziegen+&id=2500,,1594329

ビオ食材や化粧品、洗剤などを扱うショップ。


お姉さんがとってもキュート!で、
持ち歩きに便利な染み抜きや、
お豆腐でできたソーセージを買いました。

Spittleberg gasseという通りが特に、
かわいいお店やギャラリーがくさんありました(^^)

そしてまた、てくてくと。

◆CASA MEXICO
https://www.casamexico.at/

なぜオーストリアでメキシコ?!やけれど、
こういう南米の専門店って、日本にはなかなかないから面白い。

サルサハバネロを試食させてもらったら、
急に体がぽかぽか、そっこウルトラダウン脱いだ!(笑)

寒い日におすすめw

そして見つけてしまった、とっても素敵なショコラティエ

◆SCHOKOV
http://www.schokov.com/

お兄さんが手づくりするプラリネたちは、
どれも美しくて本当にスペシャル。

試食させてもらうととてもおいしくて、小さなボックスをお土産に。
ウィーンでチョコかうならここかも!
とってもすてきなお店でした。

◆Wedding Avenue
http://www.weddingavenue.at/

ウェディング用のペーパーアイテムの専門店。
木製のケーキトッパーなどが、はんぱなくかわいかった!!

もうちょっとお安かったらなぁ、
あのこにもこのこにも買いたかったのに(*^^*)

隣にも、絶対ぜったいにおいしそう(勝手にw)な
ちいさなオーガニックのブーランジェリー

◆Gragger & Cie
http://www.gragger-cie.at/

◆EIS EIS baby
http://www.meinbezirk.at/land-wien/lokales/eis-eis-baby-m8681444,1360059.html

フェルトや布でハンドメイドした、
子ども用のおもちゃやアクセサリーを売るお店。

◆S/GHT
http://www.sight.at/

女性オーナーの洗練されたセレクトショップ
上質な素材のおしゃれな服たちがたくさんでした。

◆ZERUM
http://www.zerum.at/

トルコやギリシャで育てたオーガニックコットンを使って
自社デザインの洋服や鞄を作るブランドなのだとか。


Made in Austriaの他に、ドイツやフランス
お値段もお手ごろで、ほしいものだらけやったー!

◆GESCHIRR NIESSNER
http://www.geschirr-niessner.at/

オーストリアといえばのRIEDELや、
RIESSのホーローウェアをたくさん取り扱っていて。


街中よりもお安かったです(*^^*)

◆Kauf Dich Glucklich
http://www.kaufdichgluecklich-shop.de/unsere-laeden

フランスやデンマークなどのヨーロッパ中からセレクトした
かわいくて日本人でも着やすそうな服や雑貨が2floorにもわたって!


テイスト的にはCOSみたいなかんじかな。
セールもしてて、やばかったー。また欲しいものだらけやったー。

◆PARK
http://www.park.co.at/

SacaiやACNEなどのハイブランドを主に扱うコンセプトストア。
でも、平気でセールで40%offとか。
メンズものもたくさんありました。

あかんわ!このエリア。
全然前に進まんわ、散財しまくるわ
きょろきょろしすぎて車にひかれそうになるわ。

危険です、おすすめできません。
またこよう(笑)

                        • -

ウィーンらしく、
クラシックなカフェでお茶でもとおもっていたのに
気づけばもう晩御飯でもよい時間。

もはや旧市街にあんまり興味はないし、
地下鉄でドナウ川を北に超え、2区のカルメリータ地区へ。

市中のホリイゲ(ワイン居酒屋)に挑戦ですっ♪

◆Schank zum Reichsapfel
http://zumreichsapfel.at/

カジュアルな店内は、そのほとんどが予約席。

頼んだのは、
Gekochte Bauernkrainer mit Senf,
Kren, Saurem & Bauernbrot
ファームハウスソーセージ
マスタードとラディッシュ&ピクルス添え

ボイルしたソーセージが、ジューシーっっ。6.9€。

これに、お昼と産地違いのワイン
Gruner Veltliner DAC 2015, Weinriederを。
気軽で楽しい晩御飯でした(о´∀`о)


そしてまたホテルへ戻り、すこしおめかししたら、
お昼に思い立ってチケットを買ってしまった
ウィーン・フィルハーモニーのモーツァルトコンサートに!

クラシックとか眠いよな、ぜったい寝そう…と思いながらも
でも一応は吹奏楽部やったしな、
本場のウィーン来て、今日たまたまやってて、
しかも月曜日でチケットもうっかり余ってて買えて…

よし行こう!
行かなきゃちゃんとおすすめもできやんし!
と心に決め、一番お安かった49€の席を購入。

劇場自体はそんなに広くないので
2階席でも十分に楽しめます♪

さすがの迫力と、テクニック、歌の素晴らしいこと!!
そういえば、のだめカンタービレもウィーンが舞台になってたっけ。

バイオリニストさん含めもうみんな、全身で音楽を表現していて
弓の動きが激しく、でもぴったり合っていて
時たまダンスのショーを見ているかのような気分にも。

奏者さんみんな、なぜかモーツァルトのコスプレやったけれど
もうね、そんなことしなくていいと思う。
音だけでじゅうぶんに素晴らしいから。

ひとつだけ残念やったのは、
バスで乗り付けていた団体ツアー客のマナーの悪さ。
落ち着きない、聞いてない、音立てる、席移動しまくる…

でも演奏はほんとうに、すごかったです。
思い立ちばんざーいっ(*^o^)/\(^-^*)

そして、ホテルの下にあった地元のおじさんたちが集うバーで
赤ワインを1杯ひっかけ、帰ったのでした。

ラスト、もう1日ーっ!

わたし、でいられること

今朝は、昨日買ってきたパンやお総菜で朝ごはん。

赤カブのチーズや飲むヨーグルトもどき…
いろいろ試してみたけれど、
パプリカ入りの大豆スプレッドと、パケ買いした
ニシンとカシスの酢漬けがおいしかったぁーっ♪

そして、今日は日曜日。
めーーーっちゃ楽しみにしていた、
Hala Targowaのフリーマーケットへ!

広場にたどり着くと、すごい人とストールの数。

洗練されたパリの蚤の市とかとは全然ちがって
不要なもの、を売りにきている市民のひとがめちゃ多いみたい(^^)
わたしはもちろん、そのほうがとっても嬉しくて、
値段も高いプロのストールは素通り。

おばぁちゃんが昔つけていたらしいイヤリング(10zl:約280円)だったり、
自分で縫ったのというエコバッグ(5zl:約140円)を買い。

そしていちばんテンションがあがったのが、
中央部分にたくさんあった古本屋台。

ラッピングにも使えそうな
色とりどりの古い地図やかわいい本がたくさん!!!


本なども、どれもひとつ1~2zl(約30~60円)ぐらいとお安くて
あぁこれも、これも!と買い込んでしまいました。

そして、買いそびれていたお土産のポーリッシュポタリーを、
Chimeaにポスターが貼ってあったお店を目掛けて買いに行きます。

◆kobalt | pottery & more
https://www.facebook.com/kobalt.pottery/


かわいいー!けれど、
このてのモダンなポタリーは正直、高いです。
よっぽど気に入ったものや大物でなければ、日本で買ったほうがよいかも~。

そしてそして、ランチをテイクアウトするため
カジミエシュのベーグルやさんへ。

◆Bagelmama
http://www.bagelmama.com

ポーランドからNYに渡ったベーグルですが、
NYから逆輸入するような形で、アメリカ人とポーランド人の
若いカップルが始めたベーグルやさんなのやとか。

おいしそうなベーグルサンドが15種ぐらいあり
ベーグル生地も、プレーンやセサミ、黒ゴマ、
オニオン、ガーリック、シナモンレーズンなどから好きなものを選べます♪

わたしは今週のおすすめという
Plastry piersi z kurczaka
スモークチキンとバジル、サンドライトマトのものを。

後に参加するツアーのバスのなかでいただきました。

おいしかったです(^^)

                        • -

今日参加するツアーは、
わたしがクラクフを訪れようと決めたもうひとつの理由。

クラクフから西へ約30km、
1時間とすこしでOświęcim(オシフィエンチム)という街へ。

ここにあるのが、かのナチス時代の負の遺産といわれる
アウシュビッツ収容所です。

たしか小学生の広島修学旅行前後に
パパから「アンネの家」の本を渡され、
同時に世界で起きていた出来事に
とても衝撃を受けたのを今でも覚えている。

アンネと同じ年ごろだったせいか、他人事と思えなくて
以来、事あるたびに思い出しては手を伸ばしていたのやけれど。

アンネの家には7年ほど前にパパと。
そしてアウシュビッツへ、20年の時を経てやっとやっとの訪問です。

アウシュビッツには2つの収容所があり、
まず始めに向かったのは、小さい方の"Muzeum AuschwitzⅠ"。

ここでは、アウシュビッツに運ばれた人の数や国籍、
その後に強いられた運命や生活について写真とガイドで学びます。

始めに訪れたBlock No.15では
概要と、主に到着後すぐにガス室に送られた人々について。

その際に使われたガスの缶たち。

隣のBlockには
殺されたひとたちから奪った持ちものの数々。

食器類に、8万足の靴たち。

義足だけでもこんなにも。

ここにあったものはみんな、
新しい生活地域を与えるからと言われ
信じて持ってきた宝飾品や貴重品、日用品たちです。

Block No.6では
ここで働き、生きていたひとたちの生活の様子が。
食糧の少なさはさることながら、
人体実験にかけられた女性たちの写真も。

Block No.11では
収容されていた人が寝泊まりしていた部屋などが。

そしてその建物の外庭には、銃殺に使われた"死の壁"。

生きていても、人は番号に変わり
体の自由を奪われ、人権を奪われ、アイデンティを奪われる。

そして、殺す理由を探される。

そして、ガス室と焼却室へも。

すべての建物を見終えた瞬間、参加者が一斉に、安堵のため息をつく。
ここはそういう場所なのかもしれない。

とはいえまだツアーの途中。
再度バスに乗り込み、
ここから約5km離れた場所にある
Auschwitz Birkenau(アウシュビッツ・ビルケナウ)へ移動します。

ビルケナウは、先ほどのアウシュビッツⅠと比較し
25倍もの大きさがある巨大な収容所。

収容人数が増え、あちらが手狭になったため作られた場所で
生活環境などはより簡素で悲惨なものだったようで。

"死の門"をくぐると、

遠くは200km、ヨーロッパ中から人々が運ばれてくる
鉄道の停留場所を中心として
高圧電流のフェンスで囲まれた広大な土地に、
ただただ同じ形の倉庫のような建物が建ち並ぶ。

この1台のちいさな貨車に、70人もの人々が
何日も食糧や水すら与えられず詰め込まれ、
たどり着いたころには、命がないひともとても多かったのだとか。

着いた瞬間に、生きている人は
「女性と男性」「ナチスにとって役立つひと、役立たないひと」に分けられ
役に立たないと判断された人は、シャワーを浴びるといわれ
そのままガス室へ送られました。

ナチスの証拠隠滅によって壊されたガス室


1度に1000~2000人を収容できるものが、5つもあったそう。

そして、最後は収容室のなかへ。

ここは、不要と判断された女性が食べ物もなにも与えられず、
ただ何日もガス室に送られるのを待つ部屋。

このツアーでは、目を背けたくなるような、
吐き気がするような場面が何度もあった。

これは、人間が、同じ人間に対してしていたこと。

実際に銃を手にしていたひとだって、
そんなことをしたかったために生まれてきたわけじゃないと思う。

何が正しくて、何が間違っているのか。
人の命の価値なんて、どうやったら計れるのか。

原爆資料館も相当に目を背けたくなるものだけれど、
ここアウシュビッツは、"人の心"から目を背けたくなる場所だった。

ツアーは所要約7時間、155zl(約4300円)。

来ない、という選択肢もあると思う。
でもわたしは、来てよかった。

                        • -

Back to Krakow

クラクフに戻ったのは、夜の20:00すこし前。

ポーランドの最後のディナーは、
ごはんを食べれるしあわせを噛みしめながらこちらへ。

◆Restauracja Polakowski
http://www.polakowski.com.pl

ポーランドの伝統料理をおやすく食べさせてくれる
セルフサービスの食堂のようなところで、
クラクフ市内に5店舗ほどを展開しています。

頼んだのは、食べそびれていた
Zurek z jajkiem, kielbasa(6.6zl:約180円)
ポーランドの伝統料理で、
ベーコンや卵の入ったライ麦を発酵させた温かいスープ

ライ麦のスープってどんなん?!
って思ってたけど、
クリーミー&すこしサワーで、めちゃくせになるー!おいしい(*^^*)

メインは、
Bigos hultajski(10zl:約270円)
ソーセージやキャベツ、木耳をトマトソースで煮込んだ
同じくポーランドの伝統料理。

こ…これもおいしい。ぺろりたべちゃう。

ホームメイドのラズベリージュースも頼んで、
なんとなんと、たったの19.9zl(約540円)!

あぁもう、おなかいっぱいすぎる~。
美味しくて、とってもお得なあたたかいディナーでした。

ホテルに荷物をピックアップしに戻り、トラムで駅へ。

今夜は夜行列車でウィーンへ向かいます。

次が、この旅さいごの目的地。
どうかまたすばらしい出会いがありますように。

Salt & Vegetable

土曜日の朝7:00。
Plac Nowyのマーケットへおさんぽ。

広場のなかのちいさなマーケットで
値ごろ感こそあんまりないけれど、
ユダヤ地区だけあって、見たことないようなものもたくさん並びます。

おもしろいーっ!

そして昨日前を通って気になっていたレストランが、
毎朝とてもおいしい朝食ビュッフェをしていると聞いたので
楽しみに行ってみます(*^^*)

◆Kolanko No 6
http://www.kolanko.net/

すごいすごいっ!豪華ーっっ!
ハムや卵料理、お野菜も朝からたっぷりとれてうれしいっ。

奥に進むと、空を望むガーデンスペース。

最高の朝ごはんやぁ(*´∀`)


じぶんでゆうのもなんやけど、なんて鼻がきくのやろう(笑)
のんびり美味しい朝ごはんビュッフェは、22zl(約600円)でした。


そして今日は、ずっと行ってみたかった世界遺産の巨大な地下岩塩、
"ヴィエリチカ岩塩坑"がクラクフから目と鼻の先やというので
ホステルから英語ガイド付のツアーを申し込んでもらい、お出かけします(^^)

ミニバスで30分たらずで到着です。
こんなうっかりと来れるなんて!


《 Kopalnia Soli „Wieliczka” 》

ヴィエリチカ岩塩坑

約700年前~ヴィエリチカの街の地下に彫られはじめた塩坑で、
全長はなんとなんと、300km!!!!

いまツアーで訪問できるのは、たった1%というけれど
それでも3km。すごっ。

2時間に渡るツアーの始まりは、
階段で64m地下まで下るところから。


リアルセンターオブジアースな気分。

そして、床も壁もぜーんぶ塩でできた通路を歩いていくと、

これまた塩でできた彫刻などが並ぶ部屋に出て。

通路、小部屋、通路、小部屋を繰り返し
更に地下2階の、90m地点へと下ってゆきます。

ここヴィエリチカは、紀元前から塩湖から塩を生産していたけれど
その塩湖がなくなり、人々は地下を堀始めたのだとか。

当時は、樽サイズの塩の塊ひとつ(約600kg)で
ひとつの村と市民が買えるほど、塩が高級品だったようで、
塩を求めて、多いときは10,000人も働いていたらしい。

危険な仕事を象徴するかのように作られた地下チャペルをくぐり

ここで、ここから先写真を撮るための10zlを支払います。

するとその先にあったのが、
観光のメインとなるホール(教会)。

いちばん大きなシャンデリアは
2800個の塩のクリスタルから造られている。

そして、何よりすごいのは
壁(もちろん塩の)に彫られた芸術的な彫刻や絵画の数々が、
アーティストではなく坑夫たちによって彫られたものであるということ。


このホールでは、現在は結婚式やコンサートも行われているそう。
神秘的なのやろうなぁ(^^)

すこし進み、地下塩湖や天井の高いエリアを通り。

20世紀になってから、唯一ツアリストのために
ダイナマイトで掘られたという巨大な湖のある空間で
しばし光とショパンの音楽のショーがあり。

更に下り、130m地点にあったのは
リアルインディージョーンズな世界っっ。


昔はここでボートに乗れたみたいなのやけど、
転覆事故があり、今はクローズ。
塩度が高すぎて一度水際に落ちたら誰も助けられないし、
泳いで上がってくることも不可能なのやとか。

そして更に下り、地下135mの-3階部分、
お土産物やさんやカフェ、レストランのあるエリアに出ると
ツアーはもう終盤。

お土産の塩は、この更に地下で現在採られているものだそうで
お値段は、4zl(約100円)~
大きなミルに入っても22zl(約600円)と割合お手ごろ。

バスソルトや化粧品もたくさんありました。

さらに奥には、プレイエリア、フードコートやや2次会会場まで。

帰りはエレベーターでびゅーんとね。

外がまぶし〜い。

とてもとても不思議で、特別な体験でした。

ツアーは、大抵のホテルが斡旋もしてくれ、
ホテル近くまで送り迎えしてくれて150zl(約4200円)。
エントランスフィーだけでも84zlやったので、ツアーは割とお得かも♪


Back to Krakow

そして、14時前にクラクフに戻ってきて
閉店ぎりぎりにどうしても行きたかったお店に駆け込むっ。

◆Galeria Plakatu
http://www.cracowpostergallery.com/

ポスターデザインのユニークさで世界的に有名なポーランド
そのポーランドのポスター&ポストカードのみを
なんと約2000種も扱っているお店なのです。

テキスタイルや風景、シネマ、動物…とカテゴライズされた中から
お気に入りを探します。たのしいっ♪

ポスターはでっかすぎたてので、
テキスタイルのポストカード(1枚3zl:約80円)をいくつか買いました。

そしてそして、
そういえばお昼まだ食べてなかったなぁ
そういえば昨日、あれ食べそびれたなぁ!と

近くやったので、昨日と同じChimeraのサラダバーへ。

同じ店に舞い戻ってでも食べたかった
Chlodnik:赤カブの冷製スープ

昨日気になりつつ頼まへんだら、
帰ってから、この料理は夏限定のもので
どこのお店でも出しているわけではないということを知ったのです!

サワークリームが入ってるのかな、
さっぱりととても美味しかった。
ごちそうさまでした。

そして、明日のウィーン行きの夜行列車のチケットを受取りに郵便局へ。

国鉄のwebサイトでチケットを購入したところ、
「駅の隣の郵便局に配達したから、パスポートを持って取りに来て」と。
すごい妙なシステムー!
でも無事に届いていて、受けとれました。

ちなみにこの郵便局は、年中無休の24時間営業。

スペインから来た反動もあるのかもやけど、
ポーランドは、日曜日も含め毎日営業しているお店がほとんどで
みんな真面目でとっても働きものな印象。
レストランも一応の閉店時間はあるものの、
最後のお客さんが帰るまで何も言わず開けていてくれるとこも多いのやって。

街を歩いていても「平和」を感じるほど治安も安定していて、
ほんとうに、居心地のよい街です。

トラムでホテルへ戻り、休憩してから
カジミエシュ地区で行き残していたところへ(^^)

◆Muzeum Etnograficzne im.
http://etnomuzeum.eu/

ダンにリノベーションされた、ポーランドの民芸博物館です。

かわいいドアちゃん。

ザリピエ村のペインティングから、

建築や陶器、工芸品に関すること。

不思議な楽器たちや

思わず、かわいいっ!と叫んでしまった
木製の細かいこまかい染め型。

クリスマスのデコレーションに

ほっこりかわいい木彫の人形たち。

何時間でも見てられそうな
手書きのイースターエッグの数々っ!


やばい、かわいすぎる。たまらない。

3階には、切り絵や油絵など
どれもこれも壁に飾りたいぐらいかわいいものばかり。

宗教彫刻も、ポーリッシュならこうなるのね。
しんせーん!

ミュージアムショップも、
こじんまりながめーちゃかわいくって!


雑貨好きにはたまらない博物館でした。

そしてそして、クラクフで1番人気という
パンやさんへ朝ごはんの調達に。

◆Piekarnia Mojego Taty
http://www.piekarniamojegotaty.pl/

いちばん人気という
Chleb Szarpany
ライ麦パン(ハーフで3.75zl:約100円)と、

Obwarzanki
黒ゴマのプレッツェル(1.2zl:約30円)を購入。

書いたてをちょびっとつまみ食いしてみると、
ライ麦パンは中がずっしり詰まってて
ややサワーでとってもおいしくて。
プレッツェルは、ややぱさぱさ(;_;)

でもでもやっぱり、初日の夜に食べたソーセージについてた
炭焼きパンに勝るパンはないなぁ~。

そしてそして、今夜の晩御飯に。

◆momo vegetarian bar
http://www.local-life.com/krakow/restaurants/216-momo

ここはこの数年クラクフで話題になっているというベジタリアンバーで、
お肉や魚、卵、添加物、電子レンジを一切使わない
オーガニックな料理が人気なのだとか。

実は最近もっぱら
ベジタリアンやビーガン、グルテンフリーが気になっていて。

ワインを飲みまくる夜も良いけれど、
日本でも実践できる方法を探るべく
1人の海外ではできるだけこういうところに来たいなぁと思うのです。

ドリンクには、
自家製のジンジャーレモネード(5zl:約140円)

それから晩御飯にとビーガンクレープメニュより、
Nalesniki z burakami na winie
ビーツ&レーズンのワイン煮込み(12zl:約350円)を注文。

ソースは4種から選べ、1番人気やという木の実のものを。

電子レンジを使わないというからぜんぶ冷たい料理かとおもったら、
煮込みたて&クレープ焼きたてで
ほこほこおいしかった~(*^^*)

まだ19時すぎやし、なんやか体によいことした気分っ。
お味もおいしくて、大満足でした♪

そしてランドリーカフェに洗濯物を預けに行き

またカジミエシュに戻って今夜は夜カフェ

◆Cafe SATORI
http://www.satori-cafe.com/

すてきな空間で、
おいしいアイスコーヒーをいただいて大満足。

明日はもうひとつの、ポーランドに来た目的を果たすべく。

そして夜には、ウィーンに向けて
いよいよ大好きになったポーランドを出発します。

More you know, in Krakow

外に出るのが楽しみすぎて、早くに目が覚めた朝。
早々に朝食をさらっといただき、さっそく街の散策に*

3日間お世話になるカラフルでかわいいホステル。

◆Blueberry Hostel
http://blueberryhostel.com/

ほぼドミトリーですが、大人やので(笑)贅沢して
メゾネットタイプのダブルルーム、1泊4000円ぐらい。

そしてそして、るんるんと街へ♪
涼しいかとおもってたら、あーつー!!!!

旧市街のほうへ歩いていくと、
噂に聞いていたベーグル屋台が。

クラクフはなんと、ベーグル発祥の地みたいなのです。 
ここからNYに渡り、世界的に広がったのやとかで、
こんなかわいいブルーの屋台が町中にぽつりぽつり。

せっかくなので、ひとつ買い
穴から街をのぞいてみるっ(*^^*)◎

これはセサミのもの(1.5zl:約40円)。もちもちおいしかったです*

そして、ヴァヴェル城のほうへ。

ここはいったいどこーーー\(゜ロ\)(/ロ゜)/ーー?!
な、おとぎの国感っっっ


美しくてたまらない、ヴァヴエル大聖堂。
ほれぼれ。

歴代ポーランド国王のほとんどが
戴冠式をここで行い、死後もここに眠るそう。

中は撮影禁止でしたが、内部から挙がれる塔の部分には
国事の大切なときにつかれるという巨大な鐘楼がありました。

こちらはヴァヴエル城。


外観に比べて中は…正直そこまでの感動はなく。

もうひとつの独立した塔にも登り
いつまでも眺めていられる景観を堪能。

またてくてく、旧市街の中心部へ。

広場に出ると馬車がたくさん、列までなしていました。

広場の中央に立つのは、
The Cloth Hallとよばれる、織物会館。

内部はいわゆる、お土産ものやさんが立ち並んでいて
ポーリッシュポタリーやマトリョーシカ、チェスなどが売っています。

これは、手書きのイースターエッグ

かわいいーーーっ。

同じものでも値段がまちまち。
雑貨輸入のプロの名にかけて(笑)、散々みて
かわいい&高くない!と思ったストールの番号を3つ。

No.16★マトリョーシカや手作りの木箱ならここ。
No.22★イースターエッグならここ。
No.39★ポーリッシュポタリー、革のかわいい型押しスリッパならここ。

お気に入りの雑貨も買えてだいまんぞく♪
おなかがすいたので、この近くで気になっていたスポットでランチです。


◆Chimera
http://chimera.com.pl/

ここは、お野菜がたくさん食べられるレストランに併設した
セルフサービスのサラダバー。

温菜、冷菜それぞれたーくさん並ぶなか、
選ぶ品数で値段が変わってくるのですが
わたしは、4品で13zl(約380円)を選択。

どれを選んでもいいというので、
せっかくやから美味しそうに作り込まれた温菜3つと、本日のスープを注文。

1、Ryba w Sosie Greckim
お魚バーグと人参&大根のグリル
2、Broccoli Tart
ブロッコリーペーストとチーズのタルト
3、Leczo
野菜たっぷりスープ
4、Nalesniki z Serem
カッテージチーズのクレープ

レーズン&胡桃も入った温かいクレープで、ぜっぴんー!!

しかもしかも、いただいたのはこんなに素敵なガーデン。

自家製のアイスルイボスティー(5zl:140円程)も、
ベリーの果肉たっぷりで、甘くなくおいしいーっっ。
味も、どれもこれも間違いなくうんま~!!!

飲みものあわせても、500円ぐらいっ
おとくすぎるー!!!
ちなみに、パンはフリーです。

冷菜のサラダもめちゃくちゃおいしそうやったので
滞在中、もっかいぐらい来たいな。
ここはほんまに、激!!!!おすすめですっ。

お腹もみたされたので、気になっていたいくつかのショップを探しに。

◆Krakowski Kredens
http://www.krakowskikredens.pl/

高級食材屋さんのようで、
クラクフ名産のベリーソースやジュレクスープの素、
クランベリーレモネードなんておいしそうなものまで。


店構えもパッケージもめっっちゃかわいくて、きゅん。
ポーランド産のワインも置いてたので、いる間に飲んでみたいな。

◆MYDLARNIA
http://www.ufranciszka.pl/

ナチュラルなソープやボディーバター、コスメのショップ。
ロゴもかわいいし惹かれたのやけど、聞いたらイタリアやフランスのものが多くてなにも買わず。
ソープはここのものでした♪

◆ECO BEAUTY
https://m.facebook.com/ecobeauty.kosmetyki.naturalne/

アイセラム欲しかったのにな~と思ってたら、
数件となりにもかわいいコスメティックやさんを見つけ。

入ってみると、こちらはポーランドのものが多くて
パッケージもかわいいー!お値段もお手ごろ。

店員さんもやさしくて、とってもキュートやったので
いくつかおみやげを買ってしまいましたっ♪

◆Naturalny Sklepik. Błachut M.
https://m.facebook.com/NaturalnySklepik/

いまいちお洒落さに欠ける看板を目印にアーチをくぐると…

うってかわっての、グリーンたっぷりのすてき空間。

bio&オーガニックの食材やさんで、
店内に漂うのは、スパイスのよい香り。

パンや穀物、野菜などどれもおいしそうやったけれど
これはとてもポーリッシュよ、とお勧めしてもらった
飲むヨーグルト(厳密にはヨーグルトではないみたい、4.1zl)を買いました。

◆wyroby wlasne
http://www.sliwa.com.pl/

たくさんのパンやお菓子、いろーんな種類のワッフルなどが
どれもこれもおいしそうにショーケースに。

カフェ行きたかったし買わんかったけど、
地元の人がひっきりなしに来ていたし
香りも最高やったので、ぜったいおいしい。
お菓子テイクアウトしたくなったらここにこようっと♪

散策をつづけていると、とってもすてきなbookcafeを発見ー!

◆Massolit Books & Café
http://www.massolit.com/

アイスコーヒー(9zl:約250円)を頼むと、
シェイカーでとても美味しいものをつくってくれて。

レジ裏にもこんなすてきなカフェスペースがあるのやけど、

レジのカウンターを右に抜け、
Morebooksと書かれた方へ進んでみると…

さらにびっくりすてきすぎる空間ーっっ!

旅行や科学、戦争から同性愛にいたるまで、
カテゴライズされたさまざまな本がならぶので
楽しくて何時間でもいれてしまいそう。

どの本も英語で書かれているのもうれしくて、
わたしはPolandを知る、てきな本を手に取り読んでみることに。

この本によると、ポーランドの人々は正直でエコフレンドリー、
そしてホスピタリティーに溢れているのやとか。
たしかに、今日出会ってきたひとやお店もそうだった。

あとは…ウォッカは有名なわりに意外と飲まなくて、
ビールがメインでワインはほとんど飲まないとか。

よく食べる野菜は、キャベツやキュウリ、マッシュルーム。
穀物なら"kasza"、チーズならミルクとサワークリームで作られる"twarog"や、羊のスモーク"oscypek"。
サフランローズマリーなどのスパイスも多用するらしい。

現地で書物から現地を知る。おもしろーいっ(*´∀`)

そしてまた、地元のスーパーに行き
さっき学んだばっかりのものを買ってみます。

◆JUBILAT
http://www.inyourpocket.com/krakow/Jubilat_21639v

さっそく、twarogチーズ発見!

赤カブの入ったものを買ってみます。

ボルシチなどのスープもいろいろと♪

パッケージがやっぱり、かわいいねんもうー!!

荷物いっぱいでホテルへ戻り
しばし休憩ののち、またカジミエシュ地区へ。
日が明るいうちに散策したかったのです~(*^^*)

昨日はもうすっかり閉まっていたけれど、
ヴィンテージショップなど
おしゃーなお店がいっぱいありました!

テーブルがぜんぶ、アンティークのシンガーミシン。

こんなお店も見つけました♪

◆ASORTYMENT SHOP
https://m.facebook.com/asortymentshop/

洗練されたデザインのポーリッシュポタリーが並ぶお店。

◆Ciastkarnia
http://www.cukierniavanilla.pl/

油絵を外に飾る、テイクアウトのコーヒーショップ
ホームメイドのケーキやパンもたくさんあっておいしそうでした。

◆IDEA FIX
http://www.ideafix.pl/

クラクフの若手デザイナーのアクセサリーや服を扱うセレクトショップ

メンズものが多くて、ポーランドの物価を思うとかなり値は張るけど
それでも1点もののアーティストさんの服たちが
3,000円~10,000円ぐらいまでで買えるので、
おしゃれメンズにぜひおすすめしたいお店。


そしてそして、なにかもっと
「The・ポーランド!」なごはんが食べたいなーと探しまわり。
でも、いかにもーなお店は嫌やなぁと思っていたところ…

びびっ!ときてしまったお店があり、そちらへ。

◆BARFLY
http://barfly.com.pl/strona-glowna

ここは、Plac Nowyの1角という高立地にありながら
1日中ランチセットをやっているみたいで、
スープ+メインがそれぞれ4種から選べ、付け合わせもセットで
夜でもたったの15zl(約400円)という破格のレストラン。

しかもこのお洒落モダンなかんじで、
ポーランドの伝統料理まで選べるというなんともすんばらしいー!!

ドリンクはラズベリーの生ビールを。

選んだスープは、
Chlodnik z Ogorka
卵とキュウリ、ディルの冷静スープ

メインより、
Drobiowa watrobka z Cebulka
鶏のハツとオニオンをグリルしたもの。おいしいっ!

つけあわせのSurowki(ミックスサラダ)も同じプレートに。
白い、セロリのサワーサラダがおいしかった。

ポーランドといえばのピエロギも8種類ぐらい揃っていて
どれもおいしそうやったし、2種をミックスできると言われたので、
ぜんぶ量すくなくしてておねがいー!と、ピエロギも注文。
(スープもメインも全然すくなくないけどw)

きたー!やばー!ポーションでかー!!

コスパ良すぎて、もはやポーションの想像ができやん。。

Pierogi / z kapusta-grzybami i skwarkami
キャベツとガーリック、チーズのピエロギ

Pierogi / ze szpinakiem i serem
キノコとチーズのピエロギ

キャベツのがおいしすぎて
これ絶対餃子の皮で再現しようとおもったー!!

ビールもぜーんぶこみこみで、31zl(約850円)!!!!!
また名店を見つけてしまいました。
もうすっかりだいすき、ポーランド

盛りだくさんの1日にすっかり満足し、
めずらしく今夜ははやばやと帰宅。
今日買ったフランス旅行の本でも読もーっと(*´∀`)

街中に緑が溢れ、お花がたくさん咲くポーランド

すっかりこころが癒され、すんっばらしい1日になりました。